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阪神3、中山3、阪神9、中京10、中山10、中京11、阪神11、中山11、阪神12
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜船橋は釣果なし。いや~、下半期ワースト開催というくらい振るわなかった。難しすぎる。唯一チャンスのありそうだった◎クアトロフォンテ5番人気2着は、対抗のリアルミーが序盤から全く進んでいかずの離れた殿負け。アクシデントだとは思うが……参りました。まあこれも競馬です。
早いとこ大きめの1安打出してメンタルを立て直したい中央。『競馬ナイト+』で紹介した中山ダートの勝てるやつをやりたいんだけど、初日は該当馬がほぼいないかも?
◎ポマール
前走イフェイオン組は勝ち時計1.33.3。これは2歳京都内回りマイルとしては歴代2位の好時計。5着オリーボーレンが次走福島に回って3馬身半差勝ちを収めるなど、なかなかのハイレベル戦という説を提唱したい。
◯フレミングフープ
新馬戦は前後半47.9-46.4、スロー4F戦でもっとも差しにくいラップ構成。道中1~4番手の馬が1、3~5着を占めるなかに猛然と追い込んできた。外回りに替わって川田確保。これは飛ばない前提で組める。
◎ハニーコム
初戦は後方をノンビリ走らせて直線だけの競馬。射程圏外から上がり最速のいい脚は使っていた。シルバーステート×ホワイトマズルで東京向きってことはないだろうし、中山替わり、手替わりでもう少し流れに乗せてくれば。
◯エリカエスティーム
2歳6月東京マイル新馬で1分34秒台というのは昨年までステルヴィオとグランアレグリアしか出しておらず、それだけで出世を確約するファクターではあった。
ところが今年はボンドガール、ゴンバデカーブース、ボルケーノ新馬の3戦で記録。「ずいぶん安売りだなあ、馬場が速いんだろうな」と思っていたが、なんてことはなく、全部ハイレベル戦だったっぽいね。
そんなゴンバデカーブース組で、かなり折り合いを欠きながら4着。勝ち馬は重賞を制覇して、3着馬、同着4着馬、10着馬がその後勝ち上がっている。こちらもすぐに勝てるでしょう。
◎モンシュマン
3走前はのちの重賞馬アスクワンタイムの2着、2走前に破ったエトヴプレはその後OP特別勝ち、前走の勝ち馬オーキッドロマンスは次走で京王杯3着。戦ってきた相手は悪くない。
そのカンナSはテンから33.3秒で突っ込み、残り600~400m区間11.8で後続を呼び込んでしまったのが敗着。差し競馬を誘発する逃げ方だった。今回は他に逃げ候補がたくさんいるので、差しに回してみてほしい。
◯ピューロマジック
未勝利戦は着差の付きやすい馬場とは申せ1.7秒差の圧勝。2着馬も次走で勝ち上がっていて、相手が全く弱かったわけではない。ファンタジーSはテン34.1秒も速いが、次区間11.1がとどめ。さすがに速すぎた。短縮、このコースで有利な最内枠をゲット。上位争い必至。
◎エアミアーニ
ここ2走はドスローを後方から行っており、敗戦やむなし。なんといっても3走前同コースを使った時は、直線詰まり、残り250くらいから狭い進路を割ろうとしたら挟まれて、散々な形でも4着まで来た。力がある。シュート発走のマイルで開幕週なら内枠もいいはず。
◯シャドウフューリー
わたしのマブダチ。2戦目以降、崩れたのは4月東京戦と10月三鷹特別の2回だけ。前者はたびたびコスっているハイレベル・ニシノライコウ組であり、そこをハイ逃げかましての敗退。後者はシンプル2000シリーズどん詰まり。まともに走ればこのクラスでは崩れない。というか、相模湖特別なんか大出遅れからの3着だし、まともに走れなくても何とかできちゃうスケールがある。1600mも問題なくこなせる距離。ワイドの片棒として全幅の信頼。
◎ヨンク
前走は夏負けとのこと。確かにやんわり10月~2月くらいに良績が集中する馬ではある。それにハンデ戦だと斤量不利でもあった。
差し一辺倒の馬ながら、現級の中山ダ1800m・定量戦なら【0-1-4-2】と堅実。ブリンカー効果にも期待。フラッパールックとネイリッカの争いを中心に、前がやり合ってくれるようなら。
◯ヴァナルガンド
前走の敗因は色々考えてみたけど、ひとこと「後ろすぎた」に集約されるのでは。この馬が4角通過順2桁だったのは2戦しかなく、見事にその2回だけ飛んでいる。能力があるのでそれなりに脚は使うけど、直線勝負が合うタイプではない。そういう意味で延長も中山替わりもポジ要素。今度は前々でお願いしますね。
◎アネゴハダ
2、3走前は差し競馬を先行し、逆に前走は酷いスローを後方待機、上がり32.3秒を使うも、勝つには31.6が必要だった競馬。無理。
そもそも論としてこの馬の場合、なまじ3歳時にCBC賞3着があるせいでハンデ戦に出ると不利。定量戦替わりも1400m替わりもいいし、今回は開幕週の内枠、スロー濃厚。シンプルに先行したら残る。逃げてもいいよ。
◯バルサムノート
右回りだと内にモタれる面が強く、福島や中山では競馬がしにくい。前走はラスールともども強気にやりすぎて差し馬に呑まれてしまったが、走破時計1.32.3で何も悲観することもないだろう。
◎ベラジオオペラ
デビュー3連勝でスプリングS制覇。皐月賞は道悪のハイペースを先行した上に、4角やや外に張ったタイミングでバランスが崩れ失速。参考外でいい。
ダービーはたびたび書いているように、大逃げのパクスオトマニカを除く2番手以下ドスローというレース。中団から直線伸びてタイム差なし4着、これは高く評価したい。同じく差して5着まで来たノッキングポイントも新潟記念で古馬撃破しているわけで。
◯ボッケリーニ
GⅠでは結果が出ないがGⅡ~GⅢなら力上位が明らか。特に秀逸だったのは鳴尾記念。当時の阪神はかなり内有利、逃げ有利のバイアスが強かったのに、外枠からシンプルに外々を進出していく競馬で勝ち切ってしまった。着差以上の圧勝だった。同じ舞台でも今回は内枠、フェーングロッテンやテーオーシリウスが外枠から飛ばしていく分で展開利も見込める。
◎セファーラジエル
3勝クラスを勝った時の内容に注目。1000m通過63.0秒のスローペースとはいえ、向正面でマクろうとする馬に抵抗し、L5から11.2-11.4-11.2を刻みながら逃げ切った。向正面から3角にかけて33.8秒、最後に使うような脚を解放しながら、よくバテなかったと感心。スタミナは相当な次元にある。
昇級後は阪神外回り→東京4連戦と大箱系のコースばかり使われている。末脚よりもしぶとさで勝負するタイプなので、単純にコースが合っていなかったのではないか。中山替わりで3600m、一発あっていい。
◯キングズレイン
ステイヤーズSは外国人騎手を買っておけ、というデータがある。それがまず前提。町田特別を後半1000m57.3秒で上がってきたように、スローからのロングスパート勝負でいい走りをする馬。距離延長はマッチしそう。
◎トーホウガレオン
崩れた2回はどちらも重馬場で、良~稍重なら【2-3-3-0】とパーフェクトで複勝圏確保。2走前3着だった茨城新聞杯は(自分を除く)14頭中7頭が前走現級3着以内という好メンバーのなかを善戦した。今回はスローペース濃厚。先行して。
◯ドクタードリトル
1800mでは【2-0-2-1】、唯一の着外は毎日杯詰まって4着というもの。2走前1.44.8の優秀な時計で勝ち上がり、前走は徒歩みたいなペースからレース上がり11.6-10.9-10.9では差せる由もなし。普通の競馬になって、普通に乗られれば。