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船橋4、船橋9、船橋10、船橋11
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
水曜は4打数ノーヒット。今開催の浮きもだいぶ目減りしてしまった。
ブルーバードカップは3頭だけのJRA勢にきっちりワンツースリーをとられるという、非常に苦々しいスタート。佐賀ウルトラノホシの善戦は称えたいが、平和賞ワンツーや南関の準重賞好走馬が全く太刀打ちできなかった。この事実はやっぱり重たい。
JRA勢はダート馬の数に対して番組の選択肢が少ないからちゃんと2勝馬が集まり、対する南関勢は番組の選択肢が他にもあるから、一線級はニューイヤーCに流れたりする。この構図だとトライアルは本当の意味で馬場貸しですね。羽田盃や東京ダービーは話も多少変わるはずだが……。
嘆き節もほどほどに木曜予想。報知グランプリカップはいいメンバーが揃いましたね。
◎エキストラライト
3歳秋の船橋移籍以降、休み明けと2戦目の成績は8着、11着、5着、12着、11着、5着。厩舎側の意図なのかそういう馬なのかは分からないが、ともかく最低2回は使わないと仕上がらない模様。直近もまさにそうで、前々走が4か月弱の休み明け+17キロでの出走、前走はそこから4キロ絞れて少しだけ前進した。叩き3戦目でさらに上がってくれば。
◯モンレアーレ
2走前はスーリエドヴェールに屈したが、直近は6連続馬券圏内と安定感あり。前走はほぼ半年の休み明けながら2馬身半差の快勝だった。使った分の上積みは当然期待できるし、少頭数の大外枠なら展開面の心配も少ない。
◎フィティアンガ
道営の1200mで活躍した馬だが、船橋移籍後の3戦は追走すらおぼつかない感じ。マイルに延びるのはポジティブな材料。前走はシーサーペントが強すぎただけで、2着からは0.5秒差だった。降級のここならそろそろ足りていい。
◯シルバービスケッツ
次のレースでも登場する12月20日キタサンエルピス組は同日B3の勝ち時計より1.5秒も速い決着。3着以下が4馬身千切れるなか、この馬だけ強い相手に食い下がった。C1なら一枚上手。
◎ガーベランクイーン
安定して先行できる馬がいないメンバー構成。その気になればナリノヴァニーユが最も速いはずだが、落合を乗せたここ2戦全く行く気なしなのが引っかかる。
であれば内から出ムチ特攻のガーベランクイーンか。休養前に手賀沼特別でナリノヴァニーユやサンライズウルフといったメンバーを破っていることに加え、2走前は同日2つのB3と相似の時計で走破。前走はやや外有利な馬場でイン突きだった。初角までのポジション争いに勝てれば。
◯キタサンエルピス
前走時計1.43.2は同日B3のキャッスルシオンより2秒速いもの。ラスト13.2-12.8と加速してまとめた点も含め、ちょっと力が抜けている。馬群からの競馬もクリアしていて死角がない。
【予想の方向性】
内枠◇◇◆◇◇外枠
先行◇◆◇◇◇差し
キレ◇◆◇◇◇持続
明確な逃げ馬はいないが、極力揉まれたくないヒーローコールが最内枠なら出していく。そして川崎マイラーズとの時期的な兼ね合いもあってか、この距離にもかかわらずマイル質の馬がほぼいない。スロー寄りで先行有利の競馬に。馬場はほぼ内外差なし。
◎スワーヴアラミス
まずギガキングとの比較では短夜賞とフリオーソレジェンドCで連敗。ただしそれぞれアタマ差と0.1秒差であり、「ほぼ互角で逆転の目もある」が素直な解釈だろう。ズブさが目立ち始めたギガキングが後方から大外を力任せに追い上げるような競馬になれば展開利で負かす余地が十分ある。
それと、勝島王冠当日の大井は直線内に突入した馬たちがさっぱり伸びない馬場であった。そこからの上げで買いたい。
◯ヒーローコール
対古馬でどうかと思っていた浦和記念だが、3着テンカハルから0.4秒差なら健闘といえる水準。セイカメテオポリスに大きく先着した点で、南関重賞なら古馬に混じってもやれる手応えを得られた。全てが上手くいかなかったサンタアニタトロフィーを除くと、先着されたのはデビュー以来ほぼミックファイアと中央馬だけ。自分の競馬ができれば強い。
ギガキングは大井【0-0-0-7】からの船橋替わりでもちろん押し目なのだが、最近どんどんズブくなっているのが不安材料。勝島王冠は休み明けのせいもあったかもしれないが、出ムチまで打って8番手がやっとだった。前があまり飛ばしてくれない想定の中、イン前にいるライバル2騎に対して大外ぶん回し追い上げでは間に合わないと読む。人気を被るという前提も踏まえて下げた。
あまり穴目で香ばしい馬は見当たらないが、外目スム先なら真価を発揮するジョエル、対ヒーローコール2キロ差でイン3から尾行できそうなリベイクフルシティあたりが候補。
ロードレガリスは吉原さん乗れるのかな? 高知で騎乗変更してたそうだが。いずれにせよ、こちらはフリオーソレジェンドCも勝島王冠も上手く乗られた側で、あまり手を出す気がない。