【中央競馬】キーンランドC、新潟2歳S2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

8月24日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年8月号

土曜は8打数1安打で負け。メイショウ2000勝メモリアル馬券だけ当たった。札幌芝はそもそも自信がなく、新潟ダートも先週ほど外が使えなかったので、必然的に勝負するレースはその中京3と、中京メイン、新潟最終に。しかしエストレヤデベレンがさっぱり伸びず、最終は◎ブルーベリーフィズ1着同着もレイニングの方がまさかの4着。能力が違うと思ったんだけど。うーん。

トントン拍子で来ていた8月中央もここで連勝ストップ。ズルズル行かないように頑張りましょう。明日は新潟2歳SとキーンランドC。この頃「全頭評価」の対象にしたレースが当たっていない。そろそろビシっと仕留めたい。

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

◆札幌2

【予想の方向性】
土曜の札幌芝は稍重スタートで外も来ていたが、乾いた結果10Rと11Rは明確にイン優勢の決着だった。日曜もやや内有利と想定する。スカイピア、レッドスティンガーの2頭が先行する程度でややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ロイヤルスパイア
新馬戦は直線で進路がなかなか見つからず、右往左往して最終的に詰まり5着。スムーズならもっと上の着順だった。当時の3着ディアダイヤモンドが次走7馬身差勝ちを収めており、6月東京新馬らしくレースレベルも上々だったと推察される。単勝で。

◆中京9

【予想の方向性】
土曜の中京芝は少頭数ばかりで判断しにくかったが、Bコース替わりで多分やや内有利。枠なりにバンディートが逃げ、ホーリーブラッサムは川田騎手なら近2走ほど遮二無二飛ばさない。ミドル~ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎バンディート
1年ぶりの実戦&中央再転入戦だった2走前は出遅れから挽回して逃げ、1400mを1:21.2で通過するもラスト100mで捕まった。前走も前半3F34.0秒と速めの逃げを打ち、その後11.4-11.0-11.4-12.0と早仕掛けになった中での0.2秒差4着。前進気勢が強すぎてアダになっているが、どちらも能力自体は感じる負け方。もうひと溜め効けば。

◯ホーリーブラッサム
フィリーズレビューは重賞かつ前半3F33.2秒のハイペース先行でさすがに潰れたが、2走前は前半3F33.6秒の逃げで2着、前走も同33.2秒で突っ込んで2着に残している。出して行きすぎだと思う。バンディートをかわいがって共存してほしい。

◆札幌9

【予想の方向性】
これといった逃げ馬不在。前走ハナに行って何もいいところがなかったリアライズオーラムは行きたくないと思われ、とするとマイネルゼウスの逃げになる。いずれにせよスロー想定。内前を狙う。

◎マイネルゼウス
他の人気どころがだいたい外枠になった中、単独のイン前。景色がかなりいい。5走前の若竹賞6着はどん詰まりノーカウント。それ以降は弥生賞で0.5秒差、1勝クラスで3戦連続好走とこの相手関係なら地力上位。前走でクビ差だったアルマデオロも次走しっかり勝ち上がった。単勝。

◆新潟9

【予想の方向性】
新潟芝はAコース5週目でさすがに外が伸びるようになってきた。逃げ馬はウインアイオライトだけで、先行タイプもフロムダスク、ファーヴェントくらい。前が手薄。外枠先行を狙う。

◎ダズリングブレイヴ
昨年11月に現3勝クラスのスカイハイともども3着以下を3馬身半離したレースが印象的。続くジングルベル賞は勝ち馬ヤマニンアルリフラで2着とは0.1秒差。3走前は枠順不利かつ直線挟まれる不利もあった。前走の弥彦S0.3秒差5着である程度現級にメドを立て、今回はハンデ戦で55キロ。上がりが速い競馬への対応は未知数だが、楽しみはある。

◯ファーヴェント
昨年のきさらぎ賞はゴール前の不利がなければ勝ち負けだった。ビザンチンドリーム、ウォーターリヒト、シヴァースのその後の活躍を思えば、こちらもOPには行ける器だろう。2走前の敗因がいまいちハッキリしないが、前走は前後半45.6-47.0のハイペースを前受けして見せ場十分の4着。今回の方が展開はラクなはず。粘り込み可能。

◆新潟10

【予想の方向性】
一見して先行馬は多くないが、北九州記念の32秒台先行をしてきたタマモブラックタイがおり、逃げないとよさの出ないブリックワークがハナにこだわる。それなりに流れそう。中~外枠の差し馬を狙う。

◎グレイイングリーン
高速馬場の1400mには確かなツボがある馬。そこに合致すれば阪急杯や阪神Cでも4着の実績がある。一方、稍重以上だと【0-0-0-7】とさっぱり走らない。前走(パラダイスS・稍重)の大敗は無視。高速馬場に戻る今回が買い時。

◯シャドウフューリー
年初の京都金杯は1番人気に推されるも、内有利のトラックバイアスに逆行して0.4秒差負け。京王杯SCは1~4着がGⅡ馬、GⅠ馬、GⅠ・3着馬、GⅡ馬と今回に比べて格段に相手が強かった。前走はハンデ不利かつ出遅れ。本来、リステッドなら地力は上。

◆中京11

【予想の方向性】
見るからに前が手薄なメンバー。メイショウカゼマチの単騎で番手以下は実質スローだろう。前を狙う。

◎ワンダーキサラ
2勝クラス突破に2年半以上を要したが、その間もロードフォアエースやレッドヒルシューズ、ジョーメッドヴィンといった現OP馬ほか、3勝クラス好走常連馬ともさほど差のない走りをしていた。前走はハイペースを読んで控えた太宰騎手の好騎乗だったが、元々は前で運ぶタイプ。短縮のバンドシェルやユハンヌスが後手に回るのを尻目に押し切る。単勝。

◆札幌11 キーンランドC

【予想の方向性】
ウインカーネリアンから外の7頭がいずれも逃げ先行馬という偏ったメンバー構成でハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎ペアポルックス
昨年の葵Sではピューロマジック相手に0.2秒差2着。その後の北九州記念は熱中症で大敗、オパールSは直線詰まって3着、みちのくSは出遅れて4着。どれも明確な敗因がある。

今年に入ってオーシャンSでママコチャ相手に0.1秒差2着と接戦しており、能力的に重賞を勝てるだけのモノは持っている。高松宮記念は直線外伸び馬場&4角向かい風が作用した差し有利戦で悲観不要。函館SSは極度に内有利な馬場で外4ラインを回っての5着。当時バイアスに恵まれた側のジューンブレア&インビンシブルパパも次走CBC賞で好走したように、レースレベルの担保もある。前走の青函Sはやや外有利馬場かつ前半3F33.3秒のハイ逃げで0.1秒差だった。

このように、近走はトラックバイアスや展開に逆行する競馬ばかり。着順の見た目よりはるかに強いと思う。昨年みちのくSでの上がり最速から、控えても脚を使えるのは判明済み。外枠勢が強気に出すなら控えていいし、もしすんなり行けるなら行ってもいい。自在に立ち回れる。

◯パンジャタワー
デビュー2連勝で京王杯2歳Sを制覇。続く朝日杯FSは12着に敗れ、ファルコンSは小差4着とはいえ道中引っかかっていた。この経緯からマイルは長いと思っていたが、NHKマイルCは低評価を覆してGⅠ勝利。高速馬場とハイペースの合わせ技で人気馬が沈んだにせよ、現3歳世代の短距離馬として屈指の実力があるのは確か。

タワーオブロンドンの産駒はJRAの芝で16勝しているが、マイル以上での勝利はこの1例のみ。やっぱり本質はスプリンターだと思う。距離短縮は歓迎。別定2キロ増の減点はあるが、展開面も考慮するとウインカーネリアン、カルプスペルシュよりこちらの方が信頼できると判断。

3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。どうでもいいとは思いますが、サムネイルを少しリニューアルしてみました。

【キーンランドC2025予想・全頭評価付】展開&トラックバイアス不利続きの実力馬が今度こそ決める!|鈴木ユウヤ
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◆新潟11 新潟2歳S

【予想の方向性】
過去10年で前傾ラップはショックアクションが勝った時の1回だけだが、スローでも結局上がりの速い馬が届く特殊な重賞。位置取りは不問。外枠で末脚に長けた馬を狙う。

◎サノノグレーター
新馬戦の勝ち方が素晴らしい。2歳6月東京マイルを「1分34秒9以下」かつ「上がり33秒台」で勝った馬は過去にグランアレグリア、ボンドガールの2頭しかいない。また、新潟2歳Sに関しては「前走上がり33.9秒以下」だった馬が【5-3-5-10】複勝率56.5%、単回121%、複回106%というデータもある。ドンピシャ。

◯リアライズシリウス
新馬戦は逃げて上がり最速の7馬身差圧勝。勝ち時計1:35.7はサノノグレーターに見劣るが、稍重馬場を考慮すればそれなりに価値あり。ただ、こちらはサノノほど全幅の信頼はしていない。久々に単ワを買う。

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