クライスレリアーナのレース内容・評価【素質馬ファイル】

回顧・次走注目馬

クライスレリアーナの基本情報

馬名:クライスレリアーナ

生年月日:2022年2月23日

性別:メス

厩舎:美浦・木村

父:サートゥルナーリア

母:シユーマ

生産者:ノーザンファーム

母シユーマは現役時代にイギリスとカナダでGⅠを勝ち、ノーザンファームで繁殖入り。重賞勝ち馬は出ていないが、チャレンジC3着のブレステイキングがいる。本馬はサートゥルナーリアの初年度産駒。

クライスレリアーナのレース内容と評価

2歳新馬 3着

6月2日 東京芝1600m 3番人気 1:36.6(ミリオンローズ) ルメール

2歳戦開幕週の日曜東京・牝馬限定マイル戦でデビュー。評判馬ミリオンローズ、エンブロイダリーとの対戦になった。五分のスタートから中団を追走し、直線は外に出していい脚を使ったが3着までだった。

ただ、このレースは1000m通過62.7秒の超スローペースからラスト11.0-10.9での決着。最後の脚色からして自身はラスト1Fを10.6~10.7くらいでまとめている。差せなかったのは展開の問題で、エンブロイダリーともども次走は確勝級と思える内容だった。

2歳未勝利 1着

8月10日 新潟芝1800m 1番人気 1:46.4(ユイノオールイン) ルメール

新馬戦の2着馬エンブロイダリーが次走圧勝したことも作用してか、こちらも2戦目は単勝1.1倍の圧倒的支持を集める。好スタートからインの2~3番手で進めると、直線は軽く促されただけで先頭に立ち、ラスト300mからは完全に独擅場。最後は流して5馬身差の楽勝だった。

タイムとラップでは同じコースで2戦目を迎えたエンブロイダリーの衝撃に及ばないが、こちらも重賞戦線で勝ち負けできるだろう。距離も2000mまではこなす。

(最終更新日:2024年8月10日)

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