【中央競馬】日本海Sと当日他レースの予想

中央競馬予想

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『競馬ナイト+』8月号発売中! 8月の中央競馬を攻略するデータ載ってます!

中京8、札幌9、新潟9、札幌10、新潟10、札幌11、中京11、新潟11

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

およそ半年ぶりに馬券を買わない一日を過ごしました。大発熱で寝込んだフェブラリーS週以来ですね。うーん。別に退屈ではないんだけど、こういう日は1年に1回あるかないかでいい。

リフレッシュして土曜中央へ。最近アレなんです。◎の単複回収率に対して、実際買った馬券の回収率が見劣っている。この状況が続くなら、もはやワイドじゃなく「単複1点買い」への転身も視野かもしれない。そんなことも考えつつ。

◆中京8

【予想の方向性】
中京ダートは内外フラットとする。内枠を引いたターゲサンブルックは揉まれないようにハナ主張。他は逃げにこだわる馬がいない。隊列はすんなり決まってややスロー想定。前を狙う。

◎ブルーワール
新馬はハイレベルだったウィンドフォール戦で4着。その後は前進気勢を欠く競馬が続いたが、前走はブリンカーを着用(※目視確認)したことで地方交流とはいえ10馬身差で圧勝。ポテンシャルを発揮できた。それでもまだズブさが残り、少頭数の大外枠は理想に近い。昇級といってもダート中距離1勝クラスで好走歴があるのは2頭だけというメンバー構成で、いきなり通用していい。

◯ターゲサンブルック
ノドの手術明けから現級で3着、2着、2着と堅実。前走は勝ち馬とハナ差2着、3着以下は4馬身離した。その勝ち馬サンライズパスカルは次走2勝クラス2着で、3,4着馬がその後1勝クラスを勝つなどレベルも強かった。揉まれずに行けば。

◆札幌9

【予想の方向性】
札幌芝はCコース替わり。イン有利に振れるイメージで入る。内からテーオーヴァイナーが出るが、ビーナスローズは番手妥協がないタイプでハナまで行き切る。距離延長馬も多くややハイペース想定。内枠の差し馬を狙う。

◎トラペジスト
勝ち上がりこそ1200mだったが、元々マイルの未勝利戦(それも1000m通過61.3秒のスローペース)2着があり、短距離馬っぽくはない。前走は内有利馬場で外から差す形をとり、大して伸びなかったが止まってもいなかった。距離不足でパンチを欠いた負け方という感じ。1500mの方が合っているように見える。延長効果に期待して。単勝。

◆新潟9

【予想の方向性】
新潟ダートはやや内有利とする。逃げ候補はユイノマチブセ、ジャスパーロブスト、サンライズパスカルだが、どれも番手許容のタイプで大きな競り合いはない。ミドル~ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ユイノマチブセ
以前は短距離を使われていたが、2走前に距離を延ばすと1000m通過推定61.4秒のやや速い逃げを打ち、直線は後続をむしろ突き放す形で完勝だった。中距離で真価を発揮した。

昇級した前走も1000m通過61.1秒と速い流れで、ほとんどの先行勢が潰れる中、この馬だけはひと伸びして一時先頭の場面を作って中身の濃い4着。もう少し楽に行ければ。

◯ジャスパーロブスト
8ヶ月休養明け、かつ去勢初戦だった2走前は1000m通過60.6秒のハイ逃げで2着に粘り込み、叩き2走目の前走で4馬身差の完勝。勝ち時計1:52.6は翌日の2勝クラスより0.4秒速く、クラスが上がっても通用するメドは立てた。

◆札幌10

【予想の方向性】
マイネルオーシャンの前走は他馬が行かないから逃げただけで、ここは競り合いもなくフォルテフィオーレの逃げと読む。ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎アドミラルシップ
ホープフルS4着の実績からして1勝クラスならさすがに地力上位。3走前は東京が合わず、2走前はハイレベル戦かつ出遅れが響き、前走は休み明けで馬体重+12キロ、先行するもマクりが入って残り1000mから11.5-11.7-11.6と踏まされる展開も厳しかった。ブラックホールの全弟という血統背景もあり、距離が延びるのはプラスだろう。

◯マイネルオーシャン
未勝利突破に時間は要したが、3走前にはスイートピーS3着馬ベストミーエヴァーとタイム差なし、青葉賞3着馬デュアルウィルダーに先着するなど力は見せていた。前走は外有利馬場の内ラチ沿いをぐいぐい伸びて6馬身差の圧勝。着差以上に強い。ここでも上位。

◆新潟10

【予想の方向性】
1000m戦でも逃げられるアイファーシアトルがこの枠なら先手。ほか逃げ馬はいないが、砂を被らず番手を取りたい馬は多数揃った。ややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎ジュンウィンダム
落馬競走中止を挟んで3連勝で現級へ。昇級初戦から上がり最速で3着とクラス通用のメドを立てた。前走はやや内有利だった京都ダートでの外4走行が敗因。イン溜めなら自然に展開も向いて差し切れる。

◯ケイアイアニラ
1400m戦ではほとんど促さなくても先行できるスピードがあってキックバックも苦にしない。1200mは対応可能、むしろプラスに働くと思う。近2走は主場でメンバーレベルが高かったことに加え、ハンデ戦で57キロと斤量不利だった。定量戦に替わるのはこの馬にとって条件好転といえる。

◆札幌11

【予想の方向性】
逃げ候補はウェイビーとヒシタイカンくらいだが、他にも早めにポジションを上げていくタイプがちらほら。ローカルの2600m戦らしい早仕掛けの競馬になりそう。内枠の差し馬を狙う。

◎フェミナフォルテ
2600mは3走前、奥の細道特別に使って7着。このレースは勝ち馬フルールが後に格上挑戦で札幌日経OP2着、2,3,5着馬も次走で2勝クラス勝ちというハイレベル戦だった。この馬も直線二度ほど狭くなるシーンがあり、スムーズに捌けていれば3はあったと思う。

ある程度レース上がりはかかってほしく、近2走はいずれも自身の適性に合わないスローの末脚比べで無視していい。札幌芝2600mへの延長、好枠、ハンデ53キロと条件はほぼ満点。一発ある。

◯ハヤテノフクノスケ
京成杯でダノンデサイル、アーバンシックから0.2秒差で走った実績馬。京都新聞杯は初角の不利でノーカウント。前走は内をロスなく捌いた2着馬とは対照的に4角外から堂々と上がる強気の競馬で、最後は鞍上が後ろを振り返る余裕すら見せての3馬身差勝ちであった。菊花賞候補。

◆中京11

【予想の方向性】
中京芝はフラット~やや内有利とする。サウンドブライアンかビアイが一発を狙って外枠から出して行くが、どちらも人気薄で他は深追いしない。3番手以下実質ややスローの想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎プリモカリーナ
福永厩舎への転厩を境に1400mへ目先を変えてパフォーマンスが向上した。前走は敗れたが、開幕週の新潟芝1400mで8枠17番という条件がそもそもかなり厳しかったし、前半3F32.4秒の超ハイペースで流れに乗ったのも裏目だった。内枠替わりで一気に戦いやすくなる。

◯ビヨンドザヴァレー
1600m以下の良馬場では【3-3-0-1】。5着に敗れた分倍河原Sはメンバーレベルが高く、自身も1:32.9の好タイムで走っている。単純に能力上位で鞍上も心強い。

◆新潟11

【予想の方向性】
逃げ馬不在。ファベルが戸崎騎手なら逃げる気なし、シーウィザードが行ってスローペース想定。向正面ヘデントールが動いた時に他がどうするか次第の面もあるが、とりあえず前を狙う。

◎マイネルカンパーナ
3走前奥の細道特別はフェミナフォルテのくだりでも書いたとおりハイレベル戦。そこでの5着には価値がある。2走前は1000m通過64.2秒のドスローとはいえ、レース上がり5F58.0秒は優秀な数字だし、そういうペースで前を差し切ったのは偉い。このときファベルは破っている。

前走は2番手先行したが、向正面でまずダノングロワールがマクってきて、その後時間差でエメヴィベールとシーウィザードが上がってくるなど出入りがあり、結果的にイン後方で溜めていた馬に展開がハマった。展開不利の中で0.5秒差なら悲観しなくていい。シンガリ人気想定は甘く見られすぎでは。 

◯ヘデントール
新馬戦はジャスティンミラノの2着。正直、ドスローを前で押し切った勝ち馬よりこっちの方が強く見えたくらい。その後崩れたのは青葉賞だけで、あれも一言で言えば「後ろすぎた」に尽きる。出脚は速くないが、ルメールならペース次第で向正面動いてくれるだろう。

マコトヴェリーキーは能力の高い馬だけど、折り合いに不安がある。ここ3走は1000m通過60秒を切るレースが続いていたからいいけど、スロー濃厚の今回は果たしてコントロールできますかね。岩田さんだからできそうな気もするが。

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