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【浦和競馬】浦和スプリントオープンと当日他レースの予想

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『競馬ナイト+』8月号発売中!

浦和9、浦和10、浦和11、浦和12

※買い目は基本的に◎の単複(金額は2:3)

月曜は3打数2安打で快勝。ジュースの1番人気2.9倍はもうちょっとついてくれよ感もあるが、単で二つ刺されば十分にプラスになった。

さて。自分の予想成績を振り返り、シミュレーションと考えごとをしていた。もし6月から単複2:3を今の予算感で買っていたら、JRAの直近20開催日のうち14日でプラス収支になり、15万円くらい浮いてる計算だった。といってもほとんどの日が地味なプラマイなんだけどね。

やっぱり、その間わたしが実際に買ったワイドよりも◎の単複回収率が高いという事実は極めて遺憾。何が遺憾って、1頭を選ぶより2頭選ぶ方が当然リソースの消費は多いわけで、言い換えればこの期間は「2頭目を選ぶ」という行為によって、手間暇かけてまで的中率と回収率を下げていたことになる。なんたる不毛。愚の骨頂。労働生産性がマイナスを叩いている。

この2か月をマグレではなく「予想の腕前が上がった」と解釈していいなら、今わたしがやるべきは、ワイドを辞め、単複に徹して金額をどんどん強気に投入していくことでしょう。今年は残り4ヶ月半ね。新スタイルでマクり切ってみせます。

◆浦和9

【予想の方向性】
馬場はフラット~やや内有利とする。ハブルは前走出遅れたが本来は先行型。そこに外からアトラクトボイスとラエティティアが絡んでいく。ややハイペース想定。内枠の差し馬を狙う。

◎ライゴウ
デビュー2連勝、3歳1月の一組で5着なら古馬C1でも力上位(当時の2着アジアミッションが先日古馬B2B3で2着、7着ゴールドオリスがC1で3着。そのくらいのレベル感)。前走はシシュフォス、マコトロクサノホコの2頭が強すぎただけで、3着から0.5秒差なら内容としては悪くない。休み明けは懸念点だが、取消のぶん余計に1本追い切ったとポジティブに解釈したい。

◆浦和10

【予想の方向性】
ハクサンセーラーが徹底逃げの構え。テンの速いミキノバスドラムが続き、ミーナティエルナが外3から早めに進出する。ややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎スーパーローズ
2走前はアルフィーノ、ライパチの上位2頭が強く、3着と0.5秒差なら悲観する結果ではない。前走は雨の高速馬場でいかんせん時計が速すぎた。自身の持ち時計とは0.1秒差で走っているのだが……。本来、浦和1400mである程度“普通の馬場”なら堅実に脚を使える。見直す。

◆浦和11

【予想の方向性】
少頭数で逃げ馬はシーサーペントだけ。ベストマッチョは外2で抑えるだろうし、オメガは同厩シーサーペントに競りかけない。ミドル~ややスロー想定。前を狙う。

◎シーサーペント
2走前は相手が強くて枠も悪かった。前走は内枠転じてハナを切り、ブラックオパールのマークをL3区間の11.9で振り切って勝負あり。ただラスト14.1を要してゴール前再び詰め寄られていたように、本質的には1500mでも少し長く、1200~1400mの馬かとも思う。100m短縮は地味にプラス要素。枠と斤量差を味方にオメガ撃破へ。

◆浦和12

【予想の方向性】
シャンパンファイト、アンジュレイ、ケンアトラスの3頭が先行するところを、ヨルノテイオーが大外からハナにこだわって制していく。8頭立ての半分が先行型でややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎ダークモード
船橋に転入して長丁場を使ってきたが、いずれのレースも道中やや行きたがっていた。前走は昇級で力負けというより、テンから13.4-13.5-14.7-13.9-14.0-13.7のゆったりとした流れをリキんで消耗した分、残り800mから12.3-12.6のペースアップに対応できなかったと見る。そこから200m短縮かつ前がそこそこ流れてくれそうなメンバー構成で、ちょうど競馬がしやすい。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。単勝&ワイド。攻めて勝つ。