川崎8、川崎10、川崎11、川崎12
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
月曜は3打数ノーヒット。差し馬に呪いでもかかってるんですか、という馬場だったな。エンジェルリッターがもったいない。最初の攻防で思い切り挟まれちゃったからねえ。
明日はクラウンカップ。と、『競馬ナイト+』4月号を仕上げて出します。新規の方に説明しておくと、毎月やっている自作競馬雑誌みたいなものです。読み応え十分だと思います。ぜひご購入検討くださいませ。
◎マリノヴィーナス
良馬場で【1-7-1-7】に対し、稍重~不良【0-0-0-11】という個性持ち。前走はまるで見せ場もなかったが、つまり不良馬場が合わなかった。良馬場替わりが買い要素。そもそも控えて味のあるタイプではなく、ここ最近はちょっと消極的過ぎた。笹川起用で1列目確保なら変わってくる。
◯パーティーモード
3走前に0.5秒差だった勝ち馬は現B2。2走前は2着ながら同日のC1とほぼ同タイムで走っていた。前残りの重力を感じる馬場で内枠から先行する利もある。
◎トノパー
ダートで崩れたのは羽田盃と、1200m初出走で全く溜めるところがなかった2走前だけ。前走はテンから7.3-10.8-11.8の強烈な先行争いに加わり、ワガンセあたりが早々に退場するのを尻目に先頭に立って2着。後続は4馬身離した。揉まれたときの不安がないわけではないが、笹川なら出して行くだろうし、メンバー構成的にも被せてくる馬はそういない。
◯シンメカイヤー
1500mでは7戦全て連対。前走はA2B1でもタイム差なしアタマ差2着と結果を出した。先行力という点で馬場傾向に合致する。ガチガチだけどこの2頭でしょう。オッズ的に馬複か枠複を握ることになりそう。
【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◇◇◆◇◇差し
スピ◇◇◇◆◇スタ
冒頭に書いた通り、月曜は恐ろしく差しが届かず。前が止まらないというより、前が止まっても後ろが来なかった。逃げ候補が多く、ペースは流れそうだが……。
◎パンセ
2歳時は割と展開や馬場に泣くことが多かったが、それでも若武者賞2着、鎌倉記念3着。今回戦うライゾマティクス、アムクラージュ、アジアミッションあたりと差のない競馬をしていた。
2走前は2番手追走から先頭に立って、あとは押し切るだけの場面で突然の逃避。ノーカウント。前走は多少物足りない結果だが、内有利の馬場で外枠を引き、位置取りを諦めて最後方待機から大外に持ち出しての追い込み。上手く立ち回れてもいなかった。父ゴールドアクターで、自身のレースぶり的にも距離が延びるのは歓迎。アジアやアムとここまでオッズ差がつくならさすがに買っちゃう。ある程度位置とってほしいが。
◯シシュフォス
門別時代にウィナーズを快勝していて、初の左回りかつ休み明け+14キロだった前走も強敵マコトロクサノホコを完封して見せた。逃げて上がり最速、ラスト12.8-12.2-12.6-12.8と並べた内容は優秀。重賞の相手でも軽々勝って不思議ない。
ほか、アジアミッションの前走は初角までに内ラチ沿いへ滑り込んでいく好騎乗による3着。こちらはパンセと逆に父アジアエクスプレス、母父サウスヴィグラスで距離延長はマイナスだろう。イマイチ。当時インを使えなかったアムクラージュの方が評価したいところ。縦の問題も考えるとアム本命が自然なんだけど、パンセにしたのはオッズに釣られたからです。
ゴールデンブザーは個人的にここまでの内容でピンと来るものがなく、初の左回りという点も含め見送り。ライゾマティクスは他馬より斤量が2キロ重い。外枠の不利もあり、あえて手を出す要素は特に見当たらない。
トライアル組はメンバーレベルに疑問が残る。ハイペースの差し競馬だったので、強いて残すならツキシロ。ただ、これも引っかかり気味に行く馬で、同型がいるマイルはちょっと長い気がする。
◎ダイナミックリュウ
2走前には現B3のエンジェルリッターやネフィリムがいた好メンバーの一戦で逃げて1.0秒差の圧勝。時計も同日B1B2との比較で0.7秒差とそれなりによかった。
休み明けの前走はぐうの音も出ない大敗だが、内有利の馬場で3車線目走行ではあったし、昨年夏にも休み明け2.3秒差負け→次走3着の戦歴があるわけで、そこまで悲観しなくていいのでは。しつこいようだが月曜の馬場は差しが無力化されていた。多少速くなってもいいので逃げて欲しい。
◯シャイニングヒカリ
デビューから無傷の連勝が続く。前走は当日が逃げ馬【7-2-2-1】というバイアス顕著な馬場だったが、それを外3から堂々とねじ伏せて0.9秒差勝ち。まあ強いね。まだ通過点。