【中央競馬】アイビスSD、クイーンS2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

8月3日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年8月号

土曜は8打数2安打で勝ち。戦略通り金額のメリハリをハッキリつけて買ったところ、比較的自信のあった札幌1◎ジャストビート、最大の勝負レースにした◎アスタールフナが当たり。実に上手くいった。ちょっと思ったのは、前日に「勝負レース」は決められないが「自信なしレース」は決められるかも。札幌メインとか全く分からんなと思いながら予想して、案の定あさっての方向だったし。

自信度? 勝負レース?のシステムをどうするかは先送りとして、とりあえず日曜予想へ。アイビスSDはWIN5リーチをジョーカナチャンにカチ割られた思い出のレース。千直で勝つためのデータは『競馬ナイト+』8月号で調べているので、よければぜひ買ってください(ダイレクトマーケティング)。

【馬場想定】
新潟芝:内外フラット、高速
新潟ダ:やや内有利
中京芝:内外フラット
中京ダ:内外フラット
札幌芝:やや外有利
札幌ダ:内外フラット

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

◆札幌7

◎マクミランテソーロ
2-3走前に現級で連続2着。特に2走前は勝ち馬が先日2勝クラスを勝ったトクシーカイザーで、この馬自身も後続は5馬身離していた。前走は7ヶ月の休養明けに加え、1000m通過60.8秒かつL4に11.9を刻む早仕掛けのラップ。前全滅の展開に飲み込まれたが、他の先行勢には最後まで抜かせなかった。延長組やマクリを企んでいそうな馬の存在が気になるものの、すんなり逃げさせてもらえればしぶとい。

◯スマートブル
ブリンカーを着用した前走で一変。4角手前からビシビシ追って先頭に立ち、それでいてラストは12.8-12.8と減速せずにまとめた。勝ち時計1:45.4はペース差があるとはいえ同日2勝クラスより速い。この内容なら昇級でも通用する。

◆札幌8

◎ミエノジュピター
新馬勝ち以降はいい結果が出ていないものの、2走前は中京マイルらしいスロー前残りに上がり最速で突っ込んで4着。前走は内有利馬場の福島芝1800mで14番枠という厳しい条件から0.7秒差6着と善戦した。テンのダッシュが鈍く、折り合いには不安がないので延長はプラスに出そう。ゲートを決めて前々で運ぶ形なら。

◯ルールーリマ
3走前にはのちに重賞を勝つニシノエージェントと0.1秒差2着。2走前の未勝利は6着に敗れたが、当時の2-5着馬はその後軒並み勝ち上がっており、レースレベルが高かった。前走は内有利馬場を豪快に外から差してラスト11.7-11.5のいい勝ち方。1勝クラスなら能力上位。

◆札幌10

◎ゴールドスター
2走前の西日本新聞杯は勝ち馬ジョーメッドヴィンが現OP、2-3着のワンダーキサラとトールキンもその後勝ち上がりとレベルが高く、ここでの0.5秒差5着は好感が持てる。前走は前後半34.9-34.9、2番手集団以下で実質35.5-34.3というスローペースにゴール前鋭く追い込んで3着。力はある。

◯ヴァンヴィーヴ
3走前は福島開幕週の内有利馬場で外々を回りながらタイム差なし2着。勝ち馬エイムインライフは先日3勝クラスも勝った。2走前も内有利馬場の外4を回って2着、前走も内有利馬場の8枠13番から外々を回って4着。最近はトラックバイアス逆行を繰り返しながら上位にまとめている。地力信頼。

◆中京6

◎エストレヤデベレン
出てくるたびに本命を打っている気がする。4走前がロードフォンス、バトゥーキ、コンクイスタとメンバー強力だった一戦の5着。3走前もバトゥーキとコンクイスタが、2走前もコンクイスタがいて、前走は対ビダーヤ。常に強い相手と戦い続けてきた。今回はペプチドタイガーやアッチャゴーラ、ルージュスタニングなど他の有力馬が(芝発走の)内枠に追いやられており、相対的に枠がいい。

◯ストレングス
2走前はビダーヤに阻まれたものの、直線で一度は完全に抜け出し、後続には0.3秒差をつけた2着。前走は前半3F34.4秒の逃げでちょっとペースがキツかった。先行して器用に立ち回れるタイプなので東京→中京替わりはややプラス材料。

◆札幌11 クイーンS

内からコンクシェルやレーゼドラマが先行するのを外からアリスヴェリテが制してハナへ。VMでハイペース大逃げ5着と結果を出しており、今回もスタイルを貫くだろう。ややハイペース想定。中~外枠で差しに回せる馬を狙う。また、コース形態とアリスヴェリテの逃げ方からして、33秒台の上がりを出すような瞬発力は無用の長物。35秒台くらいの低速上がり実績を重視する。

◎クリスマスパレード
昨年の秋華賞はセキトバイーストのハイペース大逃げを離れた2番手で追いかけ0.5秒差5着。内回り1周競馬なら世代上位の地力があることを示した。中山金杯も1-2着に差し台頭の展開を逃げて4着。中山牝馬Sは上位2頭より2キロ重い斤量、かつ向正面で11.4が入る先行不利な展開を2番手で運び0.1秒差3着。勝ちに等しい内容だった。

ヴィクトリアマイルは外がいい馬場で1枠1番を引いた上に痛恨の出遅れ。インで溜めて伸びないインから差す競馬になり、トラックバイアスに逆行した。そもそも東京もマイルも得意でなく、これだけマイナス要素があった中での0.4秒差はよく偉い。1周1800m、上がりが要らない舞台への条件替わりは大歓迎。57キロの斤量は懸念だが、それを差し引いても狙う価値がある。

◯アルジーヌ
昨年当レースで小差3着ののち、カシオペアSとターコイズSを連勝。阪神牝馬Sは上がり33.0秒をマークしてタイム差なし2着、前走ヴィクトリアマイルも外が有利な馬場で内枠、直線でクイーンズウォークと接触するという2つの不利要素がありながら、タイム差なし4着と結果を出した。

母キャトルフィーユもそうだったが、この一族は総じて持続力型で、33秒台の上がりが問われるようなレースは本来得意でない。阪神や東京のマイルは本領でなかったと思う。それでも大崩れしないあたりは地力の高さ。こちらも札幌芝1800mへのコース替わりは歓迎で、枠も展開も文句なし。

3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。総じて外枠を買い、内枠を軽視という感じですね。これで明日トラックバイアス一変したりしたら泣くしかない。

【クイーンS2025予想・全頭評価付】東京マイル→札幌芝1800m替わり歓迎の2頭を買う!|鈴木ユウヤ
※他レースの予想は以下のブログで公開しています。 競馬ナイト ◆クイーンS予想 【予想の方向性】 内枠◇◇◇◆◇外枠 先行◇◇◆◇◇差し スピ◇◇◇◆◇スタ 馬場想定:やや外有利 展開想定:ややハイ →例年のクイーンSはデータ上とにかく内枠...

◆中京7

◎サトノフェニックス
昨夏にはレパードSでのちの帝王賞馬ミッキーファイトと0.2秒差2着。前走のジュライSを含めて7-9月【1-2-1-0】の戦績で、夏場が合うタイプか。前回シゲルショウグンに完敗したが、当時1キロ不利だった斤量が今回は逆転してこちらが1キロ軽くなる。さらにブリンカー着用の手も打ってきた。

そもそもシゲルの方は勝つとき着差をつける割に、負ける時はコロっと負けるムラ馬でもある。逆転するパターンの単勝を買ってみたい。

◆新潟7 アイビスSD

◎モズメイメイ
枠がいい。牝馬。以上。……で終わりだが、さすがにもう少し真面目に書くと、昨年は夏場に3着→1着→3着と重賞で3連続好走しており、短距離牝馬らしくこの時期は合っている模様。3-4走前は距離長い、2走前は高松宮記念でさすがに相手が強すぎ、前走は外差し競馬をイン前で運んで直線詰まった。どれも着順ほど悪い負け方ではない。相手緩和となるこのレースなら通用する。

◯ピューロマジック
その気になればテンのスピードは日本競馬史上最速レベル。千直に使ってくるのを1年8ヶ月前から待っていた。ウインカーネリアンやダノンマッキンリーがいたアルクオーツスプリントと、枠順による紛れが大きすぎて実力馬に敬遠されやすく、すっかりガラパゴス化したアイビスSDではレースレベルが雲泥の差。ここに混ざれば別次元だと思うが……。内枠と、陣営が控える競馬を示唆している点が不安要素。スピードに任せてぶっ放せば99%勝つと思うんだけどねえ。

他馬の評価は週中に書いておきました。が、まあこの2頭+テイエムスパーダで堅い気もする。安達太良S組を総じて評価していない。

◆札幌12

◎カーミングライツ
2走前の水仙賞は2回中山開幕週名物の超内有利馬場、なおかつ1000m通過62.9秒からラスト11.3-11.1のスローペースだった。これを後方大外追い込みでは届く由もなく、上がり最速の0.7秒差ならむしろ強いと思う。前走は大逃げの馬を捕まえに動いた分、結果としてもう一列後ろの馬に展開が向いた2着。能力は見せた。

◯アルマデオロ
2走前は1000m通過58.9秒のハイペースを好位追走から早めに捕まえ、2馬身半のリードを保っての完勝だった。前走は前の馬を差し切れず2着に終わったが、過去の戦歴を見ても上がりがおよそ34秒台中盤までしか使えないので、2000mの良馬場だと決め手を欠くのは仕方ない。2600mは非常によいと思う。この2頭ならオッズ的に馬連。

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