【中央競馬】チャレンジC2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

9月13日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年9月号

金曜は1打数ノーヒット(除外2)で終わり。◎プラチナバンドは来たけどね。ワイドでくくったクロームウルフが4着まで。

木金は合計7つ予想して結局6つ返還になった。なんじゃそりゃ。今開催は図らずも勝ち逃げという形に。まあいいでしょう。これ前半戦負けてたらかなりフラストレーションだったと思うけど。

明日からは3日間開催。まずはこの時期に戻ってきたチャレンジCから。あとモレイラ来襲。Xの方でも投稿したけど、実は阪神での成績はそんなによくなかったりする。

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

◆阪神3

【予想の方向性】
阪神芝はフラット〜やや内有利。先週を見る限り極度に寄せる必要はないと思うが、多頭数の内回りになると少しインの利が出てくるか。ただ、このレースに関しては5頭立ての1800mで、展開や馬場による紛れは考えない。シンプルに能力評価で買う。

◎マテンロウゲイル
アストロレガシーが勝った新馬戦はラスト2F11.1-11.1の秀逸な上がり。ここに4角11番手から猛追してきた点で高評価している。『競馬チャンネル』さんの連載で「次は勝つ!」と息巻いたのだが、オッズがまるで見込めないこの5頭立てに出てきてしまうとは……。スルーも考えたが、せっかくなので3連単1点まで絞って買う。

◯ギャラボーグ
新馬戦は先行して2着。逃げたオルネーロに上がりでも0.1秒上回られていて、絶賛するような内容ではない。が、今回のメンバーに混ざれば2番手。

▲ブラックコーラル
POGでの評判は高かった。新馬戦はスローの2番手からあっさり止まって最下位。いただけない敗戦だった。ただ、この宝塚新馬は2, 3, 4, 6着馬がその後勝ち上がっていて、レースレベルは優秀。このメンバーであれば3着になるだろう。5→2→3で。

◆中山8

【予想の方向性】
中山ダートは先週やや外有利だった。雨の影響で不透明な部分もあるが、とりあえずその延長線上と仮定する。見るからに逃げ馬が少なく、サンタアニタの先手でスロー想定。外枠の先行馬を狙う。

◎ルーフオブヘヴン
JRA未勝利を突破できなかったが、佐賀に移籍して連勝で戻ってきた。2走前は半年の休み明けで+22kgと重め残り。参考外でいい。前走は外有利のトラックバイアスに反するイン走行で5着。距離短縮&馬体が絞れた効果でパフォーマンスは上がった。芝発走の大外を生かして前につけられれば面白い。

◯サンタアニタ
母ワンスインナムーンはスプリンターズS3着など短距離で活躍した馬。2走前に自身がマイルを使った時は鞍上がかなりソロっと乗ったが、それでも一度抜け出して最後止まった。距離が長かった。1150mに転じた前走が本領。今回は他に先行馬がほとんどおらず、枠なりに労せず先行して残る。

◆阪神9

【予想の方向性】
1200mで先行してきたブライアーヒルか、サーナーティオンの逃げになりそう。全体的に逃げ先行馬が少なく、ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎モンタルチーノ
1400mは4戦して【1-1-2-0】と馬券圏内を外していない。2走前の大敗は外有利に振り切れた馬場の最内を通ったのが敗因だった。

ブルクトーアは右回りだと右にモタれる面が強く、ラチ沿いがとれないと競馬がしにくい。ヴァージルは18頭立ての大外枠が厳しい。サーナーティオンは1年休養明け。ブライアーヒルは1200mを先行して勝って延長で昇級戦……といった具合に、他の人気馬にアラが多い。相対的に優位とみて単勝を買う。

◆中山10

【予想の方向性】
中山芝はやや内有利とする。小倉芝1200mを前半3F33.3秒のハイペースで逃げてきたコウセキが今回も逃げそう。わざわざ競ってまでハナを叩く馬はおらず、フーコサンライズが続いてミドル~ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎スターウェーブ
2歳6月の東京芝1400mで新馬勝ちを収めたが、その後は案外振るわず。それでも1200mに短縮した前走は休み明け+14キロでありながらラスト11.6-11.4の加速ラップで勝利した。相手が手薄だったのもあるが、ある程度の評価は与えたい。この枠の並びであれば、逃げるコウセキの背後、イン3が確保できる。相手が坂で鈍ったところをチョイ差しする。単勝。

◆阪神10

【予想の方向性】
阪神ダートは内外フラットとする。最内のブリッツクリークがハナ主張。ジョータルマエは2番手でもよく、タガノマカシヤも砂さえ被らなければ3番手でいい。ミドル~ややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。

◎タガノマカシヤ
揉まれず先行すれば強いし、そうでなければてんでダメ、という分かりやすいキャラ。前走は重賞でまわりも速く、3番枠ではどうしようもなかった。今回も内目4番枠だが、9頭立ての少頭数だし、厄介なブリッツクリークとジョーが自分より内になってくれた。この枠ならやりたい競馬ができるはず。

◯ジョータルマエ
現級2着3回の実績から地力上位は明白。前走は前半1000m61.6秒からラスト13.1-13.1を要するハイペースで、この馬以外ほとんど差し馬が上位に台頭していた。2着ならエラい。引き続き前で立ち回れれば信頼度は高い。

◆中山11

【予想の方向性】
芝でのスピードからしてナムラローズマリーの逃げが濃厚。それより外にいる先行馬はグランフォーブルくらいで手薄。ややスロー想定。中~外枠の先行馬を狙う。

◎グランフォーブル
3勝クラスに上がって苦戦が続いてはいるものの、中山ダ1200mでの3戦に限ればいずれもハイペースの差し決着を前に行って撃沈したもの。絶望的な負け方はしていない。前走も前後半3F推定33.4-38.3のハイペースで、この馬に限らず前は総じてツラい展開であった。まったくの人気薄となり、スローの外2あたりがとれそうな今回はちょっと期待していい。

◯ショウナンアビアス
3走前に当コースでハナ差の2着。当時の勝ち馬ブシンはその後オープン・越後Sを勝っている。ドンレパルスとは展開ひとつで着が入れ替わる間柄だが、今回は前が手薄な分だけこちらを上位に取る。

◆阪神11 チャレンジC

【予想の方向性】
明確な逃げ馬は不在。ホウオウプロサンゲ、ショウナンマグマ、あとはジューンテイクらが先団形成。テンの速い馬が見当たらず、ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎イングランドアイズ
「前走はフロックだよおじさん」が多そうなので、逆に後追いするという発想。いや実際、小倉記念はハンデ51キロと内有利のトラックバイアスでかなりハマったものではある。ただ、3走前はペースが遅すぎてどうしようもなかったし、2走前の垂水Sはスタート後の接触で後手に回り、直線も右にモタれてまともに走れず。B着した直近3戦で力負けはしていない。

この右にモタれる癖があるゆえに、右回りだと内ラチを頼れるか否かでパフォーマンスに乖離が出る。その「いい形」になったのが前走だった。そして今回もまた内枠を引き、イン3あたりの「いい形」がとれそうな状況。他の有力どころが外枠に追いやられたのも相対的には嬉しい材料。

◯サブマリーナ
デビューからほとんどのレースが強い。新馬戦を勝って迎えた2戦目、つばき賞はメイショウタバル、キープカルムと戦って0.1秒差。続くあずさ賞はラスト11.4-11.0の加速ラップを差し切った。

オリオンS4着は前半1000m62.7秒、ラスト11.1-11.2のドスロー前残りで、しかも勝ったマイネルエンペラーは後の重賞馬、2着シェイクユアハートは小倉記念2着馬である。難波Sではラヴァンダ(阪神牝馬S3着、府中牝馬S3着)に勝利。新潟大賞典は前後半61.3-59.2のスローペースをほぼ最後方から上がり最速で追い込み2着。当時先行して6着に終わったオールナットよりは明確に強かったと思う。

正直、2週目の阪神芝2000m、多頭数の13番枠で条件はよくない。それでも新潟大賞典で負かしたオールナットや、3勝クラスをスロー先行で突破してきたグランヴィノスよりはこちらの方を信用したい。

◆阪神12

【予想の方向性】
前に行く馬が非常に少なく、メイショウヤシマの単騎逃げムード。ややスロー想定。前を狙う。

◎グリーズマン
前走はそれまで着けていたブリンカーを外し、距離を延ばしての一戦。5着に敗れはしたが、道中控えて全体的にゴチャっとした競馬だったし、砂を被って行きっぷりが悪かった。敗因は揉まれたこと。直線はジワジワ脚を使っており、距離そのものは大丈夫だった。スピードはあるので変に控えず、メイショウヤシマの外2で気分よく運べば。

◯メイショウヤシマ
デビュー戦の大敗後は芝を使われたが、ダートに戻した前走を逃げて上がり最速V。カリフォルニアクローム産駒でやはりダート向き。不良馬場の回復途上だったのでタイム比較は信憑性ナシだが、一応1:51.6は同日2勝クラスより時計的に速かった。ラスト2F11.8-12.4でまとめた点もまずまず優秀。今回も普通にスタートを決めさえすればハナを切らせてもらえそうなメンバー。行けば止まらない。

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