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【中央競馬】サウジアラビアRC2024と当日他レースの予想

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『競馬ナイト+』10月号発売中! サウジアラビアRCほか重賞データも満載

京都9、東京9、東京10、新潟11、京都11、東京11、京都12、東京12

※買い目は基本的に◎の単複(金額は2:3)

金曜は4打数3安打で勝ち。ようやくズブトンネルを抜けたかな? トノパー、まんまと揉まれないでくれという不満はあるけど。

物事が上手くいかない時、矢印が自分に向きすぎて大局を見失うのがわたしの欠点ですね。週末はシンプルに行こう。

◆京都9

【予想の方向性】
京都芝は暫定的にフラット~やや内有利とする。ショウナンラフィネの前走は前半3F36.4秒の遅い逃げで、ならヴーレヴーの先手か。他は特に逃げたい馬もおらずミドル~ややスローペース想定。中~内枠である程度前に行ける馬を狙う。

◎サニーサルサ
新馬戦は前半4F45.9秒と暴走気味になってしまったが、勝ち時計1:34.1そのものは2歳6月としてはかなり優秀だった。2着馬ジャルディニエもその後アスター賞を勝った。前走はスタートから終始右に張っていてレースにならず。右回りに戻って。

◆東京9

【予想の方向性】
東京芝は暫定的に内外フラットとする。シュブリームとオウケンボルトはどちらも2400~2500mあたりが主戦場で、この距離として速い逃げは打たない。ミドル~ややスローペース想定。頭数も頭数なので能力重視だが、気持ち前に寄せる。

◎アスクカムオンモア
左回りで【2-1-1-0】、右回りでは新馬戦6着に敗れ、前走も直線右にモタれていたように、多分左の方がスムーズに走る。1勝クラス勝ちは同日2勝クラス(※ビターグラッセが3着だったレース)より時計が0.7秒速く、ラスト11.7-11.4の加速ラップでもあった。セントライト記念は右回りがイマイチだったことに加え、内有利のトラックバイアスにも逆行しながら6着。自己条件に戻れば確勝級。

◆東京10

【予想の方向性】
東京ダートは暫定的に内外フラットとする。ただダ1600mに関しては芝発走でそもそも外枠に利がある。シゲルショウグンが逃げてジョージテソーロは鞍上のキャラ的に控える。どちらも短縮組であり、ややスローペース想定。外枠の先行馬を狙う。

◎ジョージテソーロ
カトレアSでアマンテビアンコと0.2秒差、昇竜Sでチカッパとタイム差なし2着。のちの重賞馬と好勝負してきた。ドバイ帰りだった立川特別だけ若干物足りなかったが、1400~1700mでは落馬を除いて【2-2-1-0】と崩れていない。

外枠ゲットのアッシュルバニパルと迷った。サルヴァトーレは叩き良化型なので次というイメージ。

◆新潟11

【予想の方向性】
新潟ダートは暫定的にフラット~やや内有利とする。先行馬が非常に少なく、コパノマイアミの逃げでスローペース想定。中~内枠で前に行ける馬を狙う。

◎ワイルドベティ
ダート馬ながら馬体重が430キロしかない馬で、これまで5度の馬券絡みはいずれも53キロ以下でのもの。軽斤量が効くタイプ。前走は4角を内から押圧されるような形で回ってきて、決してうまくいった競馬ではないなかで4着確保。ハンデ戦替わりで。1勝クラスを勝った時のように先行してくれれば一発ある。

◆京都11

【予想の方向性】
チェイスザドリームの逃げが濃厚。グランテストは番手でよく、目立った先行争いにはならない。ややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ペアポルックス
ペース問わず好位置につけられる先行力がウリの短距離馬。北九州記念はピューロマジックの32.3についていった展開面の厳しさに加えて、熱中症の症状があったとのこと。参考外。それでいてナナオとの斤量差が1キロ縮まり、人気も落とすならオイシイ。

◆東京11 サウジアラビアRC

【予想の方向性】
逃げしか経験していない馬は多いが、タイセイカレントの前走は前半3F37.8秒、ほか3頭も35秒台とそこまで速くない。少頭数の東京マイルであえてハナを争う動機もなく、牽制しあってミドル~ややハイペース程度。シンプルに能力重視で。

◎アルレッキーノ
6月のクロワデュノール新馬は1:46.7で後半1000m57.3秒。くどいほど書いてきたので割愛するが、数字的にはGⅠ馬当確級だった。その2着を経て、2戦目はほぼ馬なりで7馬身差勝ち。後半1000m57.8秒をマークした。こちらも数字面はGⅠ級といって差し支えない。ただまあさすがに1倍台が確定的なので、久々に相手を決めてワイドにする。

◯マイネルチケット
新馬戦の内容はそこまで目立たなかったが、2戦目はなかなか。直線半ばまで内に閉じ込められ、残り200m付近で外に出すも左ムチに反応して大きくヨレてしまい、ラスト100mではまだ先頭から3~4馬身差あった。そこから今度は右ムチが入ると鋭く伸び、ラトラースと激突しながら差し切り。粗いが、末脚には魅力を感じる。左回りマイル、差す形に慣らしてきたのも強み。

この2頭に、ヒシアマンを負かしたアルテヴェローチェまでですかね。おととしはノッキングポイントが飛び、去年はボンドガールが負けて、わたしはもうサウジアラビアRCを信じられなくなった。アルレッキーノまで飛んだらこのレース嫌いになります。

◆京都12

【予想の方向性】
京都ダートは暫定的にフラット~やや内有利とする。バガリーロータスとスマートカリスのハナ争いで、ほかスマートブクター、トーアライデン、オメガエリタージュあたりも先行態勢。ややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎マルチャレアル
3歳2月で1:52.7の好時計勝ちだった3走前がハイレベル。それも自らマクって向正面11.9のラップを刻む結構キツい競馬をしながら押し切っていた。前走はハイペースもあって後方で溜めていたヒューゴの強襲に遭いハナ差2着。そのヒューゴ自体、既に3勝クラスを突破した実力馬でもある。順当に。

◆東京12

【予想の方向性】
人気どころに差し追い込みタイプが多く、何が行くかイマイチ読めない一戦。ウィンダミア、マイネルサハラ、サニーサフランあたりか。いずれにせよ前がそこまで速くなるとは思えない。ある程度先行できる馬を。

◎トーセンサウダージ
3走前は外有利馬場の内枠で出遅れ、直線も詰まって完全に脚を余した4着。2走前はその鬱憤を晴らすかのような2馬身半差の完勝、当時の2-3着馬、5着馬はその後1勝クラスを勝ち上がっていて相手も弱くなかった。前走は芝でもちろん度外視。東京ダート【2-1-1-3】、ダート1400m【1-1-2-3】、大野騎手で【1-2-1-4】と走る条件も揃っている。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。最近は単複。いつでもひと握りの遊び心を。

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