Categories: 南関競馬予想

【大井競馬】雲取賞2024と当日他レースの予想

参加予定レース

【告知】オリジナルWebマガジン『競馬ナイト+』の2月号を発売しました! フェブラリーS特集など盛りだくさんの内容です。ご購入ご支援よろしくお願いします!

note購入ページへ

大井9、大井10、大井11

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

火曜は4打数ノーヒット。◎サカベンクイーン8番人気3着、◎フェゲフォイア3番人気1着もどちらも相手飛びだった。これで日月火と当たりなし。まいったね。船橋の反動か。

開催メインは雲取賞。なんだが、どうにも例年ほどワクワクしない。南関どうしの登竜門となるレースは残してほしかったナア、などとひとりごちながら。

◆大井9

◎ライヴクラッカー
出脚が鈍く、キレる脚もないが、止まりもしないという個性派。前走は3角入り口から追い通しにもかかわらず、ゴール前垂れるどころかむしろやや伸びていた。一列目さえ取れれば粘り込めると思っているのだが。少頭数でヤマノウォーリアの外2が狙える枠の並び。どうよ。

◯ヤマノウォーリア
1200mでも馬なりでハナを切る快速型。そういう馬なのに、前走はタフ馬場の400m延長を出ムチ打って逃げ。さすがにもたないよ。短縮で即反撃。

◆大井10

◎シロイトイキ
優駿スプリントトライアル勝ち、本番8着の対戦比較からB3なら通用していい馬。休養明けからの良化はスローだが、2走前ウインターテール賞は外有利馬場のオール外差し決着を逃げて0.4秒差。これが地味にいい内容だった。良績のある1200mに戻り、ハナか2番手あたりに付けられれば。

◯ウナモンタナアルタ
乃木坂賞で1~3着を分け合った3頭が人気。この時は前後半35.4-39.5のハイペースであり、キタサンベレーザに展開が向いた形だった。今の馬場が前偏重なのもあって、前で粘走した2頭の逆転を待ちたい。

ただ、ナックサンライズは若潮スプリントで砂を被っての大敗歴があり、ここ4走はいずれも揉まれない形を作っての好結果。内枠替わりが悩ましい。ならウナモンタナアルタだろう。

◆大井11 雲取賞

【予想の方向性】
内枠◇◇◆◇◇外枠
先行◇◆◇◇◇差し
スピ◇◇◇◇◆スタ

ここまでの大井は前残り傾向を感じる馬場。火曜は強い直線追い風にもかかわらず10戦中9戦で4角4番手以内の馬が勝った。延長の先行馬ばかりでタフなレースにはなるはずだが、それでも前か。

◎ライゾマティクス
交流開放のブルーバードCは中央の2勝馬3頭が上位独占という結果に。ただしあれは南関の飛車角が前週のニューイヤーCに流れたものであり、今度は事情が異なる。オッズ差を考えれば南関勢から入る価値はあると判断した。

ニューイヤーCは勝ち馬より2キロ重い58キロを背負って0.2秒差3着。ギガース、クルマトラサンは距離延長に不安があるタイプなので、今回その2頭には逆転濃厚だろう。一角崩れてくれれば。

◯アマンテビアンコ
カトレアSはその後4頭がダート1勝クラスを突破し、2頭が2着に入ったハイレベル戦。プラタナス賞でイーグルノワールに敗れているが、こちらは道中のモタモタ感が強く、距離延長は歓迎。1800mなら。

ブルーサンはここまで逃げ一手なのがどうか。クルマトラサンもスピードは負けていないわけで、被される可能性がある。前走は1:50.3の高速決着を勝っており、真逆に近い大井のどタフ馬場にも疑問符。

イーグルノワールは素直に考えれば最有力なのだが、ブリックスアンドモルタルの延長にあまりいいデータがない。母アルティマブラッドは芝1200mで5勝を挙げたスプリンター。果たしてこの距離はどうか。

ウルトラノホシに関しては相手強化がネック。確かに前走4角躓きで見直したくはなるが、全日本2歳優駿でサントノーレと差を感じる走りだった。そのサントノーレは距離が懸念。道営時代1700mでも直線甘く、これも理想は1400mくらいだと見る。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。単勝&ワイド。攻めて勝つ。