自分用のメモを兼ねて、今週行われた2歳戦について簡単な評価とともに記述していきます。
先週分はこちら。かなり2歳戦が増えてきたので、今週からは注目馬をピックアップする形で紹介していきます。
能力:D センス:C
6月新馬の中で圧倒的にハイレベルだったボンドガール組の4着馬。1200mでもすんなりと3番手に付け、手応え十分に外から先頭に立つと、ラブリエストとの追い比べを制した。3着以下は離したが、メンバーレベル、ラスト11.7-11.5-12.3のラップともに、そこまで取り立てるほどのものもなかったか。
能力:C センス:D
アオるようなスタートも少頭数で特に問題なし。道中はやや行きたがる様子を見せ、4角では外に流れるなど幼さを覗かせたが、仕掛けられるとしっかり反応して抜け出した。ただ、ラスト12.8を要しており、着差ほどインパクトのある内容だったかと言うと疑問が残る。判断は次走以降。
能力:C センス:C
ダート替わりで距離短縮。道中は砂を被らない位置を走らせるも追走にやや苦労し、直線に向いた時点で先頭とは6~7馬身ほど差があった。それでもレースのラスト13.0と前が止まると、一完歩ずつ着実に迫って最後は差し切った。1000mが合っている感じはなく、外々を回っての勝利だったことも考慮すると、1勝クラスでも条件次第で好勝負可能と見る。
能力:B センス:D
カルパに注目が集まった一戦だが、勝ったのはコチラ。ゲート内で右に体重をかけるような駐立で、案の定出遅れから中団でレースを運ぶ。4角手前からルメールが徐々にふかして進出し、スイッチが入ってからは素晴らしい伸び。レース上がり11.4-11.5を差し切って着差も付けており、かなり力を感じる走りだった。好素材登場。ゲートがネックになりそうだが、そこさえクリアすれば重賞でも戦える。
能力:C センス:C
ドゥマイシングとラケダイモーンが話題性で先行し、ただ調教の動きはミカエルパシャ、という形で迎えた一戦。五分のスタートから他が特に主張しなかったこともあってハナに立つと、3F目から13.4-13.3-13.2-13.1と存分に息を入れることができた。直線は後続を振り切って、最後は11.7-11.5-11.4の加速ラップ。ステッキすら使われておらず、2着以下とは歴然とした力量差があった。
といっても、勝ち時計2.05.4は馬場とペースを考えても褒められたものではなく、ミカエルパシャが優秀だったというより、後続のレベルに疑問が残る結果だった。ラケダイモーンあたりは次走でまだ人気になるようなら疑ってかかりたい。