【中央競馬】ケフェウスSと当日他レースの予想

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中京6、中山6、中山8、中京10、中山10、中京11、中山11、中山12

※買い目は基本的に◎の単複(金額は2:3)

金曜は3打数ノーヒット。今開催はややマイ転して終わり。難しかったね。馬場に変なギミックは感じたものの、日ごとにのらりくらりと変化するし、正体をつかみきれないまま終わった感じ。ランベリーまで攻めきれなかったのが最大の敗着かな。

今週末の中央は3日間開催。まずは重賞のない土曜日から。気合い入れて予想しましょう。

◆中京6

【予想の方向性】
中京芝はBコース替わり初週、やや内有利とする。これといった逃げ馬がおらず、アンテロースあたりが行くか。スローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎レディントン
3走前は長期休養明けで前後半35.3-34.1のスローペースを後方待機。直線では進路取りに手こずる場面もあり、若干脚を余し気味だった。アルトゥームやデルシエロに先着を許してはいるが、内容的に力負けという感じはない。2走前は後に2勝クラス勝ちのマイネルティグレから0.3秒差。前走は不良馬場に泣いた。良馬場のマイルに戻るのは歓迎で、枠の利を生かせば好勝負になる。

◆中山6

【予想の方向性】
中山ダートはやや外有利とする。芝発走のダ1200mはその傾向がさらに強まる。逃げ候補はホーリーブライト、オリビアジュテーム、ラッキーガブリエルあたりだが、いずれもハナにこだわるタイプではない。ミドル~ややスローペース想定。外枠の先行馬を狙う。

◎パイアイヤー
デビューから2走前までに1200m戦は5回使って5度とも通過順2桁、うち4度上がり最速を出して届かなかった。追走力不足。しかしブリンカーを着けた前走は一転、前半3F33.4秒のハイペースをさほど無理なく4番手先行できた。結果的にペースが響いて伸びを欠いたが、距離対応にメドは立った。牝馬限定戦でやや相手緩和の形になり、鞍上はこの馬で唯一結果を出している横山武史騎手に戻る。チャンス。

◆中山8

【予想の方向性】
逃げ馬はおろか、未勝利馬のキタノマキシムやタナバタを除くと直近で先行してきた馬すらほぼいないメンバー構成。スローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。

◎ネオシルバー
中山ダ1800mは【1-1-0-1】、伏竜S2着馬アラレタバシルと対戦して0.2秒差がある得意舞台。前走はスタート後に躓いてポジションが悪くなり、4角まで前が塞がっていて不完全燃焼だった。一歩目があまり速くない馬だが、このメンバー構成で大外枠なら近走よりいいポジションで運べるはず。人気を分け合う2頭が1番、2番で後手に回りそうなのも相対的にプラス要素。

◆中京10

【予想の方向性】
中京ダートはフラット~やや内有利とする。枠なりにダノンピレネーが出れば、クリノグローリー、サルサディーバ、メイショウシロガネはハナにこだわる動機なし。ミドル~ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ダノンピレネー
初ダートとなった前走は逃げて上がり最速の6馬身差勝ち。青竜S2着馬のソレルビュレットもいたが、全く寄せ付けなかった。勝ち時計1:51.9は同開催の3勝クラス柳都Sと同タイム。昇級も全く問題にならない。

◆中山10

【予想の方向性】
中山芝は内有利とする。逃げ候補はディヴァージオン、ロムネヤ、ウインレイアーあたりだが、いずれも番手OKかつ、そもそもマイルに混じるとそこまでテンの速い馬ではない。ミドル~ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎ポルカリズム
関西馬ながら中山では新馬勝ち、房総特別で外伸び馬場のイン突き4着がある。3走前は1000m通過58.9秒の流れを強気の早め先頭から踏ん張って2着という好内容だったが、その後2戦はいまひとつ伸びきれず。おそらく上がりに限度があるタイプで、京都の高速馬場や新潟外回りが合わない。母母リッチダンサーといえば同牝系にバウンスシャッセ、コントラチェックの中山巧者姉妹がいる。この馬も中山に戻って反撃期待。

◆中京11

【予想の方向性】
ニホンピロスクーロの単騎逃げが濃厚なメンバー。それに続く馬が全然見当たらない。スローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎フライライクバード
1800m【0-1-1-5】に対し、2000~2500mでは【4-3-3-5】。近走は1800mを使われるレースが多く戦績的にもう一歩だが、得意距離に戻ればOP~リステッドでは上位の力がある。2走前白富士Sは上位2頭が強かっただけで、こちらも1:57.6の好時計で走破した。今回の手薄な相手なら勝てる。ちなみに福永厩舎×ルメールはこれが初ですね。

◆中山11

【予想の方向性】
トーアアイギスが逃げ候補筆頭だが、前走はテン35.1秒とそこまで速くかった。ほかハナにこだわる馬がおらず、この条件にしてはややスロー想定。外枠の先行馬を狙う。

◎エコロガイア
父スパイツタウンはモズスーパーフレア、マテラスカイなどを輩出。JRAでの通算61勝のうち、実に58勝を1400m以下で挙げるコテコテのスプリント種牡馬である。

エコロガイア自身も1200mで強敵ラヴオントップを破って1勝クラス勝ち。続くブルーバードCは砂質のタフな船橋ダ1800mで、距離が合わないながらも後の東京ダービー3着馬アンモシエラからクビ差2着。地力は高い。兵庫CSは案外だったが、馬体減でデキ一息、小回りも合わなかったと見る。ワンターンの1200mで本領発揮。

◆中山12

【予想の方向性】
初角まで近い芝1800mは外枠が難しい。ゴーマックスが逃げてマイネルオーシャンが2番手を取れば、グラヴィテも強引に競ってまでハナというタイプではない。ミドル~ややスロー想定。内枠の先行馬を狙う。

◎マイネルオーシャン
4走前がハイレベル戦。ラストは11.3-11.0の加速ラップ、勝ち馬ベストミーエヴァーはスイートピーS3着、3着デュアルウィルダーは青葉賞3着と出世した。そこでの2着は高く評価する。未勝利勝ちはインがよくなかった新潟芝を逃げ、直線も内ラチ沿いを鋭く伸びて上がり最速での6馬身差勝ち。着差以上の完勝だった。前走は勝ち馬が京成杯3着馬コスモブッドレアで相手が悪かっただけ。この相手なら一枚上手。

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