9月29日の船橋競馬予想
日曜は8打数2安打で負け。個人的に◎サタデーサンライズの当たり馬券を締め切りで買い損ねる凡ミスもあり、なんといってもスプリンターズSが完敗だった。
まあ正直ね。あれだけ内有利が明確に見えていて、競り合いもなく隊列が決まってドスロー、そのまま行った行ったで終わっちゃうGⅠはちょっと寂しい。ペアポルックスは出遅れと接触で仕方ないし、ピューロマジックが控えたのはおそらく陣営のオーダーだろうけど。
ママコチャは前走少し行きたがったのが頭にあったか、消極的でイマイチだった。レース後コメントで「いいポジションで競馬ができた。結果だけが残念」と出ていたけど、そんなことないと思う。上がり32秒台でスパっと差せる馬ではないわけで、今日の流れと馬場からすれば全くいいポジションではなかった。全然「結果だけ残念」ではないでしょう。
気を取り直して今週は交流重賞2つが待つ船橋開催。「競馬ナイト+」10月号も明日公開予定でバリバリ執筆しています。今回は競馬予想というものについて色々語ってみました。まあタイムリーな話だと、このスプリンターズSみたいな決着は別に獲らなくていいと思っているんですよね。そのあたりの主張をしたためました。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆船橋9
【予想の方向性】
初日につき馬場は暫定的に内外フラットとしておく。逃げ馬がほぼおらず、1500mだとテンが心もとないリンガススウィートのハナか。番手もサンダーバローズとキープカミングくらい。スロー想定。前を狙う。
◎サンダーバローズ
デビューから【3-2-1-1】とほぼ崩れ知らず。唯一4着に敗れた3走前は半年の休み明けかつ内有利馬場で、1,2,3,5着は道中内ラチ沿いで立ち回った馬という決着。12番枠から外を回しての4着なら内容的には強かった。前走の勝ち時計1:43.7も同日B3より速い。休み明けでも。
◯ボールドチャー
転厩後を2つ叩いて開花し、直近4戦で3勝2着1回。前走は1日通じて逃げ馬がオール3着以内など前残りバイアスがあった日で、前後半52.3-51.4と決して展開的にも向いていないなかで鋭く差し切った。能力は高い。馬連で。
◆船橋10
【予想の方向性】
外目の枠からライヴキティ、ジョイフルロックが先行。900m戦を使われてきたピンクタオルチャンも絡んでいく。ややハイペース想定。差しに回せる馬を狙う。
◎バンボリーナ
典型的な砂被りNG馬。4走前と前走は馬群に揉まれて減速してしまい競馬にならなかった。ハイペース先行で0.1秒差だった2走前の内容から、B3でも能力自体は足りる。外枠替わりの今回が狙い目。
◯セイショウフジ
休養前はB3でコンスタントに差し好走。4走前に0.1秒差だったスマイルナウはその後B2でも上位争いができている。前走は見どころなく流れ込むだけになってしまったが、5か月半の休み明けで陣営のトーンも低かった。叩き2走目で今回は追切も強化されて上昇ムード。変わり身が見込める。
◆船橋11
【予想の方向性】
逃げたい馬が非常に多い。クリーゲリン、ソレア、ヒーサマウィン、スピークイージー、エドノフェニックス、ヨルノテイオーあたりが前で争ってハイペース想定。差し馬を狙う。
◎ヴィシソワーズ
1200mでも悪くはないが、1000mなら【1-1-1-1】(着外は競走中止)。この距離の方がハッキリした末脚を使える。前走は前後半36.5-36.2のスローで、勝ったサンマルシップは別格として上がり2位の脚で伸びていた点を評価したい。200m短縮でエイシンスコッティとの0.2秒差は逆転可能。
◯ポアゾンボス
1000m【4‐1-1-2】とこれがベストの距離。浦和所属時は番組選択が悩ましかったが、田中力厩舎に移って地元で1000mを使えるようになり2連勝。前走の勝ち時計1:00.2は同開催のB1B2と0.1秒差だった。昇級でも展開を味方に好勝負できる。