【中央競馬】金鯱賞、フィリーズレビュー2024と当日他レースの予想

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中京7、阪神9、中京10、中山10、阪神10、中京11、阪神11、中山11

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

土曜は8打数ノーヒット。うーん、JRA強いな。今週も南関にもらったお金を横流ししてしまった。エコロマーズはラチにぶつかるし、スマイルアップは出負けするし、サクセスローレルもまた出遅れて砂まで被るし、コスタボニータ神話は崩れるし。お手上げ。

といいつつも日曜予想へ。Youtubeは今週だけ休ませてもらいます。体調はもう大丈夫なんですが、長尺で喋ると咳き込んでしまうもので。用意した資料はお蔵入り。まあ金鯱賞の予想は厚めに書いておきます。

◆中京7

◎レディズビーク
開幕週かつシュート発走のマイルなら内枠が断然有利。2走前は相手が強すぎたものの自身も1.33.2の好時計で走破。前走は直線詰まったり不利を受けたり散々な目にあいながら0.3秒差7着まで来た。まともならと思わせるだけの脚勢だった。スムーズに捌ければ。

◯レオンバローズ

◆阪神9

◎ゴートゥファースト
勝った2走前も前走も道中かなり引っかかりながらの競馬だった。いかにも短縮向きのタイプであり、実に単純だが今回で狙う。逃げヒルノショパンの外2をすんなりとれそうな枠の並びも好印象。

◯スイープアワーズ
陣営曰く「精神面の不安がなくなった」とのことで、その影響か前走が見違えるほど強い内容。阪神開幕週の内有利馬場で、2~5着馬全部インという決着を大外一気でぶち抜いた。つよい。2勝クラスもあっさり突破しそう。

◆中京10

◎ナスティウェザー
新馬戦でJRAダート戦史上最速となるラスト10.9を叩き出した大器。ただ、全日本2歳優駿は距離が気持ち長かったような。短縮で。土曜の中京ダートは中京にしては意外と外が許されていたので、9頭立てのここなら外枠の差しも問題なく届く。

◯ジョージテソーロ
カトレアSは2歳限定の上級条件かつ東京ダ1600mが舞台とあって、ほとんど毎年差し競馬になるレース。1着と3着に差しが入るなか、2番手から2着に残した走りには価値がある。勝ったアマンテビアンコはその後雲取賞2着、3着アンクエンチャブルはヒヤシンスS2着と、メンバーレベルも高かった。ここでも。

◆阪神10

◎ダノンブレット
広いコースが合う追い込み型で阪神も【0-2-1-1】と好相性。反対に前走はいまひとつ合わない中山で、0.6秒差7着なら及第点だろう。芝発走かつ初角まで距離がある阪神芝2000mはただでさえ前半速くなりやすい。そこにレガーメペスカ、インディゴブラック、ジュタロウ、ホウオウフウジンなど主張する馬が揃った。ぶっ刺さる番では。

◯サイモンザナドゥ
初勝利からは1着→1着→オーサムリザルトの2着→1着でこのクラスに駆け上がってきた。特に2勝クラス勝ちは同日3勝クラスでも2着相当の時計を出しており、すでに現級でも通用する根拠は持っている。

2走前は中山ダ1800m不良馬場の16番枠、前走は外々を回って脚を無駄遣いしての敗戦。2000mに延ばし、慌てずに差してくれる武豊への乗り替わり。堅実に追い込んでくる。

◆中山10

◎シルトホルン
ここ4走続けて2000m以上を使われたが、本質的にはマイラー。マイルでは【1-2-0-1】で、3歳4月に1.32.3で走破したほか、コンクシェル、ダイシンヤマト、ココクレーターを一蹴したりしている。久々の得意距離で反撃。

◯ディオ
2勝クラスでは相手がのちのOP馬だったり、スローで差し届かなかったりと足踏みしたが、それでもレース内容自体は図抜けていた。中山でもスプリングS5着があり、コースにも対応可能。

ホウオウビスケッツは前走がイン有利馬場のイン利用で、それを受けて1番人気になるなら疑いたい。なんとなく左回りベターなイメージもあるんだよな。

◆中京11 金鯱賞

【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◆◇◇◇◇差し
スピ◇◇◆◇◇スタ

中京芝2000mは坂スタートで1000mまで上り基調、後半1000m下り基調。前有利になりやすい。まして開幕週の馬場。さらにGⅠ前哨戦らしくスローの年が多い。現行時期になってから逃げ【2-3-1-1】の無双っぷりも納得というもの。今年も逃げ馬が少なく、方向性は変わらないだろう。

◎シーズンリッチ
世代レベルの問題はついて回るが、新潟記念勝ち馬ノッキングポイントを毎日杯で破った点で、ドゥレッツァとプログノーシスを除くローカルGⅢ級の古馬勢とは差もないと見る。

ダービー、神戸新聞杯はどちらも序盤行きたがりながらの先行。折り合い的にはもう少し短い距離が合っている模様。だから菊花賞はまず距離で参考外だし、レースぶりも2周目ほぼ手綱を引っ張り通しで直線向いたときは最後方と、上手く乗れてもいなかった。

2000mに戻して最内枠をゲットした今回が買い時。一発狙って逃げ~好位をとりに行ってくれればチャンスはある。

◯ドゥレッツァ
3歳8月までに古馬3勝クラスを制した馬は86年以降で31頭しかおらず、芝の1800m以上となるとアヴェンチュラ、ショウナンマイティ、リアファル、グローリーヴェイズなど9例。それもレッドラディエンスを破っての勝利は価値が高く、いわば「世代レベル論」から離れたところで実力を証明している。

菊花賞は1000m通過60.4秒でも行きたがって先頭だった。中距離でも位置取りには苦労しない。59キロや次への叩きであることを差し引いても相手として信頼できる。

ほか、プログノーシスは香港Cがドスローと直線捌くのに苦労して不完全燃焼の0.1秒差5着。内容は全く悪くない。ただ、どうしてもゆっくりスタートして徐々に上げていく馬なので、本質的に金鯱賞の条件が合う馬ではない。去年は能力で突破したけどね。陣営も「急仕上げ」を正直にコメントしている。崩れても文句は言えない。

ヤマニンサルバムは去年振るわなかったが、その時よりは力を付けている。オクトーバーSの後半1000m57.8秒、勝ち時計1.58.0はまずまず優秀。これも有力。

ヨーホーレイクは屈腱炎明けで久々だけど、調教はよく動いているらしい。ラスト2F10.9-11.5の追切かけてるしなあ。走っても不思議ないが、いずれにせよ脚質はイメージに合わない。

アラタは中山金杯であまりにも大きい不利があった。見直したいが、これも前受けできないと厳しいかな。

◆阪神11 フィリーズレビュー

【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◇◇◆◇◇差し
スピ◇◇◇◆◇スタ

コース形態上そもそも内が有利な阪神芝1400m。多頭数の重賞だとその有利な内を争う意識が働いてハイペースになり、余計に外が厳しくなる。内枠、差し、距離短縮がこのレースの基本線。……なのだが、今年は延長組が1頭しかいない。例年よりはテンが多少ヌルいか。

◎カルチャーデイ
新馬戦は直線入り口詰まって残り200mまで追えなかったかが、そこからしっかり抜け出して着差以上の完勝だった。2戦目は一見フロックのように見えてしまうが、勝ち時計1.20.4は京都のファンタジーS史上2番目のタイムだった。

阪神JFはテンから引っかかりすぎて競馬にならず。とはいえ2歳GⅠで先行できた馬が強いのは記事でも書いた通り。朝日杯FSか阪神JFで初角3番手以内ならこのレース【1-3-2-7】複回530%になる。距離短縮歓迎で、いい枠も引いた今回が狙い目。

◯コラソンビート
新馬戦は相手がボンドガールとチェルヴィニアで仕方なし。京王杯2歳Sでレコード勝ち、阪神JFも外々を回って3着と、世代トップクラスの能力がある。桜花賞へ向けた叩きという意味の強い一戦だが、それでも一枚上手だろう。

◆中山11

◎コスモディナー
阪神JFは馬体重-22キロという厳しいコンディションでも9着と善戦した。クイーンCは8着だがゴール前しぶとく伸びていた。前提として、好走した3レースはいずれも後半に11.5以下の区間がない低速戦であり、血統的なことを考えても阪神や東京のマイルは合わない。中山替わりは待望の条件。

◯ラヴスコール
フェアリーSは残り400mまでペースが上がらず、ラスト11.5-11.4のよーいドン。内で仕掛けを待たされたぶん差し切れなかったが、力は見せた内容だった。アルテミスSで大敗した経緯も併せて、どうもキレに欠ける面がありそう。中山マイルを選んだのは正解だと思う。

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