競馬における「かかる」「引っかかる」とは、「馬が速く走りたがり、騎手が制止してもそれに反発する状態」を指します。またそういう馬を「かかり癖がある」などと言います。騎手と馬の意思疎通のことを「折り合い」といいますが、かかっている状態を「折り合いを欠く」とも表現します。
道中でかかると余計なスタミナを消耗するので、直線の攻防で不利になります。
1.スローペースでかかってしまい、直線では余力がなかった。
2.引っかかる面がある馬で、ジョッキーは折り合いに苦労していた。
かかり癖のある馬は「道中を速く走っていいレース」の方がリズムよく運びやすくなるので、相対的に得意といえます。具体的には距離短縮やハイペースでパフォーマンスを上げる傾向がありあます。