『競馬ナイト＋』10月号発売中！
新潟10、東京10、京都10、新潟11、東京11、京都11、東京12、京都12
※買い目は基本的に◎の単勝と◎－◯のワイド
土曜は7打数3安打（除外1）で快勝。前半3連勝だったし、ビップスコーピオンのハナ差2着もあり、欲を言えばもう少し勝てていい日だったんだけどな。セリフォスはなあ……。いや時計的には十分走っているんだが、ソウルラッシュとの序列がすっかり固定化されてしまった。2歳時から一線級だったし、5歳になって徐々にツラくなってきたかもしれない。
明日は菊花賞デー。土曜の京都は割としたたかに雨降ったからね。そのあたりも考慮しながら。
【予想の方向性】
新潟ダートは内外ほぼフラット。チュウワキャリア、モリノセピア、パドマ、アメリカンチケットと逃げ馬が揃い、千直から転戦するバスドラムガールもいる。ハイペース想定。差し馬を狙う。
◎ストリンジェンド
左回りでは【2-3-0-3】とよく走る。2走前出雲崎特別は勝ち馬が次走3勝クラス2着、3着馬が次走勝ち上がり、4着馬がその後連勝でOP入りという好メンバーでの2着だった。前走は少頭数ながら相手が揃っていたし、包まれてやや仕掛け遅れた。反撃可能。
◯プレイテシア
3走前リボン賞は勝ち馬エスカルが3勝クラスを勝ち、5着、10着、11着馬が既に2勝クラスを突破しているハイレベル戦。2走前は差し有利の馬場で現OPヒビキに差されての2着。前走は前記ストリンジェンドと同じレースでメンバーが揃っていた。強い相手と戦いながらも堅実に上位を守っており、現級では力量上位。
【予想の方向性】
東京芝はフラット～やや外有利。これといった逃げ馬がいない少頭数戦でスローペース想定。中～外枠の先行馬を狙う。
◎ロジシルバー
左回りでは【2-2-1-0】とまだ崩れていない。前走の新潟日報賞は1000m通過57.6秒のハイペースを先行して0.2秒差の3着。しかも勝ち馬シンティレーションが府中牝馬S2着、2着トロヴァトーレ、4着ケイアイセナ、10着ペイシャフラワーが次走を勝利し、11着ギャラクシーナイトも次走V→オクトーバーS2着とメンバーレベルが極めて高かった。
◯アグラシアド
2走前は前後半61.9-58.4を最後方待機で展開向かず。それでも0.1秒差4着まで追い込んできた内容は上々だった。前走は熱中症とのことでノーカウント。
【予想の方向性】
京都芝はやや外有利。スズカダブルの単騎逃げと思われる。同馬の前走は前半3F35.8秒だったように、速い流れを作る馬ではない。スローペース想定。中～外枠の先行馬を狙う。
◎サクセスアイ
前走は京都大賞典デーのやや内有利馬場、ハイペースでイン溜めの差し馬が1-2着になったレース。外を回って先に動き、一時先頭のシーンも作りながらのクビ＋ハナ差3着は負けて強しと言っていい。今回は3勝クラスで好走歴のある馬が自身含め5頭（近1年内に限ると3頭）だけで、主なライバルは昇級初戦馬という一戦。相手関係に恵まれた印象がある。
◯エアミアーニ
3勝クラスに上がってからは掲示板もないが、4走前は0.4秒差、3走前はカラ馬の影響もあって大外ぶん回しで0.6秒差、2走前は勝ち馬ジュンブロッサムが別格なだけで2着からは0.3秒差、前走はイン前競馬を後方待機して展開向かず……という具合に、そんなに悪い負け方はしていない。ハンデ戦に替わって古馬牡馬55キロと斤量も手ごろ。馬券圏内には届いていい。
【予想の方向性】
新潟芝は内外ほぼフラット。逃げ先行馬が手薄でイヤサカの単騎逃げか。スローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎エリダヌス
いちおう格上挑戦にはなるが、この馬以外にも7頭が格上挑戦馬で、OP馬も近況振るわない馬が中心。メンバーレベル的には3勝クラスのレースだと思って予想して問題ないと見る。2走前は4角ゴチャつき、直線も詰まって何もできずに終戦。前走は内有利のトラックバイアスで外から強気に動いていって2着。当時の勝ち馬は次走OPでも2着に入ったギャラクシーナイトであり、この相手ならチャンスは大きい。
◯ホールネス
2走前は高松宮記念週の内有利馬場で、内ラチ沿いを立ち回った2-3着馬を差し切って勝利。当時の2,4,5,8着馬はその後2勝クラスを卒業していて、相手もそこそこ強かった。マーメイドSはハンデの利もあったとはいえ重賞で3着。なかなかいい馬。
【予想の方向性】
東京ダートは内外ほぼフラット。逃げたいのはアンデスビエント1頭だけで、特に競り合いもなく隊列は決まる。ミドル～ややスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎ルクスフロンティア
3歳レパードSでは1:50.9で走って3着。オメガギネスから0.1秒差にまとめており、こちらもOPでやっていける地力はある。前走は1000m通過60.1秒のハイペースを先行し、一時先頭の場面を作って差された4着。展開が厳しいなりによく走った。見直し。
◯メイプルリッジ
ダートの2100m以上では【4-1-1-0】と崩れ知らず。春には若干距離不足だった平安Sでも0.3秒差5着と善戦しており、2100mのリステッドなら一枚上手と見ていい。休み明けを苦にするタイプでもない。
◎コスモキュランダ
◯アーバンシック
菊花賞の予想、全頭評価はnoteにて公開しています。「後払い記事」というテイでやっております。的中した、見解が参考になった……などコンテンツにご満足いただけた場合は記事をご購入くださると幸いです。
【予想の方向性】
ピックアップラインの逃げにナックダンスが続く。ゲートが決まればダノンスウィッチも行くが、先行争いが激しくなるとは思えず。ややスローペース想定。前を狙う。
◎ロジアデレード
4走前に同舞台のヒヤシンスSで4着。勝ち馬ラムジェットは言うまでもなく東京ダービーを勝ち、3着馬ハビレは先日3勝クラスで2着、5着馬チカッパは東京盃を勝った。この馬も2勝クラスなら当然勝ち負けだろう。前走は重賞で相手も強かったが、内有利の馬場で延々外を回ってあまり競馬にもならなかった。参考外。自己条件で改めて。
◯アッチャゴーラ
左回りのマイルがベスト条件。東京ダ1600mでは3戦して、それぞれコスタノヴァとダイシンピスケスに千切られた3着、直線で進路取りに苦労して脚を余した5着、アッシュルバニパルとラタフォレストに千切られた3着と、どれも情状は酌量すべき負け方だった。
【予想の方向性】
京都ダートはフラット～やや内有利だったが、土曜より乾くのと、このレースは芝発走の分で相殺か。イチネンエーグミが内から主張すればテイエムリステットは別に2番手で問題ない。競り合いはなくミドル～ややスロー想定。前を狙う。
◎テイエムリステット
京都ダ1400mでは4走前に現OPスターターンを4馬身差で下している。こちらも近いうちに3勝クラスは勝つだろう。2走前はハイペースを先行してローズスター以下を6馬身離しての2着。前走は外有利馬場で内枠が厳しかったし、ハンデ戦だと相対的に不利になる。定量戦替わりで。
◯イチネンエーグミ
父ポアゾンブラックは古馬になって主に1200～1400m戦線で活躍した馬。母父サクラバクシンオーとの組み合わせで、多分短距離の方があっていると思う。3走前に当舞台でタイム差なし3着がある。前走は重馬場とはいえ1000m通過59.2秒の逃げはさすがに速すぎて、差し決着に飲み込まれた。距離短縮で粘り込みに期待。