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競馬ナイト+(プラス) 2023年9,10月号発行・文:鈴木ユウヤ|鈴木ユウヤ
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阪神6、中山6、阪神7、阪神10、中山10、阪神11、中山11、阪神12、中山12

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

金曜大井は全レースとりやめ。台風直撃ですからねえ。まあ、個人的には初日の浮きを守り切って、開催そこそこプラスで終わることができた。

「ワイド1点買い」に切り替えた8月25日を起点に成績を集計してみたら(ブログ外の馬券含むよ)、地方は的中率20.0%、回収率104.0%中央は的中率23.6%、回収率143.9%といい感じ。一発長打に頼らず、ジワジワと黒字を押し広げられているのは理想的といっていい。このまま年末まで好調を持続したいものです。問屋、たまには卸してください。

◆阪神6

◎ビッグボスマサムネ
未勝利馬の身だが、2歳時にはライオットガールとクビ差2着で後続を5馬身離したレースもあった。今回はエルゲルージを除いて1勝クラスで着順の大きい馬が多く、メンバーとしてはそこまで強くない。通用する余地はある。

前走はスタート直後に落馬寸前の躓きがあって参考外。先行したいが一歩目が速くないクチで、外枠替わりも吉と出るだろう。理想はホームストレッチを長めに使っての外2確保。

◯エルゲルージ

◆中山6

◎リリージェーン
ジャバジャバの中山ダ1200m。競馬というよりショットガンタッチみたいなもんだと思う。

2歳未勝利を33.5秒で逃げた実績を頼りにココへ。着外2度はどちらも揉まれたのが影響しており、多少無理してでも主張してくれれば好勝負になる。

◯トモジャミ
前走は福島ダ1150mの内枠では大痛恨といえる出遅れ。外枠替わりで順当に巻き返す。

◆阪神7

◎ハートループ
宝塚記念の週ですらまだインがよかった阪神芝。2か月強のインターバルを経た開幕週なら、やはり逃げや内をマークしたい。

新馬戦は気性の危うさを見せながら、カラくも逃げ切り。ただ2戦目は出遅れて引っかかってコーナーを曲がれず。全く競馬にならなかった。ちゃんとゲートを出て、ジワっとハナに立てれば。

◯アースクロニクル
既走馬に混じったデビュー戦が強烈な差し切りで、クロノロジストって神だなと改めて思いました。2戦目は休み明けで+24キロ、ハイペース先行なので仕方なし。個人的には単勝1倍台でも妥当という感覚。

◆阪神10

◎タイセイシリウス
久々に見所のあった前走は、先行して4角で置かれてしまったのに、ゴール前盛り返して詰まるという謎の内容。よく分からんが、バテてはいなかった。

今回は逃げが叶いそうなメンバー構成で、古馬牡馬52キロのハンデも魅力的。とにかく逃げてほしい。上がりの要らない阪神内回りの2200mでトラックバイアスを味方に、ジリ脚を生かし切って。

◯レッドバリエンテ

◆中山10

◎タッカーシルバー
そもそも論として中山芝は金曜発表のクッション値6.2、4角含水率27.4%という意味不明なコンディション。どっちかなんですよね。イン走るメリット皆無の外差し祭りか、逆に末脚完全無効化のパターンか。ちょっと蓋を開けてみないことには。

とはいえ、ショウナンマッハ、ミキノバスドラム、ハギノモーリスと特攻(暴走)型を3頭も揃えたこのレースは流石に後ろでとりたい。低速戦への適性、枠を加味して。

◯トラベログ

◆阪神11

◎カセノダンサー
補佐役もOP入りしてからは先行力に陰りが見えており、おそらくジレトールがハナ。まあスローの前残りだろう。

そのジレトールと、外2にいるであろうカセノダンサーをセット購入。3勝クラスでは相手のミスに乗じたとはいえドンフランキー撃破の実績がある。近2走は揉まれたのもあまりよくなかった印象で、外枠替わりは吉兆。

◯ジレトール

◆中山11 紫苑S

◎エミュー
馬場がね。条件戦を前で戦ってきた馬が多く、外からの大味な追い込みが届くようなタフタフしい競馬になるんじゃないかな。P持続型の2頭を。

◯グランベルナデット
忘れな草賞というよりは未勝利勝ちの方を評価。上がり36.7秒要しながらの押し切りは、割と今回の競技に近い資質を示したものだと感じる。

スタンダードな馬場ならモリアーナを楽しみにしていたんだけど、こうなってしまうと1枠2番の上位人気馬を買う気分にはなれない。今年の紫苑Sはここ数年に比べてかなりメンバーレベルが低調な上に、消耗度の大きいレースになることも避けられない。本番には多分繋がらないでしょう、と先に予想しておきます。

◆阪神12

◎メイショウクリフト
明確な逃げ馬はスマートアイ1頭に見えるものの、アルムラトゥール、ナツイロノオトメ、コウバコなど「できれば2番手が欲しい」というタイプは案外多く、そこそこ流れそう。外差しで想定してみたい。

ここ4走は芝を使われているが、1勝クラスはダートで突破。その際に負かしたフラップシグナスはその後2勝クラスでも3着、2着と活躍している実力馬である。間接的にこちらもこのクラスで通用する。

◯ミルトハンター
昇竜Sはハイペースの先行で2着。2勝クラスだと力量上位は明らかで、リボン賞はどん詰まりの敗戦だった。大外枠で何の不安もなく。

◆中山12

◎サイモンギフト
ショットガンタッチその2。3月中山でテン33.1秒の逃げを打っており、その気になればこの馬が最速。砂被りNG馬で、だから前走は原さんに「控えたらダメだよ!」とテレパシーを送ったのだが、こちらの超能力が及ばず伝わっていなかった模様。申し訳ない。外枠偶数、妥協なく行き切ってください。

◯デュアルキャリアー
サイモンがしっかり主張すれば、こちらも位置取りは楽になる。中央なら現状、中山ダ1200mだけがチャンスのある舞台。3走ぶりのベストコースで。

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