ジューンS2023と当日他レースの予想

中央競馬予想

参加予定レース

阪神3、東京6、阪神8、東京9、函館10、東京10、阪神11、東京11、阪神12

※買い目について
馬連ワイド◎-◯(想定1番人気馬が信用できる時)
単勝◎、馬連ワイド◎-◯(想定1番人気馬が疑わしい時)

大井は最終日で少しだけ戻してフィニッシュ。昨日書いたコラム(https://keiba-night.com/kenkyu/274)に沿って、1番人気馬に対して恭順するか反逆かをハッキリさせてから馬券に取り組んだのがよかった。土曜もこのシステムで行ってみましょう。

◆阪神3

◎ゴレアドール
新馬戦は頭をめちゃくちゃに上げて大きく折り合いを欠いた。それでいて上がり最速だから身体能力はある。ゲートがあまり上手くないのがどうかだが、芝1200mでポンと好位につけてしまえば圧勝まである。

◯フライングブレード
基本的にビッグアーサー産駒って芝>ダートですからね。芝替わりでどうでしょうか。他の内枠勢がそれほど目立たないというのもある。

疑ナリタシン
他がいないから押し出された感じの人気。ただ、前走の3着は京都芝1200mの18頭立てで2枠4番の好枠を引き、内を見事に捌いてのもの。内容的にはイマイチピンと来ない。

◆東京6

◎ピックアップライン
いいスピードがある。前走は2F目11.1がちょっと速すぎで、G前強襲の追い込み勢が1~3着を占める展開になった。そんな中でもついてきた馬は完全に振り切っての4着。距離短縮も奏功して、勝ち上がりにメドが立った。他意はないがこの鞍上というだけで不人気。オッズ的にもオイシイのでは。

◯ベルウッドムサシ
気性を憂慮するようなコメントが出ているが、幸いにもここまで外枠続き。そして今回も2度2着しているのとまったく同じような、東京ダ1600mの外枠。特に嫌う要素もないでしょう。

疑フォードテソーロ
3走前中山で前に馬を置いた時の反応がよくなかったので、内枠引きが痛恨。改善に期待して控えるか、覚悟を決めて多少速くなってもハナ取り切るか。後者ならまだいいと思うけど。

◆阪神8

◎ライオットガール
たびたび申し上げているが、番組数の不足ゆえにツワモノが集う「ダートの3歳1勝クラス」は非常にレベルが高くなりやすい。この時期の2勝クラスに出てくる3歳馬はそこを勝ってきているわけで、いともたやすく古馬を破ってくる。これはデータで見ても明らか。ライオットガールは2走前にメイショウオーロラ(兵庫CS3着)と0.4秒差。逆らえない。

◯モントブレッチア
2走前がこのコースで先行勢総崩れの中3着に残す好内容。前走は振るわなかったが、「叩き良化型」という陣営の言葉通り、これまでの好走6戦はいずれも中5週以内に集中している。前が手薄なメンバーで馬場も速いでしょうし、ポンとハナ切ってほしい。

◆東京9

◎ヴァーンフリート
以前は揉まれるとダメなタイプだったが、前走はこれでもかと揉まれた上に直線詰まって200mしか追えない形での2着。克服したというか、ベストパフォーマンスでなくても走れてしまうほど能力が抜けているというべきか。まあ素直に。

◯ララエフォール
ちょっと弱めのノンコノユメみたいなもので、脚力はあるがゲートが遅いしエンジンのかかりも遅い。内枠だった近2走は条件として難しかったが、今回は一転して大外枠。存分に脚を伸ばせる。

◆函館10

◎エグランタイン
函館は開幕週とはいえ、金曜次点でクッション値7.7でやや軟らかい水準。雨予報もあって極端に内有利のバイアスが出ることもないだろう。昨年の秋華賞組上位馬は、自身(と何故か外回りマイル~1800m路線に行ったメモリーレゾン)を除いて10着ライラックまでその後重賞戦線で活躍。そんな馬を2勝クラスに混ぜたら力が違う。

◯レヴォリオ
中央での好走2回はどちらも1800mの道悪。上がり33秒台……どころか35秒を切ったのも前走が初めてで、そりゃ東京じゃ切れ負けする。ドンピシャここじゃないか?

◆東京10

◎ニシノライコウ
2月のノッキングポイント組がそもそもハイレベルなのだが、前走の1.32.3は破格も破格。2着シルトホルンも次走で当然のように勝ち上がっている。これは逆らえない類の3歳馬。

◯レッドロワ
中山はコーナリングが上手く行かない。前走はハイペースの1800mで気持ち長かった。この条件であれば久々の分を差し引いても。

◆阪神11

◎メイショウドウドウ
2走前は京都芝1200mらしいイン前競馬に外枠から上がり32.4秒の鬼脚で抵抗。前走は11着とはいえ、脚は使って0.4秒差まで来ている。他の内枠勢に位置とれない馬が多いので、普段よりは少し前が欲しいですね。

◯オタルエバー
休養前の函館2勝クラスは前半33.1秒のハイペース、抱えながら先行して差し競馬をぶっちぎる強い内容。やっぱり1200mの馬ですね。長期休養明けだが何か故障があったというわけではなく、デキもそう悪くない。

疑メイショウゲンセン
これがどうも実質1番人気というオッズらしい。逃げてラチ沿い確保という想定で売れているっぽいが、2勝クラスで大敗が続いていた馬であり、前走はハンデに恵まれた面も。内からペプチドヤマト、外からテイエムエイダテンあたりに競りかけられると難しい。

◆東京11

◎シュトルーヴェ
スローの後方でもみくちゃにされながら、進路ができると一瞬で突き抜けた3走前が強烈。前走も内有利の中京で向正面マクりに失敗し3角外4進入の苦しい形になったが頭差2着。勝ったセファーラジエルも大阪ーハンブルクC2着と昇級で結果を出している馬だった。

個人的に重賞でもやれると見ている馬だが、今回は休み明けで重め残りと陣営のトーンが低く、自信度は低め。

◯サクセスシュート
前走は1000m通過62.6秒なのに縦長すぎた。雑な計算だが逃げた勝ち馬より約3秒後ろを追走しており、この馬自身後半1000mは56秒中盤で上がってなお届かなかった形。まともに乗ってくれればやれるだけの脚は持っている。

疑キングズパレス
2勝クラス在籍時は確かに力が違ったという内容だったが、3勝クラスでトップハンデとなると、そこまで抜けた存在ではない。これまで後方に構えて大外を追い上げる競馬しか学んできておらず、多頭数で外枠だと遅刻のおそれありと見る。

◆阪神12

◎サクセスドレーク
前走は勝ったガイアフォースが強すぎただけで、こちらも優秀な時計。母ビービーバーレルはフェアリーSを勝ったあとダートでも活躍したパイロ産駒であり、ダ替わりには血統的な魅力あり。

◯スパークルアイズ
勝ち切れないが近2走はともにハイペース先行での2着。特に前走はスタート直後に躓く不利をも跳ね除けてのもので価値は高い。牡馬混合になること、3歳馬が加わることが懸念材料だが、少頭数の外枠で容易に先行できるので大崩れはしないはず。

疑オーサムリザルト
新馬で負かしたクールミラボーは先週の古馬2勝クラスで2着。だからこっちも当然1勝クラスなら……というのは分かる。分かるが、成長期を骨折で棒に振り、久々の今回は明らかに手加減しましたよ、という仕上げ。取りこぼしで他の単勝が美味しいパターンと読む。

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