中京2、中京8、中京9、福島10、函館11、中京11、福島11、函館12、福島12
※買い目は基本的に◎の単勝と、◎－◯の馬連ワイド。
購入金額は単勝：馬連：ワイドで1：1：3の比率が目安
土曜の本命馬は【3-2-0-4】。連対率5割超えはなかなかでしょう。ただ、そろそろ血沸き肉躍るような穴馬券が欲しいところ。頑張りましょう。
◎シャンデルナゴル
前に行ける馬が極端に少ないメンバー構成。ここはスカっと単勝一本釣りを狙いたい。
デビュー戦は4角で盛大に膨れながら上がり最速で3着。まともに走ればすぐにでも勝ち上がるなと思ったのだが、その次走も延々と外を回る競馬で6着敗退した。前走は外枠から外3を回り続けた分だけ甘くなったが、先行できたのは大きな収穫。今回の相手ならハナでもいい。
◎ルーカスミノル
デビューから2戦は揉まれずに先行する形で結果を出したが、その後は後方からになって連敗。出脚の速さと追走力を見る限り、そもそも短距離馬ではないと思う。距離延長は好材料で、自分より内にはこれといった逃げ馬もいないのでハナを取り切れば。
◯ブリタニア
前走は2歳1勝クラスで3着だが、このレースがなかなかのハイレベル。勝ち馬ユティタムが青竜S勝ち、4着ジャスパーバローズは2勝、5着オーロイプラータは3勝、7着ライオットガールは3勝クラス4着など。単純に格が一枚上手で枠も悪くないが、ズブさを見せるので阪神→中京替わりはあまり歓迎ではない。
◎スズハローム
未勝利勝ちは中山マイルで出遅れからコーナー大外進出、ラスト加速ラップでまとめる内容。サークルオブライフですか？というレベルの強烈な走りだった。
そして前走は2月ノッキングポイント組。3歳2月での1.32.9という走破時計はGⅠ～ハイレベル重賞級のもので、実際勝ち馬ノッキングポイントは毎日杯2着からダービー5着、バルサムノートは白百合S勝ち、シルトホルンはラジニケ2着、ニシノライコウも詰まってなければ2勝クラスを勝っていただろう競馬を見せている。まともに走れば敵なし。
◯リヴォリ
ここ2戦は雨に祟られているが、その前にはこのコースの1勝クラスで2着、3着の実績がある。3歳馬がまざるので力量的にどうかだが、内枠を利して上手くごまかして欲しい。
◎ガルヴィハーラ
一昨年は7月4日福島ダ1700m2勝クラスで9番人気2着、昨年は7月16日の福島ダ1700m2勝クラスで9番人気3着。まあそれと同条件で人気もないなら拾っておきたいよね。ワンペースで主場の1800mだと勝ち筋がないので、ローカル替わりは歓迎材料。
◯ハッスルダンク
たびたび申し上げている通り、猛者集う「3歳1勝クラス」を勝ってきた馬なら「3歳以上2勝クラス」はそう苦労せず突破できる。
◎ウインエクレール
近2走は出遅れが響いて苦しい競馬に。もともとレースの巧さで勝ち上がってきた感のある馬が、不利な状況を脚力で覆すのは難しい。昨年は内有利馬場だった札幌3勝クラスで外3から2着した競馬があり、ゲートを決めて内前をとれば一気に巻き返せる。
◯ダークエクリプス
競馬法100周年記念は内有利の馬場とはいえ、向正面でマクりが入り、残り1200mから11.5-11.6-11.8-11.4-11.5はいくらなんでも早仕掛け。決着の形からすると前残りなのだが、勝ち馬セイウンハーデスは新潟大賞典2着、3着シンボは阿武隈S勝ち、4着アウスヴァールはその後3着2着というように、前で残った馬たちは高く評価していい模様。そういった意味合いで。
◎ブルベアイリーデ
中京プロキオンSはそのコース形態上ポジション争いが激しくなるため、1400mのオープン特別よりも急流になる傾向。ただ、それでいて大外ぶん回しの雑な追い込みが許されるコースでもなく、中団インで流れに乗る→ジワジワと脚を伸ばす、みたいな競馬が最も望ましい。
でまあ、エルバリオ、イフティファール、シャマルあたりを検討したうえで思い切ってブルベアイリーデに。リステッド2勝と重賞3着3回の実力馬であり、3走前コーラルSではタガノビューティーと同斤を背負いながらハイペースを中団から伸びてクビ差2着だった。それでこのオッズ差ならオイシイ。前走はちょっと負けすぎだが、ブリンカー効果で前向きに走ってくれれば。
◯シャマル
なんだかんだで1400m以下がいい馬であり、直近の負けはマイルだったり1800mだったり、跛行による競走中止だったり、いずれも力負けではない。揉まれずに行った時の方がパフォーマンスはいいものの、黒船賞でインからの競馬もクリアしており、許容範囲とみる。そもそもオーバルスプリントでリメイクより3キロ背負って快勝しているのに、ずいぶんなオッズだと思いますが。
◎カレンルシェルブル
先行馬多数かつフェーングロッテンとショウナンマグマが外枠に入り、ペースはそこそこ流れるだろう。ただ、土曜の馬場傾向を見ても外追走→外の差し方だとツラく、内追走→4角で外に出す、が理想形となる。内枠の差し馬を狙おう。
これを踏まえてカレンルシェルブル。前走は不良馬場に苦しんだもので完全に無視。主場のスローペースだとキレが足りないタイプの差し馬であり、大外からマクり気味に差した福島民報杯と同様、今回の条件はドンピシャのはず。
◯バトルボーン
秋天3着、ドバイターフ2着のダノンベルーガ以外に先着を許していないエラ馬。ウェルカムSは元来内枠有利、差し有利な東京芝2000mを16番枠から。1000m通過58.8秒の2番手に付けてレインフロムヘヴン相手に押し切る内容であり、これはアタマ差という結果以上に価値が高い走りであった。
福島替わりになるが、コース形態の似た中山で2勝しているし、むしろ大箱だとキレ負けしかねないクチなので、これはポジティブな材料としてとらえたい。
◎ピンクセイラー
新馬戦はテン33.7秒の逃げで3馬身差勝利。2戦目もテン33.3秒を2番手で追走できていた馬。このメンバー構成なら久々に先手を取り切る可能性がある。
そもそも長期休養明けからの6戦は騎手も実績のない見習ばかりで勝負気配も欠いていたところ、今回突然の武史。GⅠジョッキーの腕を見せて欲しい。
◯ポルタフォルトゥナ
前走は終始外4を回り、勝ち馬に比べるとかなりロスの大きい競馬を強いられた中で2着と健闘した。むしろ2走前9着が出負け気味→中団インで折り合いを欠きながら位置取りを下げる→直線進路なし、という最悪フルコースみたいな競馬であり、まともなら前走ぐらいは走るということか。佐々木大輔。
◎スズノヤマト
先行馬をかき集めてきました、みたいなメンバーの中にサンティーテソーロとカジュフェイスも混ざっており、さすがにハイペースだろう。追い込みに振って考えたい。
素直に行けばロードラスターだが、もうひとつ攻めスズノヤマトへ。福島では3戦しているが、1着、0.4秒差6着、上がり33.5秒を使っての0.7秒差13着。当社比で内容がいい。また小倉の重馬場でも2度の好走があるように、なんというか「最高速を必要としない類の差し競馬」なら浮上の余地がある。前がバッタリ止まるような展開になってくれれば。
あ、右にモタれるのは織り込み済みで乗ってくださいね。
◯ブーケファロス
葵Sはそりゃイン前で決まるよ、というコースと馬場で行われる中、17番枠から上がり32.5秒を使ってよく4着まで来た。殊勲賞をあげたい。