9月17日の大井競馬予想

火曜は3打数2安打で勝ち。ラピードの前走物理的不利からの巻き返しをきっちり仕留め、スノーキャンドル→オグメンタの安い馬単も拾った。実にSNS映えのしない、わたしらしい勝ち方。ポリシーは凡事徹底です。
こういう「地味予想論」みたいなのを次号の『競馬ナイト+』に書こうかなとぼんやり考えている。今って目立つこと、つまり「派手」が是とされる時代じゃないですか。そこに一石を投じたいよね。
明日は東京記念。なかなか相性のいいレースで、去年は◎ナッジの単勝を、おととしは◎ミヤギザオウと◯セイカメテオポリスのワイドを当てた。それより前はこのブログがなかったので確認できないが、たしか3年前も◎フレッチャビアンカで当たって、2020年が◎サブノクロヒョウだった記憶。いや、サブノクロヒョウはその前のトライアルだっけ。まあ細かい点はともかく、いいイメージがあることだけは事実。今年もビシっと決めましょう。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆大井8
【予想の方向性】
馬場はやや内有利。火曜は内が渋滞した8Rを除いてほぼ内から2車線で決着し、フォルツァやサッキーミツグといった中穴の逃げ残りもあった。
内めから枠なりにオールケアドリームが先手主張。ブレストサンダー、コパノマデリンなど番手で運びたい馬は何頭かいるものの、競ってまで逃げ必須のタイプは不在。ややスロー想定。内枠の先行馬を狙う。
◎ロンギングタイム
大井では8戦して6勝2着1回。C1も既に2度勝っている。前走は初めて崩れた6着だが、5か月半の休養明けで馬体重+17キロ、外枠から終始4~5車線目を回らされるロスの大きい競馬で、大敗しなかっただけでも立派。叩き2走目で内枠替わり。オールケアドリームの背後を追走して抜け出すだけ。単勝。
◆大井10
【予想の方向性】
逃げ馬不在。2番枠を引いたバーストオブカラーが先手を取り、1200mで5番手追走していたサンスイシサンが続くか。この2頭以外の10頭がいずれも前走時4角7番手以下と、だいぶ後ろに偏ったメンバー構成。スロー想定。内枠先行を狙う。
◎サンスイシサン
休養前にC1のマイル戦を勝った実績あり。長期休養明けから3戦して結果は出ていないが、どうも1200mは忙しい感じ。前走も最後まで止まってはいなかった。200m延長と前が手薄なこのメンバーなら労せず先行できる。今回が買い時。
◯バーストオブカラー
1400mでの直近3戦は1着→2着→3着と堅実。マイルも全く無理ではないが、前走の失速からしてもやや長い。200m短縮は大歓迎。行った行ったを所望。
◆大井11 東京記念
【予想の方向性】
2400mは初角までが極端に近い。馬場が変わらなければ内枠に利がある。大幅延長のロイヤルペガサスが前走の再現を狙って逃げ、ヒロシゲジャックやグロリアムンディも続く。この距離なので延長ローテの馬は当然多いが、ポジションを取れるタイプは少なめ。ややスロー想定。内枠の先行馬を狙う。
◎ナチュラルハイ
昨年夏には中央でOP・マリーンS勝ちの実績馬。ちなみにその時の2着がサンテックス(報知グランプリ3着)、6着がキングストンボーイ(勝島王冠、報知グランプリ、ブリリアントCと3連勝)だった。そんなに単純な話でないのは重々承知だが、単純に考えると南関重賞で通用の公算は高い。
その後は結果が出ていないものの、2走前のアハルテケSでは60キロの酷量を背負いながら5着と善戦。前走の10着もやや内有利な馬場で8枠14番から外々を回ったことを思えば、着順ほど悪い内容ではない。まだ5歳。衰えるには早い。
1800m近辺のレースでもズブさを見せる馬なので、この距離も対応可能、あるいはプラスに出る可能性すらある。グロリアムンディは別格としても、JRA時代の実績からすればトライアルの1-2着馬より格上。
◯グロリアムンディ
JRA所属時にはダイオライト記念を9馬身差で圧勝した。能力も距離適性も文句なし。転入初戦こそ3着とまさかの敗戦を喫したが、他の先行勢がほぼ大敗した展開と58キロを加味すれば情状酌量の余地あり。
2戦目できっちり変わり身を見せて7馬身差勝ち。それもラスト1Fを12.3秒という非常に速いラップでまとめた。当時の2着グリューヴルムもブリリアントC3着、東京記念トライアル勝ちの実力馬であり、そことすでに勝負付けが済んでいる。今回のメンバー構成なら順当に勝ち負け。
3番手以下の印と全頭評価はnoteに記載しました。内枠ならちょっと狙ってみたかったセイカメテオポリスが厳しいところに。マルカンラニ松崎Jで重賞挑戦か。松崎J@重賞といえば、昔アングライフェンで穴を開けてましたよね。実績に比してたいそう侮られたオッズだった記憶。あれも高野厩舎か。

◆大井12
【予想の方向性】
9月4日のサブノリョウマ戦でハイペースを作った面々の再戦。当時との違いとしては、好戦的に絡んでいったアフロプリンスがおらず、フォーモサルビーも外枠なら無理して逃げなくていい。あそこまでの激流はないはず。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ナックアテナ
そのサブノリョウマ戦は前後半34.7-38.6のハイペースを3番手で先行。後ろでじっとしていた2頭に食われたが、前にいた馬の中では最先着を果たした。逃げたフォーモサルビーは5着だが、6番手以内にいたほかの馬たちは8着~最下位を独占。先行しての3着は偉い。2-3走前の負け方を見るに砂被りはよくないようなので、この枠なら多少無理をしてでもハナを切ってほしい。単勝で。