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中山3、阪神3、阪神6、中山10、阪神10、中山11、中京11、阪神11、中山12
※買い目は基本的に◎－◯のワイド
土曜は9打数1安打。久しぶりの中山競馬場現地でこってり絞られて、恥ずかしながら帰ってまいりました。JRA強いわ。勝負レースに据えた◎グラティアスが終始上手くいきませんといった様子だったり、◎ヒノデテイオー9番人気3着もエアメテオラ心房細動とか。参りました。精進します。
その後、身内の実質忘年会みたいな会合を経て深夜帰宅。リベンジを期して日曜予想に励む。ちょっと昨日は大振りすぎたのもある。その反省も踏まえて。
◎ウィウィルウィン
ミックファイアとセイカメテオポリスを見出したダート界の天才馬主・星加浩一氏の所有馬なのでダート向きだろう……というのはまあ半分冗談だが、半分本気。母父フレンチデピュティ、近親も好走例がほとんどダートという血統背景であり、陣営からも「ダートが合う」との評価。他のメンバーが手薄なこともあり、一発目から通用。
◯ペイシャスウィフト
前走はテン3F34.4秒のハイペースで前をゴリゴリつついていった上に、勝ち馬セントラルヴァレーに早め回収されて展開がツラすぎた。メンバーレベル的に、行ってしまえばそれまでだと思う。後ろは勝手にバテるはず。
◎ニシノミニョンヌ
前走と3走前は前残りの競馬を差しに構え、2走前は押しすぎてテン33.3秒のハイペースを作っての敗戦。ちょっとチグハグ。上手に乗られれば上位争いできるだけの力はある。ナムラが行くだろうからその外2を無理なくとりたい。武史で前進期待。
◯ナムラローズマリー
新馬戦は勢いよくハナへ。直線で一時は後続を完全に振り切ったが、ステッキに対して尻尾を振るような素振りも見せ、残り100mあたりで力尽きての2着。いかにも短縮、イカタンの馬で、イン前有利コースの3番枠。逃げ切ってくれと言わんばかりの条件ですね。
◎ラヴオントップ
これ強いでしょ。初ダートだった前走は逃げて上がり最速の大差勝ち。勝ち時計1.12.7は同日古馬OP室町Sとわずか0.2秒差。ペースを考えればむしろラヴオントップの方が上と言ってもいいくらい。
順調なら将来JBCスプリントを勝てそう。こういうのは書くだけ書いておくと得だからね。当たれば掘り返して威張れるし、外れたらどうせ忘れ去られる。そんな汚い打算は別にしても、まあかなりの器だと思っているのは本当です。馬連で相手探し。
◯エコロガイア
断然強い逃げ馬が1頭いるのだから、ヒモは差しに回せる馬と相場が決まる。ただエフエイトはさすがに前走が時計、ラップ構成ともに平凡で、面白みはないがコチラを選んだ。短縮、外枠替わりもいい。
◎ヴァルツァーシャル
厳冬期の中山ダ1800mは3勝クラスを4馬身差勝ちしたときと同じような条件。1400～1600m路線だと後方からいい脚を使うも届かない。中山替わりと延長、先行勢の手薄なメンバー構成を味方に。
◯ベストリーガード
距離を1800m（1700m含）に延ばしてからは6戦連続連対と快進撃。5走前にはウィルソンテソーロと0.3秒差、前走はウィリアムバローズと0.1秒差など、重賞級の力を示してきた。加えて今回は展開的にもやりたい放題できる。まあ崩れない。
◎インディゴブラック
近2走はスタミナを生かしたいという鞍上の意識が強すぎた。ハイペースをあまりにも早仕掛け。初角まで長いコースの外枠は、砂を被らずに先行したいがズブいこの馬にとって理想に近い。ムルザバエフ替わりで。前日2番人気？？ ちょっと人気しすぎな気はする。
◯ダノンブレット
◎テイエムトッキュウ
例年ならとにかく逃げ馬が勢ぞろいしてイン溜めの差し、というレースなのだが、今年はどうも勝手が違う。シンシティ、ハコダテブショウ、パウオレあたりがまとめて除外になったことで、他の逃げ候補はピンシャンとラプタスとチェイスザドリームくらいか。
ただピンシャンとラプタスは1200mで安定してハナを切れるほど速くないし、チェイスザドリームは室町Sで2番手妥協を選択している。これ、案外前がヌルいのでは？
じゃあ内枠からスンナリ逃げて自分の形に持ち込めるテイエムトッキュウを素直に。中山ダ1200mは1着2着1着。リステッド3馬身差Vなら重賞でも。
◯リュウノユキナ
ここ2年とは一転、大外枠になってしまったのは懸念材料。とはいえ、国内の1200mは直近19戦連続で馬券圏内、地力と安定感は素晴らしい。ここを疑い出すと、とてもじゃないが1点では獲れないレース、という話になってきちゃうからね。
◎タツリュウオー
道頓堀Sもゲート自体は五分以上に出ていたのだが、16番枠の分で位置をとらず。上がり32.6秒を使って9着という展開になってしまった。枠が悪すぎた。ただ、「その気になれば先行できそう」の雰囲気は出していた。今回は先行策を示唆する陣営コメント。このメンバーで最内枠ならイン3を狙って乗ってほしい。
◯メイショウエニシア
2走前の2着は軽ハンデかつイン前有利なコースのスローペースでかなり恵まれた。ただ逆に前走、3走前、4走前はいずれもハイペース玉砕であり、「無茶をせずに逃げられれば残る」といった程度の力量感か。でまあ、今回マジで他が全部差し追い込み馬なのでねえ。
◎キャットファイト
ボンドガールとチェルヴィニアの回避で、一旦頭をまっさらにして整理したい。出走馬中、シンプルに数字面でもっとも強烈なパフォーマンスはこの馬のアスター賞。勝ち時計1.33.1でラスト11.6-11.3と加速。着差も5馬身付けたわけで、単に馬場と展開で出たというものでもない。
遡って新馬戦はスローで道中かなり口を割っていたし、ラスト32.5秒を使わないと勝てない位置取りだったもので、そこまで悲観しなくていいのでは。折り合い面といい、ディスクリートキャット×パイロの血統面といい、ドスローはやめてほしいタイプなんだと思う。今の阪神の芝もフルゲートだと若干内枠の方がいいかな、という水準。色々整っている。
◯サフィラ
こちらは枠が懸念だが、アルテミスSはラスト11.4-11.2-11.0のキレイな加速ラップで1.33.6という勝ち時計。新潟2歳S2着のショウナンマヌエラがここでは5着に敗れ、新馬戦でオーサムストロークを千切ったラヴスコールでさえ6着止まり。レースレベルが非常に高かった。コラソンビートやアスコリピチェーノとの比較ではホームアドバンテージ＆右回り経験の点でも優勢。
その他の馬については動画で解説しています。
◎ポリーフォリア
フィリーズレビューはハイペースを先行した上に、直線入り口で外から蓋をされて仕掛けが遅れた。さほどキレないがレース巧者の先行馬で中山とは相性がよさそう。内枠を生かした立ち回りで。
◯メタルスピード
スプリングS3着、皐月賞4着馬。速い脚はないが器用で道悪にも強いタイプ。なぜわざわざ合わなそうな東京→京都外回り→東京というローテを組んだのか、なかなか不思議。中山マイルに戻して好枠を引いた今回はさすがに上位確保は堅いと見る。