9月30日の船橋競馬予想
月曜は3打数ノーヒット。外を回った馬には人権ありませんよという馬場で、3つとも外枠に◎だった事前予想ラインナップでは手も足も出ない。まあこればかりは仕方ないけど…。先週の浦和からどうも事前想定に合う馬場が出てきてくれない。
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告知も済ませて火曜予想へ。明日で9月も終わる。今月の南関は馬場がコロコロ変わる開催が多くて悩ましかったが、川崎開催での奮起に助けられてほぼトントン。なんとかプラス域で締めたい。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆船橋9
【予想の方向性】
馬場は内前有利。差すにせよインを回ってこないと話にならない。ここはテクノダイヤモンドが逃げてユウトザユウト外2か。チャプリはハナまで主張する感じはなく外3妥協になりそう。ややスロー想定。内前を狙う。
◎ベリーベリーベリー
JRAでは短距離を中心に使われている馬だが、2走前に川崎のB2B3交流を走った時の内容がいい。この時の勝ち馬シンビリーブはその後再び川崎に参戦して準重賞勝ち。2着インナースティールはB2B3を6馬身差で圧勝している。離れた3着でも価値あり。実際、走破時計1:35.4でも翌日B3ホッコーソムニウムより1秒以上速かった。レースぶりを見る限り距離がもたない感じはなく、この枠ならイン3がとれそう。面白い。
◯ユウトザユウト
2歳時からプロミストジーン(現3勝クラス)やポールセン(青竜S勝ち)らと渡り合ってきた実力派。2走前で先着を許した1-2着馬もその後2勝クラスで好走した。こちらもダートではまだまだ上のクラスを狙える。交流戦に混ぜたら力が一枚上手。
◆船橋11
【予想の方向性】
2歳早期のダート上級条件は砂被り経験がある差し馬狙いが鉄則。このレースは控えた経験を持つ馬がそこそこ多いものの、全馬延長となる1700m戦なら、結局ミドル~ややハイ想定。内枠、砂を被って好走した経験のある差し馬を狙う。
◎リッキーズラック
デビューから2戦どちらも2着。陣営曰く「キックバックを嫌がる」とのことで、実際前走はそういう面もあったが、なんとか我慢して2着に入った。前後半40.4-40.2のスローで展開も向いていないが、上がり最速でよく伸びていた。さらに内のミノリクンと比べると、こちらの方が距離延長に対応できそう。
◯キングペルレ
ハセノガイセンとは2戦して1勝1敗。勝った前走は斤量1キロ有利をもらった上でギリギリの勝利だったが、3着以下には大差をつけた。能力は確か。斤量の利はなくなるが、月曜の馬場を見て少しでも内前で立ち回れる方を買いたいと判断してコチラに。
◆船橋12
【予想の方向性】
タイムイズマネーは若干ゲートの怪しいところもあるが、まずはこれがハナだろう。マナフラッシュが2番手。この2頭にケンカを吹っかけてまで逃げたい馬はいない。隊列がすんなり決まってミドル~ややスロー想定。内前を狙う。
◎エスジースパークル
JRA時代に1勝クラスで3着2回の実績があり、単純計算で南関ならB2B3まで好走の下地はある。また中央唯一の勝ち鞍はダ1200mであり、この距離も好感。前走はテンから5.9-11.9と突っ込む逃げになったぶん最後に失速したが、直線半ばまで先頭で踏ん張っていた。枠の並びからイン3確保が容易で絶好……に見えるのだが、中間に一頓挫あったようで自信度は低め。
◯マナフラッシュ
タイムイズマネーに出遅れのリスクがある分こちらに。デビューから12戦で連対を外しておらず、前走も2F目に10.9が入るハイペースを先行、直線早め先頭の形を作ってよく粘った2着。昇級戦でB3通用のメドを立てた。ここも信頼。