大井7、大井9、大井10、大井11
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
木曜中央は9打数2安打でやや負け。◎ペプチドナイルがハピを後ろから差すなどのインタレスティングな的中もあったが、GⅠと勝負レース(中山最終)が当たらないとつらい。
いやもうねえ……。信じてもらえないと思いますが、前日19時に◎ボルザコフスキー、◯クルゼイロドスルで1回ブログ書いてるんですよ。「秋色Sがハイレベル戦かつドスローで、そこで後方追い込み届かず。マイルではスローに追い込んで現級2着のレースもあり、ここまで人気が落ちるならオイシイ」と。でもほら、「穴強攻ついついしちゃうけどやめよう」みたいな一文あったでしょう? あれでやめたんですよ。俺のバカバカ。オタンコナス。
2023年中央競馬は多分、成人以降の自己ワースト回収率だったと思う。これより下を叩くことはまあないはずなので、ぜひ来年もこのブログをご愛顧くださいませ。
まだまだ大レースはありますよ。東京大賞典を楽しみましょう。
【予想の前提】
明確な逃げ馬はいないがクラッチシュートやシャンボールあたりが候補か。あまりにも遅ければ前走マクりを決めているウィズフィリップも色気を出すはずで、スローとも決めつけられないのが難しい。ほとんどの馬が延長になるタフ馬場2000mなので、前が止まる方にベットかな。
◎ラスブリサス
転入初戦、後方から向正面ひとマクりでの6馬身差圧勝は力がズバ抜けていないとできない芸当。2戦目も圧勝したが、前走はいくらなんでも延々外を回りすぎ。あまり自発的に進んでいく感じでもないので、200mの距離延長は歓迎。逆にカイロメッセージって速い馬場のマイルでいい競馬をしてきて、今回休み明けで砂厚の変わった大井での400m延長。これがかなり疑わしいと思っている。オッズを分け合ってくれるならラスブリサスの単勝が美味しくなりそう。
【予想の前提】
道中はインでもいいが、直線は比較的外の伸びがいい馬場。少頭数の割にノットゥルノ、ドゥラエレーデ、ミックファイアの3頭がいてそこそこ流れそうなメンバーであり、シンプルに外差しが届く。あと地がかなりタフ。距離適性に余裕があるとなお心強い。
◎グロリアムンディ
タフな砂の2400mで行われたダイオライト記念が9馬身差の圧勝。中央の1800mだと若干忙しさを感じるが、タフ馬場の2000m以上なら現役トップクラスの走りができる。平安Sは残り1000mから12.3-12.2-12.9-13.0-13.5という早仕掛けの消耗戦、差しが恵まれる展開を、前受け早め先頭から押し切って2馬身半差勝ち。これもかなり強い競馬だった。チャンピオンズCはそもそも距離やコース形状も合わないが、初角で外めを回った上に不利を受けており、大敗はいいカムフラージュ。シンプルに競馬してくれれば。
◯ウシュバテソーロ
国内ダートでは7戦6勝。不良の中山で差しこぼしたレースを除いて負け知らず。ドバイWCはやや展開に恵まれた感もあったので過信はしたくないが、今回もハマりそうな構成で、連を外すケースは想定しにくい。
南関の3歳エース・ミックファイアだが、JDDで負かした相手はその後ミトノオーが浦和記念2着、オーロイプラータのカノープスS3着がある程度。常識的に考えればキングズソード、ウシュバテソーロの牙城を崩すのはかなり厳しいと思う。今期から1月に川崎記念がないというのもあってか、例年よりちょっとメンバーが厚い。
ただ、底を見せていないのもまた事実。結局はその「見えていない部分」のポテンシャルをどの程度評価するか、という話。これは過去走とにらめっこしても知りようがなく、予想というよりロマンの問題だと思う。
曲がりなりにも南関競馬を8年くらい見てきた人間の印象で言うと、3歳までに感じたポテンシャルが最も強烈だったのはミューチャリー。ただ、ミューチャリーは不器用な追い込みしかできなくて、レースは上手くなかった。ミックは脚力こそミューチャリーほどじゃないが、先行力があって競馬を組み立てやすいため、総合力では凌駕するかもしれない。今回の馬券的にオッズと見合うかはともかく、通用はするはずだし、ゆくゆくは古馬JpnⅠを勝つ馬になると見ています。ガンバレ。
【予想の前提】
道中はインでもいいが、直線は比較的外の伸びがいい馬場。逃げ馬の数は少ないものの、1200mで逃げ圧勝してきたリアリーホットがいてドスローは考えにくい。シュート発走の1400mだと外過ぎる枠も不利。中枠から外差しに回る馬が穴。
◎タイセイエルフィン
つる座特別では上がり36.8秒の突出した脚を使って今回再戦となるエンパイアブーケと0.1秒差、バジルフレイバーに先着した馬。2走前はイン突きからの直線不利、前走は負けたとはいえ0.1秒差までは来ている。引き続きハマり待ちだが、末脚の爆発力は確か。
◯リアリーホット
転入初戦の前走は同日B3をも0.9秒上回る衝撃的な勝ち。延長がいいとは別に思わないが、さすがに通過点。
【予想の前提】
直線は外の伸びが目立つ今の大井。内枠から①②③が主張し、外から⑪や⑬も参戦。中~外枠の差しが届く。
◎スコッチキルト
砂厚変更前からあまりキレないロンスパ型の差し馬で、マクり切るか上がりのかかる競馬になったときに顔を出してくるタイプだった。4走前レース上がり38秒台で届かず、3走前は同42.6秒で2着、2走前は同40.2秒で届かず、前走は同40.8秒で届かず。今の馬場なら41秒後半くらいはかかる展開が欲しい。割と、そうなりそうなメンバー構成に見えるが。
◯ボニファシオ
移籍初戦の1200mは距離不足の中でも追い込んで2着。前走は逃げ、向正面マクりに遭って一度控えながらも差し返す、味な競馬だった。あの形で崩れないなら展開不問。引き続き信頼。