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東京2、東京8、東京9、京都10、東京10、京都11、東京11、東京12
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は3打数ノーヒット。結局4日参加で1安打ですか。しょっぱい開催になっちまった。最終日に至っては本命が6番人気、9番人気、8番人気なわけだし、振り回しグセが出てきちゃった感じもある。上手にゲームメイクしたいものだが。
明日は久々に2重賞の土曜日。ナムラクレアとかメイケイエールが出てくる京都牝馬S、どうしちゃったのよ。
◎エースアビリティ
ダートでは6戦中5戦で上がり最速、1戦で上がり2位という末脚自慢。4走前は前半3F37.0秒のドスロー行った行ったに追い込んで3着、3走前もスロー前残りに食い込んで2着、2走前はラスト12.1の区間で猛然と追い込み、後続を5馬身離して2着。負けていた頃も内容自体は濃かった。こういうタイプの方が、昇級すれば相対的に有利になる。人気もあまりないようなので。
◯ジョージテソーロ
雲取賞アマンテビアンコの短評でも書いた通り、カトレアSはその後1勝クラス勝ちが4頭、同2着馬が2頭出ているハイレベル戦。そもそも論として世代限定の上級条件ダートかつ東京ダ1600mを舞台とするカトレアS(賞)は差し有利になりやすく、今年も展開的には前が厳しいはずだった。それを前で粘った能力は額面以上だろう。短縮も歓迎。
◎マルチャン
崩れたのは重馬場での2戦と半年ぶりだったレースだけ。前走はやや距離が長かった中でも0.6秒差4着なら及第点といえる。短縮と枠の利で。
◯オクタヴィアヌス
2走前新潟で1:57.6での7馬身差勝ちが強烈だった。前走はスローペースのぶん勝ち馬との差を詰め切れずの2着だったが、自身も上がり33.7秒を使っていて力負けではない。この2頭で買うならオッズ的に馬連かな。
◎ニシノティアモ
今の東京芝で内枠有利の2000m、スローになりやすい世代限定1勝クラスならイン前で組みたいところ。前走は牝馬限定とはいえ重賞5着と健闘しているし、何と言ってもニシノレヴナントの下で父ドゥラメンテなら距離延長は望むところ。楽しみ。
◯バードウォッチャー
新馬戦はスローペースを後方から差し切り、ラスト11.6-11.5-11.3の加速ラップを記録した。いい馬。京成杯は初物尽くしで力を出せなかった印象。東京に戻れば。
◎スプラウティング
麦秋Sが東京ダ1400mでテン34.1秒という強烈なハイペースを2番手先行、ほぼ差し追い込み決着を唯一前で残す強い競馬だった。また、大阪スポーツ杯で接戦したサンライズフレイムはリステッド勝ち、シャンブルもOP3着と好走している。前走はテン33.6秒のハイペースと内枠が不利だった。芝発走の外枠に替わってすんなり先行叶えば。
◯ロードアウォード
前々走は現3勝クラスのインヒズアイズ、ダノンミカエルらを歯牙にもかけず。前走で負かしたワールズコライドもその後2連勝で現OP馬になっている。強い相手に着差をつけて勝った能力を素直に評価。
◎ビップスコーピオン
消耗戦に持ち込みたいホウオウフウジンをはじめ、頭数の割に先行馬が多いメンバー。後ろの差し込みに出番ありと読む。
前走は初の関西圏。かなり揉まれて頭を上げた走りになり、4角も外々を回りすぎてガス欠。上手くいかなかった。東京ダ2100mは【3-1-2-0】のベスト舞台。外目の枠も好材料。
◯クールミラボー
3走前伊勢佐木特別はラスト12.1-12.1でまとめて3馬身半突き抜けるインパクト大の勝ち方。前走も勝ち馬とは4角進路に雲泥の差があり、負けて強しの言葉がよく似合う2着。東京で差しが届く競馬なら盤石だろう。
【予想の方向性】
内枠◇◇◇◆◇外枠
先行◇◆◇◇◇差し
スピ◇◇◆◇◇スタ
Dコース替わり。ウインシャーロット、コムストックロード、モズメイメイあたりが逃げ候補だが、今の馬場で果敢にハナ争いする騎手もおるまい。隊列はすんなり固まり、スローで進んだ馬群が4角で外に振れてくるため、外追い込み勢はツラい。外前を基本線に。
◎モズゴールドバレル
仲秋Sはセッション、コレペティトール、トランキリテがいて1:31.9の高速決着。このレベルが非常に高かったレースでの3着を高く評価。前走はドスローとはいえラスト3Fいずれも10秒台は優秀であり、重賞でも色気はある。
◯ロータスランド
1400m戦では何故か毎回クソ枠を引かされるが、能力で差のないところまで来る。対牡馬のGⅡで上位争いできる馬がこの相手で別定加増なしの55キロ。有利。
ナムラクレアはシンプルに距離、メイケイエールはさらに右回りという点でも下げた。ソーダズリングは三年坂Sでスローならキレるのは分かったが、まだ力量を掴みかねている。
【予想の方向性】
内枠◇◇◆◇◇外枠
先行◇◆◇◇◇差し
スピ◇◆◇◇◇スタ
「何故か大外枠が走りまくる」というレースデータはあるものの、原因は不明。10頭立てで3400mならどうせほぼ1列縦隊になるわけで、枠は気にせずに行きたい。スロー想定で折り合いコンテストからの直線キレ味勝負に。
◎ニシノレヴナント
2400m以上のレースではこれまで【4-0-1-1】。負けた2回に注目すると、青葉賞は直線でしこたま不利を受けており、比叡Sはレース上がり34.0秒の前残りにただ1頭3着まで突っ込んできたもの。長丁場では底を見せていない。ハンデも手ごろで折り合い不安もなく、上がり勝負も合う。
◯サリエラ
ルメール@2400m以上重賞は昨年、アクシデントのあったダービー以外全部馬券絡み。俗に言う「予想なんかすな」状態である。新潟記念は夏負け、エリザベス女王杯はスローの4F戦で内外の差が大きく出たレースを外追い込みの不利に泣いただけ。上位争い必至。
テーオーロイヤルは勝ち馬以外みんな騎乗ミスみたいなステイヤーズSで33秒台の上がりを使って2着確保。改めて地力の高さを示した。58.5キロなので楽ではないが、この相手ならなんとかしてしまいそうな気はする。
ワープスピードは3走前チャックネイトから0.1秒差の実績があり、東京適性も長距離適性も申し分ない。ここまでの4頭がいずれもしっかりしていて、大きな波乱はないように思う。
◎ベネロングポイント
外枠に先行馬が少なく、展開利の見込めそうなメンバー構成。直近は1200mや1400mを使われてきたが、好走はどちらも前半3F35秒台であり、短距離の流れに適応していたわけではない。東京マイルは【1-2-1-1】で現級3度の馬券絡みがあるベスト条件。そろそろ決める。
◯イエヴァンポルッカ
気性的な問題か、直線で外に出せば堅実に伸びるが、そうでないと案外なタイプ。直近で崩れたのはイン突きのときと、2走前中京ダ1400m重馬場でさすがに外を回しすぎたもの。東京で外枠なら信頼。