東京6、東京9、京都10、東京10、小倉11、京都11、東京11、東京12
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は3の0(メインが本命馬取消)で完敗。非常に苦々しい開催になった。結局水曜だよなあ……。人気薄◎が来たところで仕留め損ねるとこうなる。結果を受け入れてまた頑張るしかないですね。
さてさて、きっちり反撃したい中央競馬。動画を作ったり、毎月恒例『競馬ナイト+』の執筆だったりとバタバタ。とはいえ予想が一番の核なのでね。しっかりやります。
◎キトゥンヒール
新馬戦は1000m通過60.1秒という中距離質の流れで上がり33.1秒の豪脚を繰り出せた。その時の3着馬、5着馬も既に勝ち上がっており、レースレベルも低くない。あの決め手があってこの頭数なら間に合うでしょう。
先週末にツイートしたように、この週の東京芝は非常に堅くなる傾向が、少なくとも5年以上続いている。ここも堅い馬連を拾いにいく。
◯グラウンドビート
◎ガラパゴス
マニバドラやレイニーデイ、ニシノカシミヤらを筆頭にとにかく逃げ先行馬が多い。さすがに後ろドカンレースではないかと。根岸Sと同じような感覚で予想したい。
距離短縮ではないが、従来1700mを主戦場にしていたガラパゴス。ほぼ1年ぶりの実戦となった前走は前後半36.0-36.9とあまりペースも流れていない、カセノミオが勝って然るべき流れを鋭く差し切り、3着以下はさらに4馬身離した。あの走りができるなら東京も合いそうだし、昇級初戦となる分ハンデもちょっと有利。連勝期待。
◯フォーチュンテラー
乾いた馬場で追い込みに徹すれば着実に伸びてくる馬。東京替わりとハンデでサトノルフィアンとの差は詰まるし、逆転しても何ら不思議ない。鞍上も強化。
◎テンダンス
2歳時にはイクイノックスと0.5秒差で走り、京成杯でも0.6秒差5着など重賞で善戦していた馬。その後、脚部不安と去勢で1年半の長期休養に入った。ここ2戦は適性を見込んだというより、おそらく脚元の関係でとりあえずダートから使った感じだろう。満を持して実績のある芝に戻す。本来の走りができれば。
◯マコトヴェリーキー
未勝利勝ちがインパクト大でそこから追いかけている。阪神芝2200mの重馬場で1000m通過60.5秒、ラスト11.9-12.3-12.7で前がほとんど崩れていく中を3番手から押し切る走りだった。2走前新潟戦も1000m通過59.1秒のハイペースにもかかわらずラスト11.9-11.6と加速ラップでの勝利。なかなか見所がある。
ところが前走は案外で、高速馬場か瞬発力勝負は向かないと考えるのが自然。今の京都の芝なら反撃可能。
◎オーキッドロマンス
過小評価されやすい血統、陣営という感じだが、カンナSでマスクオールウィンを破った実力は本物。京王杯2歳Sは前半3F34.2秒と過去10年でダントツの最速、ハイペースであり、差してきたロジリオンより前受けで3着のこちらを上にとりたい。兵庫JGは言うまでもないがダートが合わなかっただけで参考外。
あとは勘としか言えないが、田辺ジャスパーノワールが今回はゆっくり逃げそうな予感がする。基本的にペースを落としたがる騎手という印象で。その外2なら展開的にもラク。
◯ダノンマッキンリー
朝日杯は折り合いを欠いて制御不能。平たく言って距離ですね。新馬戦のハイペース前受け勝利も、秋明菊賞の末脚も評価するスタンスは変わらない。1400mで相手緩和のここは譲れない。
◎ハクサンパイオニア
小郡特別は直線追い風の日で前後半33.1-35.1。おまけに少頭数なら差し競馬になるのも無理はない。ごくごくシンプルだが、そこで先行して粘ったこちらを見直したい。今回は他に逃げ馬不在。展開を握れる。
◯トールキン
デビューから3度の連対はいずれも小倉。コース相性はいい。前走は結果が出てない差す形になった上に、外々を回りすぎた中でも0.4秒差とそう負けていない。主場のフルゲートであれだけ戦えれば、このメンバーに混じると一枚上手では。
◎マイネルクロンヌ
先行馬がほとんどいないメンバー構成で、さすがに展開利が望める。上賀茂Sでは向正面12.3-12.3の区間で押し上げる負荷の大きい競馬をしながら、今回上位人気想定のバハルダールに1馬身半差先着、のちに重賞2着するメイクアリープからクビ+クビ差だった。前走に関しては休み明けで+16キロ、外差しタフ馬場を先行してマクりにも遭ったものなので度外視。すんなり好位に付けられれば。
◯クールミラボー
2走前伊勢佐木特別はラスト12.1-12.1でまとめて3馬身半突き抜ける強い勝ちっぷり。花園Sはメンバーレベルが高かったなかで、後方からやや脚を余し気味に追い込んで4着とどちらもいい内容で走っている。距離が100m延びるのは大歓迎。スロー濃厚なので他の人気馬よりやや外目の枠になったのもプラスに働く。
◎バトルボーン
新馬戦でダノンベルーガに敗れたものの、その後ノンストップで4連勝。2走前は1000m通過58.8秒のハイペースを16番枠から先行して押し切るという芸当だった。重賞も通過点かと思われた七夕賞はまさかの4着に終わったが、今回はパンパン良馬場の東京開幕週なのだから、福島での敗戦をどうこう言うのもナンセンスだろう。改めて。
◯ロードデルレイ
デビューから5戦4勝。距離が長かった神戸新聞杯でも小差の4着に踏みとどまるなど実力は折り紙付き。デビューから一貫して上がり33.5秒以下の末脚を見せている。1回東京開幕週Dコースはこういう「いかにも強く見える上がり特化型」がちゃんと走る。
ワイドは2倍つくかすら怪しいので、これも馬連で。コンパクトに捉えたい。
◎ハリケーンリッジ
新馬戦でモズメイメイと0.1秒差、カーネーションCで現2勝クラスのアンリーロードと0.1秒差、6月にはピピオラ(現3勝クラス)、メインクーン(現3勝クラス)の3着など常に強い相手と戦い、そして渡り合ってきた。前走は初めて掲示板を外す結果に終わったが、右にモタれる面を矯正するための片側チークが裏目に出て完全に折り合いを欠いてしまったもの。力負けではない。内目の好枠を引けたのも嬉しい。
◯ホウオウムサシ
3戦連続の2着は勝ち馬がオクタヴィアヌス、ジェイパームス、アサカラキングといずれも難敵。このうち同舞台の2走前はラレーヌデリス(その後勝ち上がって2勝クラスも2着)や、今回再戦となるエメリヨンに先着している。軽い馬場向きの末脚も備えた上で、条件的にも申し分ない。