【中央競馬】中日新聞杯2023と当日他レースの予想

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中山4、中京5、中京7、中山9、阪神10、中京11、阪神11、中山11、阪神12

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

金曜大井は4打数ノーヒット。連勝は3でストップでした。まあまあ、開催単位で見ればおおむね満足。

あ、明日の大井は火曜予想の記事を使いまわしてやろうかと思ってたんですが、馬場の前提が真逆というくらい変わってしまったのでパス。中央に集中します。ちなみに、久々の中山現地予定。3年くらいコロナと大阪に住んだりがあったので、19年リスグラシュー有馬記念以来かな。討伐してきます。

◆中山4

◎マイネルバーテクス
2歳6月東京マイル新馬で1分35秒を切ったのは昨年まででステルヴィオとグランアレグリアだけ。今年ボンドガール、ゴンバデカーブース、ボルケーノが追加された。単に「今年の6月開催は馬場速いのカナ⁉」などと呑気に捉えていたが……。

ボンドガール組は何度も書いているように2~6着勝ち上がり、チェとコが重賞を勝ち、ボも遅かれ早かれ勝つ。ゴンバデカーブース組も2~5着、10着、12着勝ち上がり、ゴが重賞勝って、3着オーキッドロマンスが京王杯3着。ボルケーノ組はそこに比べるとやや見劣りするが、2着と3着は勝ち上がり。結局時計は正直で、3戦ともちゃんとハイレベル戦だったのでは? ということで、その4着マイネルバーテクスを買いたい。

◯ウイントレメンデス
新馬戦は1000m通過65.0秒から12.9-12.8-11.6-11.7の酷いスローで、行った行ったを捕まえきれず。前走もスローの中団から上がり最速のいい脚で伸びたが、2番手から抜け出した馬に11.0-11.2でまとめられては仕方なし。普通に流れてくれれば。

◆中京5

◎ナムラエデン
新馬戦は1200mで出遅れ、レースについていけずという敗戦だったが、距離を延ばしてからは安定している。自身に特段の強調点があるわけではないが、力のありそうなライバルがみんな外枠に追いやられたのが僥倖。

◯サロニコス
前走イフェイオン未勝利の1.33.3という時計は2歳の京都内回りマイルでは歴代2位。この組はハイレベルと見ているのだが、果たしてどうだろうか。これはオッズ的に馬連かな。枠連まである。

◆中京7

◎ララマルシュドロワ
未勝利勝ちは逃げて上がり最速、加速ラップ。同日の1勝クラスを0.9秒上回る素晴らしい走りだった。前走は出遅れて進んでいかず。距離も足りなかった。気分を損ねずに走ってくれれば。

◯アルムエアフォルク
前走は1000m通過およそ64.2秒、後半12.3-12.2-12.3-12.8のスローペースを後方待機。3角で落馬の影響も受けて前と離されたが、強烈な末脚で2着まで戻ってきた。減量が効くのか相性の問題かは不明だが、永島ま騎乗時【1-4-1-3】。差し受難の中京でもこの少頭数、前がそれなりにいるメンバーなら届く。

◆中山9

◎シュシュトディエス
新馬戦はドスロー&計測がやや怪しい週とはいえラスト11.3-10.8で着差をつけての勝利。一定以上の能力を持っているのは間違いない。前走は道中ずーっと引っかかり、直線も狭くなってどうにもならず。短縮で一変しようよ。

◯マスクオールウィン
これまで先着を許したのがボンドガール、チェルヴィニア、コラソンビート、アトロルーベンス、オーキッドロマンスでほとんど重賞好走馬。この相手に混ざればさすがに。

◆阪神10

◎ヒノデテイオー
ズブいが早めからしっかりふかして行けばしぶとく伸びるタイプ。前走は外枠から馬群に入れて直線まで仕掛けを待たされており、まったく持ち味を生かしていない。阪神替わりと外枠はいい。エアが早々に前を回収するような展開になってほしい。

◯エアメテオラ
ダ替わりで開花した半兄エアアルマスをなぞるように、初ダの前走でいきなり5馬身差の圧勝。砂を被る形もクリアした。5馬身千切ったティルドーンはのちに2勝クラスでも2着、3着のインヒズアイズは(距離を替えたとはいえ)既に2勝クラス突破、4着アッチャゴーラも2勝クラスで3着。こういう面々を一蹴したのは価値がありますね。

◆中京11 中日新聞杯

◎ユーキャンスマイル
右回りは不得手、GⅡ以上だともう力が足りない。ただ左回りのGⅢは4戦して【2-2-0-0】であり、新潟記念58キロで2着の通り、ローカルGⅢまで相手を下げればまだまだ威張れる。石橋Jがどうこうではないが、ずっと同じ騎手ばかりだったのでモリス替わりでどうなるか興味あり。

◯ホウオウビスケッツ
ハイペース先行で潰れた皐月賞、ドスローを前で粘ったダービーは逆の意味でどちらも参考外。注目はフリージア賞で、後半1000m57.7秒が優秀な数値。東京芝1800m以上の世代限定戦で後半57.7秒以下はダノンキングリー、カレンブーケドール、コントレイル、シャフリヤール、ジオグリフ、イクイノックス、サリエラに次ぐ8例目。ローカルのGⅢくらいは持っていく器でしょう。

◆阪神11

◎グラティアス
小倉日経オープンはハイペース先行で3着、ポートアイランドSはスローで楽に先行したドーブネを捕まえられず2着、そしてカシオペアSは1000m通過57.6秒を2番手先行して差し馬に飲み込まれた。不利な展開が続いている。1800mもこなすがマイルがベターではあり、ワンパンチを短縮で補う。まだ阪神芝は内枠の方がいいと思うしね。

◯マテンロウスカイ
ここ4走はずっとハイペースの先行。ケフェウスSなんかマイル通過1.32.5だった。もう戻れなくなるとは思うが、この短縮は素直に買い。

◆中山11

◎デコラシオン
左回りでは【0-1-0-5】とどうも冴えない。中山の戦績だけに注目したい。前走秋風Sは内有利馬場にハイペースが重なり、イン後方勢が台頭した一戦。それをトップハンデで外枠先行しての5着はすごく強い走り。いい馬。

◯ルドヴィクス
年初には(実質ハンデ2キロ差とはいえ)スルーセブンシーズの2着がある。現級3度の2着が示す通り、条件と展開ひとつで好走圏内。2走前は不良馬場でノーカウント。前走はメンバーレベルも高く、差し馬場にも泣いた。そもそも使える上がりに限度があり、東京よりは中山の方が断然いい。一発ある。

◆阪神12

◎ウインバグース
前走もとい先週はテン4F44.7秒のハイペースを先行して力尽きた。逃げ切りが決まったレースなのでもちろん粘れて欲しい内容ではあったが……。

この馬の場合、中3週以下【2-4-1-4】に対し、中4週以上【0-0-0-6】というあからさまな叩き良化型。中8週の前走は試運転みたいなものと割り切ってよかろう。連闘で短縮のここが本チャン。

◯スマートルシーダ
前走は後ろすぎたし大外を回りすぎた。上がり最速33.2秒でよく突っ込んできたが、位置取りに無理があった。ルメール騎乗時は2度とも馬券になっているし、少頭数で相手も緩和。圏内には入ってくるでしょう。

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