【中央競馬】天保山Sと当日他レースの予想

中央競馬予想

6月21日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年6月号

金曜は3打数ノーヒット。うーん。どれもイマイチ釈然としないハズレ。キットサクラサクは展開も厳しかったが、リオンポラリスの凡走、アステローペの謎の急減速は分からん。今週は地味な攻防から最終日やられて負けという開催だった。なんか最近スッキリしないなあ。

また気持ちを切り替えて週末へ。東京5に出てくるダノンオブアイデアはPOG指名馬で結構期待している。同一牧場を重複して獲れないルールでやっているが、ノーザン枠を使ったブラックコーラルは大敗だったし、社台枠もコケると苦しくなる。いや、ブラックコーラルもダートでやれるかなとは思っているけど。勝ち負けはともかく希望のある競馬が見たい。

【馬場想定】
東京芝:内外フラット
→先週はさすがにインの傷みを感じたが、今週はDコース替わり。暫定的にフラットで考える。
東京ダ:内外フラット

阪神芝:フラット~やや外有利
→今開催は開幕週からあまりインのよさを感じなかったが、そこに先週雨が降った影響も考慮。Bコース替わりでもどちらかといえば外か。
阪神ダ:フラット~やや外有利
→開幕週の土日は外を回した馬の許容度が高い馬場。雨で湿った先週土日はフラットに感じたが、乾けば外目優勢のイメージ。

函館芝:内有利
→先週はバキバキの内有利。1週使った分の変化は要注意だが、まずは内枠に寄せる。
函館ダ:フラット~やや内有利

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

◆函館8

◎ナリノエンブレム
新馬戦は前半3F36.8秒のスローペースとはいえ逃げて上がり最速で快勝。当時の2-3着馬はその後勝ち上がり、今回再戦するサウンドモリアーナに2.3秒もの大差をつけた。前走は中山ダ1200mのハイペースを抑えながら先行できていたが、いざ直線追い出すと全く伸びず。スピード豊富で1000mはいかにも合う。単勝。

◆函館9

◎マキシマムドライブ
昨年のシンガポールTC賞は地味にハイレベルで、2着ヴーレヴーがエルフィンSを勝ち、3着モズナナスターが重賞好走、6着ポッドベイダーがOP・リステッドで2勝した。5着だったこの馬も1勝クラスなら地力上位。また、その後黒松賞で前半3F32.9秒のハイペースを先行し、並走していたレイピア(先日2勝クラス勝ち)に先着した。中央の芝で十分やれる力がある。

◯カウスリップ
勝ち上がりはダートだが、新馬戦は芝で3着。近走も芝発走の部分でスピードを見せているし、ひとつ上の全兄ロードトレゾールが芝で活躍するなど適性はある。内枠先行でトラックバイアスの恩恵も見込める。

◆東京10

◎トラペジスト
左右差があって右回りはイマイチだが、左回りの芝では【1-3-0-1】の好成績。唯一の着外はマイル戦で、スローの後方から上がり33.2秒を使って0.4秒差5着。負け方として悪い内容ではなかった。前走は勝ち馬が桜花賞3着馬ペリファーニアで敗戦やむなし。再び先行勢が手薄なメンバーで展開もラク。

◯プリティディーヴァ
新馬とダリア賞を連勝して迎えたクロッカスSは前半3F36.7秒のお散歩ペースなのに馬群が縦長という酷い展開。上がり33.2秒の脚は使ったが、ポジションの差が全てだった。参考外。NZTは小差の4着。走破時計1:32.6(上がり33.6秒)は直前の3勝クラス勝ち馬(1:32.6、上がり34.0秒)と同等以上のパフォーマンス。そんな馬が2勝クラスに混ざれば格上。オッズ次第で馬連かも。

◆函館11

◎ラホーヤストーム
今の函館芝なら本来は内枠を買いたいが、このレースに関しては内枠勢がテンの鈍い馬ばかり。次善策で外枠からイン前をとれそうな逃げ馬を狙う。

昨年の夏に函館芝1200mで前半3F33.1秒の逃げを打って0.1秒差2着。この時の走破時計1:09.1は同日のエヴァンスウィート未勝利(1:09.5)より速い。2走前は開催終盤で逃げのメリットがない馬場だったし、前走は特殊条件の千直で無視。すんなり行かせてもらえれば馬場を味方に残り目あっても。

◯ファイツオン
現級で連続好走中。先行勢が手薄なメンバー構成にも恵まれた。特筆する事項は特にないが、普通に先行して普通に残る。

◆阪神11

◎サトノルフィアン
1400mに短縮して軌道に乗った馬で、昨年このレースを3馬身差で完勝した。4走前は距離長い&前不利な展開で大敗。3走前も距離長い、2走前はハイペース先行かつ中京の外々を回って3着、前走は差し馬場&超ハイペースを先行した敗戦。このところ展開や条件に恵まれていないだけで、本来はもっと走れる。

◯インユアパレス
ダート転向から条件戦を6戦4勝で卒業し、ハイレベルなメンバーが揃ったカペラSで0.5秒差9着と善戦した。ダートでは初めて1400mを使った前走も距離は問題なし。勝ったビダーヤは強い馬、ラスト11.9-11.7の加速ラップを後ろから詰め寄った点でこちらも好内容。芝発走の最内枠がネックだが、それを加味しても人気馬のなかではこの馬。

◆東京11

◎ピュアキアン
インが死んだ馬場でハイペース逃げを打ち、5着に粘った北総Sを高く評価している。スタミナ型の逃げ馬で、2-3走前は1800mの高速ダートが合わず。前走3着も稍重馬場だった。乾いたダ2100mは絶好の条件と思われる。楽しみ。

◯クールミラボー
3-4走前は芝長距離を試すも不発でダートに戻すと、仁川Sは1000m通過61.3秒のハイペースかつ、そこから12.4-12.2と踏む早仕掛けを前で粘って3着。いい内容だった。前走は出遅れ、ミルコ騎手らしい4角大外押し上げでロスが大きすぎ。距離も忙しかった。東京ダ2100mの少頭数に替わるのは歓迎。五分に出て流れに乗ってくれれば。

◆函館12

◎サンダーロード
昨年12月に2歳1勝クラスで3着。当時の2,4,5着馬はその後1勝クラスを勝利。(相手がスムーズさを欠いたとはいえ)カナルビーグルにも先着した。近2走は大敗に終わったが、2走前はハイレベル戦かつタガノマカシヤのマクリで向正面12.0が入るキツいラップだったし、前走は馬体重+10キロで減量騎手起用。おそらく滞在での連戦を見越した緩い仕上げだったのでは。叩き2走目で鞍上強化、少頭数でハナまでありそうな前手薄のメンバー。ここで反撃。

◯サムシャイン
シンプルに近走戦ってきた馬が強敵ぞろい。前走はナルカミ相手で敗戦やむなし。後続は6馬身離したし、自身の走破時計1:53.0でも同日古馬2勝クラスより0.9秒も速い。地力断然。多分大丈夫だと思うが、下限2倍切るなら馬連で。

◆東京12

◎プロスペクトパーク
初ダで4着だった3走前は2,3,5,6着馬がその後勝ち上がったややハイレベル戦。2走前に負かしたグレイテストソングは先週1勝クラスを突破した。前走は1000m通過61.8秒自体がやや速かった上に、ロードラビリンスが動いてきたことで3角手前から追い通しに。自分以外の先行勢が最下位から3頭を独占したことを思えば、6着でもむしろよく頑張った。

基本的に東京ダ1600mの内枠は買わない主義なのだが、今開催に関しては平時ほど外枠がお金にならず、内枠も苦戦していない。

◯チザルピーノ
現級で5連続2着。特に2走前は2月東京の差し天国馬場&ハイペースを先行し、ゴッソリ差し追い込み決着のなかで1頭だけ粘ったもの。強かった。能力信頼。

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