【中央競馬】マリーンSと当日他レースの予想

参加予定レース

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『競馬ナイト＋』7月号、大好評発売中！

小倉8、福島8、福島9、福島10、函館11、小倉11、福島11、福島12

※買い目は基本的に◎－◯のワイド

金曜は2打数ノーヒット（1取消）で終了。コトノサンショはずいぶんゴチャつき、最終はミッキーハッスルが出負けして一列後ろになったのが響いた。あれがなければ当たった……かは分からないが、もう少し際どかっただろう。まあ、毎日上手くいくわけじゃないね。

中央競馬も2024年後半戦、その初日となる土曜日。いいスタートを切りたい。

◆小倉8

【予想の方向性】
小倉芝はフラット～やや内有利とする。先行馬ばっかり大集合のメンバー構成で、さすがにハイペース想定。中～内枠の差し馬を狙う。

◎フラッシングレート
4走前はダートで参考外、3走前は休み明けプラス22キロでも上がり最速の脚は見せ、2走前はスローペースで逃げ馬をとらえ損ねただけの2着、前走は内有利馬場の外3を回って0.3秒差。いずれも悪い競馬はしていない。小倉芝1800mは4戦して【1-1-1-1】の得意舞台でもある。単勝で。

◆福島8

【予想の方向性】
福島芝はフラット～やや内有利とする。ケイツークローンとウイングランブルーが逃げ候補だが、どちらもそこまでテンが速い馬ではなく、マークを集める立場でもない。実質スローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎アスクナイスショー
2走前は主場の3歳1勝クラスでメンバーレベルが高く、おまけに向正面から11秒台のラップが二度刻まれる早仕掛けのレース。前に行った馬には厳しい競馬だった。先行して5着なら悪い内容ではない。前走は中団インで進めるも直線に向いて締められる場面があった0.2秒差3着。ローカルの3歳以上1勝クラスで相手が緩和される。

◯キャントウェイト
2-3走前はそのアスクと対戦してどちらもほとんど差のない結果。プリンシパルSは前後半61.6-58.0のスローペース。道中は後方のインで折り合いを欠きながら位置が悪くなっていく不完全燃焼の競馬だった。そもそも東京の高速馬場でスローだとキレ負けする。こちらも相手緩和と福島替わりで。

◆福島9

【予想の方向性】
芝の1200mで逃げたことがあるのは最内のクレオスだけ。枠なりに逃げればあえて競る必要がある馬もおらず、隊列がすんなり決まる。ミドルからややスローペース想定。前を狙う。

◎イサチルシーサイド
前走はハイペースかつ外有利の馬場状態。内枠先行での大敗はいいカムフラージュ。中山芝1200mをハイペース先行での小差3着があり、今回の相手関係で2番手あたりがとれれば通用する。

◯クオレス
引っかかる面が強く、前走は600m通過34.6秒のスローペースを2番手で我慢が難しかった。無理に周囲に合わせるより逃げた方がリズムよく走れそう。最内枠を利してスンナリ行ければ。

◆福島10

【予想の方向性】
シランケドは前走こそ逃げたが本来後ろから行く馬。となるとアルファウェーブの単騎でスローペースか。この頭数なので枠はあまり気にしないが、やはり前を狙う。

◎フロムナウオン
とにかくジリ脚で速い上がりが使えないので1勝クラスをなかなか勝ち上がれなかったが、直線で不利を受けた栄特別以外はおおむね上位で安定していた。少頭数の大外枠ならポジションを取りに行けるし、行けば持ち前のしぶとさを生かして粘り込める。

◯シランケド
2走前はスローペースの割に先行3頭と他の馬群が離れすぎた。後ろの集団にいた組は総じてミス。率直に言えば取りこぼしだった。前走はエンパイアウエストとのマッチレースに敗れたが、そのエンパイアウエストが次走で3勝クラスをあっさり勝ったわけで、能力面にケチのつくものではない。ここでは地力が一枚上手。オッズ的に馬連かな。

◆函館11

【予想の方向性】
函館ダートはフラット～やや内有利とする。砂を被りたくないリリーミニスターが内枠から主張し、テーオードレフォン、サンテックス、サンライズジークなど他にも逃げ候補多数。ハイペース想定。中～内枠の差し馬を狙う。

◎トウセツ
エンジンのかかりが遅く、基本的にロングスパートを敢行する馬だが、そんなイメージに反して小回りは意外に上手い。3走前の小倉で内を器用にさばいて3着に来るなど1700mでは【0-1-1-0】。小回りのトップスピードを問われない競馬が案外合う。2走前はベースが遅すぎて参考外、前走は重賞の好メンバー相手に4着と走った。今回も捌きひとつで通用していい。

◯ナチュラルハイ
3走前は外差しがやたら届いていた冬の中山ダートで先行しての0.6秒差。2走前は外々を回らされた分の0.5秒差。着差的にはそんなに負けていない。滞在競馬が合うタイプなのか北海道では3戦して2勝2着1回。今回も引き続き函館在厩で調整が進められており、連続好走に期待できる。

◆小倉11

【予想の方向性】
小倉ダートはやや内有利とする。1000mなので当然前に行きたい馬は多いが、中でもダノンセシボンの出脚が頭一つ抜けていて意外とあっさり先行争いが決着する読み。ミドルペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎ラインガルーダ
これまでの好走は道悪高速馬場か1000mに集中。前走は福島ダ1150mのハイペースでもほぼ抑えたまま外2を追走できていたようにスピード過多で、良馬場だと距離が持たない。短縮は明確なプラス材料。小倉自体にも実績があるし、7～9月は【3-1-2-6】、それ以外の月は【0-0-1-11】と夏場も得意。あまりにも絶好の条件。

◯ダノンセシボン
笑ってしまうぐらいスタートが速い。1200mにも対応はしてきたが、距離を気にせずぶっ放せる1000mの方が確実にベター。自慢のスピードを見せつける。

◆福島11

【予想の方向性】
福島ダートはフラット～やや外有利。砂を被りたくないカズプレストがこの枠なら主張してハナか。総じて先行馬の数が少なく、ミドル～スローペース想定。前に行ける馬を狙う。

◎ショウナンライシン
2勝クラス勝ちは1000m通過61.4秒、向正面に12秒台中盤が刻まれるハイペースを先行し、2〜4着に差しが台頭するなかで押し切るなかなか強いものだった。これなら3勝クラスでも……と期待したが苦戦続き。ただ、ハイペースに巻き込まれたり、内枠で揉まれて嫌気を出したりが続いており、上手くいっていない面もある。久々にベストの1700mに変わり、外枠ゲット、被されずに先行できそうなメンバー。自身は6枠から外【3-2-0-1】、巻き返しがあるとすれば今回だろう。

◯カズプレスト
福島ダート1700mでは3勝クラス2着2回と適性が高い。2走前は600m通過が33秒台の超ハイペースと内枠に泣いたもの。前走はハイレベル戦の5着。相手緩和ですんなりハナを切らせてもらえそうなメンバー構成に変わったここがチャンス。