【中央競馬】アネモネSと当日他レースの予想

中央競馬予想

3月15日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

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※買い目は基本的に◎-◯のワイド

金曜は5打数2安打でやや負け。オッズにしょっぱい予想ばかりしてしまったし、結果もしょっぱかった。ポンドボーイ4番人気はなあ。直近A2で好走してきたハデスキーパーを差し置き、B3勝ち直後でこの人気はさすがにやりすぎよ。最終ホウオウセレシオンが4着ね。先週ほどじゃないけど、今週も今週でシロイトイキ、ミスズグランドオー、オメガレインボーと4着多かったな。開催全体としては初日のゴールデンスイープがモノを言って大きめのプラスでした。

さて土曜の中央へ移りましょう。ヤマニンウルス1400mかあ。賞金的な苦労がにじみ出たローテですね。

◆中京6

【予想の方向性】
馬場想定:フラット~やや内有利
展開想定:ややハイ
→マタミカンサンがルーキー起用でハナ主張か。リープアップ、チュウワクリスエス、ソロモンあたりが続き、ペース次第では向正面ランツフートとエンマも動く。中~内枠の差し馬を狙う。

◎ドゥラリス
2走前は全体時計こそ目立たないが、いくつか才能を感じるポイントがあった。初角で膨れるロス、直線は半ばまで進路がなく追い出しを待たされ、馬群を割ろうと少し仕掛けたところでまた前が塞がり進路を切り替える場面。それでも反応鋭く差し切り、ラストは12.6-12.1の加速ラップ。実質200m少々のスパートだけで3着以下に7馬身差を付けた。前走は単勝1.1倍ナルカミの不発で拍子抜けのレースにはなったが、メンバーレベルは全体的に高かったと思う。ここに混ざれば。

◯ブルックリンダンス
右回りだとコーナリングが粗いが、それでも外から進出する競馬で結果を出してきた。前走で対戦したグランドプラージュは新馬戦の内容から重賞級と見ている馬。相手が悪かっただけ。こちらも1勝クラスはすぐに勝てる。

◆阪神9

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ミドル~ややハイ
→オーシンエスかジーティーアメリカの逃げか。ハナ争いがあるわけではないが、全馬延長の2400mで外回りなら位置取り差だけの前残りにはならない。差し馬を狙う。

◎ゲルチュタール
レコード決着の葉牡丹賞は価値を測りかねていたが、先週の弥生賞でヴィンセンシオが2着に入り、3着リトルジャイアンツ(共同通信杯3着)も含めて上位3頭強いという結論に至った。京成杯の凡走はデビュー時より+26キロでさすがに太りすぎていたこと、内有利馬場のハイペースを引っかかりながら外目追走したことが重なった。不満がないではないが、着順ほどは悪くないだろう。不器用なので大箱に替わるのもプラス。

◯サトノブリジャール
新馬戦の勝ち時計1:46.8は前年ジャンタルマンタルの1:47.4を大きく上回ってこのコースの2歳新馬戦レコード。前走は3~4角で外からマクり気味に押し上げる、いわゆる中京のタブー騎乗であり、0.4秒差4着なら能力にはケチがつかない。自己条件の距離延長で。

◆阪神10

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ミドル~ややハイ
→マイルを逃げ切ってきたナムラエイハブが出るところ、マテンロウアレスが徹底先行。ほかコスモサガルマータ、セブンサミット、サウンドウォリアー、ニューステソーロなど先行馬がそこそこ揃っている。差し馬を狙う。

◎プッシュオン
同コースの明石特別ではスローペースの後方から上がり32.8秒の脚を使い、対ショウナンアデイブ0.0秒差と走った。能力はこのクラスでも当然通用する。3走前は休み明けで時計も速すぎた中での0.5秒差、近2走はどちらもスローペースで展開が向かなかった。過去の戦績から叩き良化型で間隔が詰まるのも好材料。

◯サブマリーナ
昨年つばき賞ではメイショウタバル、キープカルムの3着。続くあずさ賞は後半5F57.7秒、ラスト11.4-11.0の加速ラップという末恐ろしい内容で走った。前走は先行勢にレース上がり11.4-11.1-11.2でまとめられては仕方なし。能力を信頼。

◆中山10

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ミドル~ややスロー
→外枠からスズカダブルが主張してハナへ。ただしスズカの逃げ時はだいたい前半3F35秒台中盤で、そもそも速い逃げを打てる馬ではない。ある程度前に行ける馬を狙う。

◎エンデミズム
初出走で現OP馬マルディランダを完封し、ラスト11.1-10.9という強烈な加速ラップを残した大器。遅かれ早かれOPには上がるだろう。戦績からは典型的な高速馬場巧者で渋るとよくないようだが、それでも2走前は稍重馬場でマルディランダ相手にハナ差2着だった。休み明けのせいか、これを書いている時点で5番人気とあまり人気もしていない。であれば能力評価で買う。

◯ピックアチェリー
3走前が強烈な内容。京成杯AH当日の高速かつ内有利な馬場で出遅れて後方から。前後半35.5-33.3のスローでほぼ単なる前残りの競馬なのだが、この馬だけ4角11番手から目の覚めるような末脚で飛んできた。脳を焼かれた。2走前はドスローを上がり32.7秒で追い込んで0.2秒差の展開負け。前走は外伸び馬場の差し切りとはいえ、2着ウインレイアーも次走勝ち上がりと負かした相手は弱くない。

◆中京11

【予想の方向性】
馬場想定:フラット~やや内有利(芝発走で相殺)
展開想定:ミドル~ややスロー
→ドゥータップ、ストレングス、キャプテンネキと前走逃げてきた馬は3頭いるが、どれもハナ必須の逃げ馬ではない。前走時初角7番手以下の馬も9頭いて、馬群全体としてはそこまで速くならないのでは。ある程度前で運べる馬を狙う。

◎キャプテンネキ
3走前に破った3-5着馬はその後2勝クラスを突破。この時の勝ち時計1:23.1は改修後の京都ダ1400m良馬場レコードであり、4馬身差は伊達じゃない。2走前はウラカワノキセキに延々絡まれてかわいそうな展開。前走も外伸びの馬場を逃げて、先行勢の中では唯一奮戦した。強いと思う。もう1回単勝。

◆阪神11

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(芝発走の分だけ外枠重視)
展開想定:ミドル~ややハイ
→揉まれたくないアドバンスファラオがこの枠なら断固主張。隣のヤマニンウルスもこれまで砂被りの経験がなく、テイエムリステットに被されないように強く出して行くと読む。中~外枠の差し馬を狙う。

◎サルヴァトーレ
中3週以下で【4-6-0-1】、同4週以上で【0-1-2-3】と戦績が分かれており、叩き良化の馬と評価している。ちなみに中3週以下で唯一の着外は外有利馬場の内目に突っ込んで仕掛け遅れたもの。

前走はその不得手な休み明けで前後半35.7-36.3とペースも遅かった。ほぼ最後方から上がり最速で5着まで詰めてきた内容には地力の高さを感じる。叩き2走目で少頭数に替わればOPも勝てる。

◯バトゥーキ
ダートの良馬場では【4-5-2-0】複勝率100%を継続中。4走前に対ロードフォンス0.3秒差の2着がある。前走は久々の1200m戦かつ稍重馬場、さらに直線で狭くなるシーンもあった。1400mに戻ってスムーズなら。

ヤマニンウルスはプロキオンSの勝ち方から、能力はやっぱりGⅠ級のものがあると思う。ただ、まだ揉まれる競馬をやってない。内枠短縮で59キロ、1番人気ならあえて買わんでもいいかと思いました。

◆中山11

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→ベルビースタローンかホウオウショコラの逃げと予想。ホウオウの前走は前半3F36.2秒と遅め、ジョリーレーヌは前走逃げただけでそれ以前は差し馬、ピコローズも同様だし、前に行ったらペースを落とそうとする田辺騎手。速くなりそうにない。前目につけられる馬を狙う。

◎ジョリーレーヌ
ハイレベル戦になりやすい2歳6月東京マイルで新馬勝ち。超スローペースで時計は遅いが、ラスト2F11.4-10.9は目に留まる。3着ボンヌソワレが後にフィリーズレビュー3着、4着ヴァルキリーバースがフリージア賞勝ちと相手もそれなりに揃っていた。

重賞挑戦で5着と跳ね返されたのち、前走は休み明けで+18キロ。完調ではなかったはず。一瞬の脚がある反面、逃げて一貫したペースを刻む競馬が合わなかったとも思う。叩き2戦目で見直し。

◯ピコローズ
りんどう賞ではヴーレヴーやダンツエラン、ナムラクララと、つわぶき賞ではナムラクララやテレサ、キョウエイボニータ、ウォーターガーベラといった実力馬と渡り合った。菜の花賞は上位馬の馬番を並べると1-16-2-3-4-5番。強烈な内枠決着に16番枠からよく頑張った。今回も大外枠だが12番なら前走よりだいぶマシ。

◆阪神12

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→テーオーレガシーの単騎逃げだろうが、マークを集める存在でもない。全体的に差し馬ばかりのメンバー構成で遅そう。前に行ける馬を狙う。

◎ホルトバージ
今回唯一の対抗格といえそうなシャンデルナゴルは1勝クラスで1.3秒ぶっちぎっていて、既に勝負付けが済んでいる。2走前は中京ダートの内有利馬場を外から動いての4着。前走はジンセイが強すぎただけ。ここは力でねじ伏せる。くくる相手を探したが、イマイチピンと来なかったので単勝にする。

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