【中央競馬】愛知杯2024 ~内枠、小倉巧者、軽ハンデの3拍子揃いました~

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中山8、京都9、中山9、京都10、中山10、小倉11、京都11、中山11、中山12

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

金曜浦和は4打数2安打でバチコリ。これで南関はプラス水域に戻して最初の2週間を通過できた。ちなみに年初からこのブログに書いた馬たちの成績をエクセルにまとめてるんですが……

(南関競馬成績)
◎単勝 的中率11.8%、回収率140.9%
◎-◯馬連 的中率9.4%、回収率202.2%
◎-◯ワイド 的中率21.9%、回収率102.2%

いずれ収束するとは思うが、ここまではかなり「買い方損」の形になってしまっている。まあ繰り返しになるが、いずれ収束するんだけどね。

そして問題の中央競馬。3日間開催はコテンパンにやられ、今年もかなり険しい道のりを感じている。冷静に行こう。

◆中山8

◎ロレンツォ
人気馬が内枠先行に偏っている。ただ基本的に外有利なのが今の中山ダートだし、少頭数ということもあって普段届かない末脚特化型が虎視眈々。まあ、つまりロレンツォですよね。トウカイファクターとダテボレアスとプリティインピンクとリラックスとキュートヘスティアとユキゲシズクとクラウンブラヴォーとトップヴィヴィッドが先行争いして後半歩いてくれれば。単勝おつまみ。

◆京都9

◎ダノンターキッシュ
初ダの前走は内枠で揉まれこんでも大丈夫だった点に収穫アリ。レース自体は1000m通過63.7秒からラスト12.6-12.1-12.0のラップなので後方インからの直線勝負で届くわけなし。伸びてはいたので着順は気にならない。ダートでどの程度走れるかは良くも悪くも今回で判明すると思うが、全くの人気薄なら魅力はある。エンツォウーノのマクりが入って前が止まる展開になれば嬉しい。

◯ミスティックロア
前走は中山の多頭数で内枠という、気性に幼さを残すこの馬にとって最悪に近い条件ながら、外から追い上げてなんとか2着。今回も内枠はイヤだが、10頭立ての京都で1900mなら前走よりは断然マシ。

◆中山9

◎ウインディオーネ
勝ち上がりに4戦を要したが、新馬戦はショウナンマヌエラ(新潟2歳S2着)の楽逃げを許しての2着であり、シカゴスティングとバウンシーステップには先着した。3戦目は相手が阪神JF7着スウィープフィート。相手運に恵まれなかった。中山マイルのシルバーステート。内前の経済コース利用で上位に。

◯ミラビリスマジック
実績と信頼のソーマジック。いわゆる「国枝の新馬」だった初戦をなんとか勝ち切っての2戦目。調教派でもないが、新馬戦時の最終追い切りと比べて3秒違うのはさすがに吸い込まれる。パフォーマンスを一気に上げてくると見て。

◆京都10

◎セキトバイースト
デビューから2戦をマイルで好走、2走前は重馬場で2着としており、タフ寄りな今の馬場はマッチする。前走に関してはスローの瞬発力勝負で伸びずバテず。典型的なキレ負けという感じだった。京都に戻って。

◯ロゼフレア
万両賞は阪神芝1400mのハイペースで外々を回って差すという、弱い馬には決してできない芸当をやってのけた。少頭数の外枠で競馬がしやすいし、道悪や消耗戦も既に経験済み。素直に信じる。

◆中山10

◎ビルカール
5走前このコースではテン33.4秒を先行し、4角で内の馬が膨れてきて大きな不利を受けながら勝ち切った。その後に連を外した2回はそれぞれ芝と内有利馬場を外々回るで度外視できる。

前走は一見して平凡な走りに見えるが、鞍上曰く「抜け出すとフワっとする」とのことで、勝つときも着差がつかないタイプと割り切りたい。明確な逃げ馬がいないメンバー構成ですんなり外前なら面白い存在に。

◯タマモダイジョッキ
初ダートだった3走前がスタート大きく躓いてほぼ終戦も、大外ぶん回しで上がり最速5着という凄味ある内容。次走を順当勝ちし、前走同タイムだった勝ち馬は次のレースでリステッドを勝った。能力は一枚抜けていると思うし、道中の感じからすると200mの短縮でついていけなくなるタイプでもない。外枠というのも含め信頼していいのでは。

◆小倉11 愛知杯

【予想の方向性】
内枠◆◇◇◇◇外枠
先行◇◇◆◇◇差し
キレ◇◇◇◆◇持続

福岡で行われる愛知杯。前年ナツコクから3か月以上の休養を経ての開幕週であり、内の馬場が良好な想定。実際、20年に小倉代替された愛知杯も5番→6番→3番の決着で3連単59万馬券が飛び出した。内からグランスラムアスクが主張すればウインやローゼも番手でOK。平均~やや遅めのペースか。ただし残り6Fから下るコース形態上、スローの単なる上がり勝負・前残りにはなりづらい。

◎タガノパッション
賞金的には3勝クラスの身だが、一昨年ユートピアSで対ルージュエヴァイユ0.3秒差、昨年初音Sで対コスタボニータ0.1秒差、小倉日経OP4着などがあり、今回戦う馬たちとの接戦歴や先着歴も多い。実質的にはOPに混じっても差はないし、ハンデGⅢなら斤量の分だけ得をする。前走はダートで参考外、2~3走前はどちらもハイペースを向正面自ら動いてしまった分甘くなっての3着、4着。小倉は本来得意なコースでもある。インでじっくり溜め、詰まりさえしなければここでも好勝負が可能。

◯コスタボニータ
デビュー以来、レース上がり34.4秒以下なら【0-0-1-5】に対し、同34.5秒以上なら【4-3-1-0】と一貫した傾向を示す馬。内枠ゲットかつ上がり勝負がほぼない小倉はあまりにもドンズバの条件。斤量もミッキーゴージャスと実質同斤の55キロならむしろ恵まれた。

◆京都11

◎メイショウソラフネ
1勝クラスは1400mの重馬場で4馬身差勝ち、3勝クラス勝ちも1400mのラスト11.3-12.1を制するなど、ちょっとスタミナ寄りの競馬に適性を持つのが好印象。スワンSは強敵相手のハイペース先行で大敗したが、冷静に見ると今回上位人気に想定されるエクセトラとは0.1秒差しかなかった。エスコート次第で馬券圏内には突入可能。

◯エクセトラ
3走前は進路がなかなか空かずに前残りを捕まえ損ね。2走前は1400mで折り合いを欠き、前走は上がり32.5秒を出すも位置取り負け。もどかしいレース続きだが、能力を否定するものはない。2勝クラスをマイルで勝った馬でもあり、典型的なスプリンターに比べると今の馬場でアドバンテージをとれる。

◆中山11

◎グラティアス
一昨年にはダービー卿CT4着、昨年このレースで3着などコース適性は問題なし。4走前ハイペース先行負け、3走前ドスローで前を差せず、2走前ハイペース先行負け、前走ドスローを後方もみくちゃで直線ほぼ追われず。どれも可哀そうな競馬ばかり。能力はある。そろそろ年貢の納め時。

◯ダノンティンパニー
条件戦時代にルージュスティリアとタイム差なし、セルバーグに先着した競馬がある。それを基準にすれば既にOP~ローカルGⅢで通用する実力は証明済みとも言える。前走でハイペースの我慢比べでもちゃんと走れることが判明。不安は鞍上だけ。キングスコートがどうこうというより、「継続騎乗で日本競馬を熟知した川田」と「テン乗りかつ日本で未勝利の短期免許騎手」ではさすがに差がある。

◆中山12

◎カイタロー
逃げ馬がいない。格上挑戦かつダートが主戦場のデュアルキャリアーあたりがハナ候補にはなるが、スピード的に心もとない。前があまり止まらない馬場の1200m多頭数であり、内枠から一発狙いの先行が面白い。

素直に考えればエコロレジーナだが攻めてコチラ。芝発走の中山ダ1200mなら安定して先行する反面、オールダートの京都に替わった前走は行けず。少なくとも発走地点に関しては芝の方がよさそうではある。芝は1800mの新馬を1度使ったきりで、適性が未知。短距離ならイケるかもしれない。

◯タツダイヤモンド
よく見ると2~3走前もゲートは五分以上に出ていて、前に行かなかったのは鞍上の判断。そしてその結果差し届かずだった。翻って前走は鞍上を替えてシンプルに先行策からタイム差なし2着に好走。普通に先行すれば引き続きいい結果が出る。

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