6月18日の川崎競馬予想

火曜は4打数2安打で勝ち。どちらも思った以上に人気はしてしまったが。まあコンスタントに当てることで感覚を良くしていきたい。
川崎スパーキングスプリントは昨年の2-3-1着馬決着。カメラワーク的に何が起きたのかよく分からないが、カプリフレイバーが下がってパレスレガシーはその後ろでブレーキを踏むシーンがあった。その不利自体が痛かったというより、リノとカプリに出し切ってほしかったな。その形なら外3エンテレはまだしも、外4ティアラフォーカスは厳しかったと思う。結果もガラっと変わっただろう。ま、それを許さない吉原騎手のソツのなさを称賛すべきか。
明日は開催メインの関東オークス。メモリアカフェが非常にいい馬。南関勢も桜花賞馬と東プリ馬が揃って楽しみなメンバーですね。ワクワクする。
【馬場想定:内外フラット】
→内外のバイアスは特に感じないフェアな馬場。極端にではないが、初日に比べると差しが若干届きにくかった感はある。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆川崎9
◎シナノスマイル
900m以下で【5-2-0-0】、1000m【0-1-0-0】、1200m以上で【0-1-0-6】というキレイな戦績。距離は短ければ短いほどよい。前走は距離が長かった上に、800m通過46.9秒というまんま800m戦のスピードで逃げており、さすがに止まる。短縮で反撃。
◯ハーンドルフ
逃げられた時は【5-1-0-1】。1000m以下に限れば4戦4勝。番手の競馬もできないことはないが理想は逃げ。前走はモンゲースパイをテンのスピードで圧倒してそのまま2馬身差逃げ切り。勝ち時計54.2は同開催のスパーキングスプリントチャレンジ、プライルードのそれより速かった。
◆川崎10
◎サウスヴィル
意地の3戦連続本命。近2走はどちらも内有利馬場で内枠を引きながら、外からマクリに動いて失敗した。そもそもマクる必要のない馬だと思うが、仮に同じ作戦をとるにせよここ2戦ほど外の不利がない馬場。今度こそ。
◯カラリパヤット
転入初戦だけレグノに敗れたが、その後は一方的な勝ちっぷりで4連勝中。4走前にC2を勝った時のタイムが既に同日B3より速かったし、前走は出遅れ後に隣枠の斜行を食らっても結局楽勝だった。シンプルに強い。
◆川崎11 関東オークス
◎プラウドフレール
関東オークスは直近10年いずれもJRA勢が優勝しているが、2-3着には地方馬が11頭……つまり年間1頭ペースで入っている。小回り川崎経験の差もあるし、中央にはこの時期までに強いダート牝馬を選定する番組体系がなく、しかも貴重な枠を(たとえば昨年クリスマスパレードのように)芝馬が埋めたりする。地方馬にも席は残っているイメージで考えたい。
で、この馬に本命を打つ。東京2歳優駿牝馬、ユングフラウ賞と連勝して迎えた桜花賞はやや外が有利な馬場を逃げ切り。勝ち時計1:33.5は直後のA2下と0.2秒差で、この時期の3歳牝馬としては優秀なもの。この世代の南関牝馬ではエースと言っていい。
東京プリンセス賞は前後半4F47.9-54.3の超ハイペースで強烈な差し決着。自分以外の先行勢は2.1秒差8着ホーリーグレイルをはじめことごとく大敗しており、5着でも内容は勝ち馬と同等かそれ以上。スピードがある分、距離は微妙だろうが、前走の負けで人気を落とすなら買い。
◯メモリアカフェ
デビュー2戦目の未勝利勝ちが衝撃的。先行策から軽々と抜け出して7馬身差、ラスト12.6-12.0の加速ラップ。馬場が乾く途上とはいえ全体時計は同日最終の2勝クラスより1.5秒も速かった。前走は馬群の中での競馬になっても問題なく、仕掛けてからはビュンと伸びた。またもラスト11.9-11.8の加速ラップ、同日2勝クラスより速いタイムだった。牝馬どうしなら重賞は勝てる器。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。チャンスのある馬はそう多くないはずなので、コンパクトに仕留めましょう。

◆川崎12
◎ドウザン
2歳時はデビュー2連勝からハイセイコー記念4着、川崎ジュニアOP3着と活躍した馬だが、格付け後は大敗続き。3走前の浦和遠征でようやく復調の兆しが見え、前走で久々に好走した。この時は前後半50.0-55.1のハイペースで、3角先頭からの0.3秒差なら着順以上に内容はいい。再度揉まれない外枠を引き、先行策で同様のパフォーマンスが出せれば。
◯ホッコーソムニウム
3走前にマークした勝ち時計1:36.0が非常に優秀で、ペース差があったとはいえ同日のB3インナースティールよりも0.3秒速かった。昇級&休み明けでも信頼に値する。