参加予定レース
『競馬ナイト+』12月号 「有馬記念徹底分析号」が発売中です!
大井7、大井8、大井9
※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド
木曜は3打数ノーヒット。ここまで全く馬場が読めず実に苦しい開催。たださすがに5日見ると一応の仮説は立つ。ざっくり言うと旧馬場で「バテ残し」してきた馬が捕まるようになり、垂れていた馬が垂れなくなったという感じか。
ジェムストーン賞を逃げ切ったプリムスパールスはゴールドジュニアでは1000m推定62.1秒で入ってラスト2F21.2を要した馬。10レースのエルツも前走逃げバテで2.8秒差付けられたジャスティンパワーとの差を0.7秒まで詰めた。その反面、昨日のウィンウッド然りハイペース耐性があるはずの逃げ馬が踏ん張れない。進路より資質マターと見るのが自然だろう。
「そういう馬」を狙っていきたい金曜日。一矢報いて終わろう。
◆大井7
【予想の方向性】
馬場は内外ほぼフラットとする。グリークトレジャーが内から主張するもテンは速くない。ナイトオブファイアがすんなり逃げか。ややスローペース想定。前を狙う。
◎ナイトオブファイア
新馬戦は1000m通過63.6秒のスローで逃げ、ラスト2F12.1-12.4で後続を一気に突き放し8馬身差勝ち。このドスローながら勝ち時計1:28.1は同日B3の4着相当であり、2着馬も次走でしっかり勝った。400m延長も対応できる。
◯プレミアムハンド
平和賞は直後に行われたB3より0.9秒速い決着。2着ガバナビリティーが次走準重賞で圧勝を収めた通り、上位2頭はかなり強かった。この馬自身はモタモタする面があって延長は向きそう。ワイドはオッズが見込めないので馬連で。
◆大井8
【予想の方向性】
前走で3番手以内の競馬をしていたのがサカベンクイーン、エイシンローロ、ロイヤルエピック、イタロの4頭。ただしエイシンは長休明けでロイヤルは出脚がそこまで速くない。ミドル~ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎サカベンクイーン
気性的に逃げた方がいいようで、ハナを切ったレース(※通過順1-1)は直近②②①②③着と安定感がある。ここ2走はどちらも差し決着で展開不利。行き切れば。
◯ジャズブレイキー
デビューから①①②着と底を見せず。初黒星となった前走は3コーナーで前の馬が下がってきてややゴチャつき、先に抜け出した馬を差し損ねたもの。後続は3馬身離していた。今回も14頭立ての大外で粗い競馬にはなりそうだが、このクラスでは力が上。
◆大井9
【予想の方向性】
900m~1000mでもハナを切れるティオボルドとパレスレガシーの2頭が先手争い。ポッドレオとエドノフェニックス、ラストバリオンあたりもいてハイペース想定。差し馬を狙う。
◎ゴールデンヨシノ
砂厚8cm時代の大井ダ1200mでは【2-1-2-0】だった馬。昨年7月には1:12.2の上がり36.4秒で2着という実績もあり、スピードの出る馬場が合う。前走は差しに構えたが、ハイペースで自分も鈍った。こういう馬が砂厚変更の恩恵を最も受けるんじゃないかと。
◯アジアノジュンシン
転入戦は対ワンダーランドで相手が強かったが、こちらも上がり36.3秒という砂厚10cm大井ではほぼ見なかったような鬼脚を使った。JRA時代に千直でも勝ち鞍があるスピード型で、馬場が軽くなる分には歓迎。