『競馬ナイト+』9月号発売中!
中京7、中山7、中山9、中京10、中山10、中京11、中山11、中京12
※買い目は基本的に◎の単複(金額は2:3)
土曜は8打数3安打でやや負け。◎ジョーメッドヴィンのハナ差2着がちょっと変わって単勝17.4倍ゲットなら圧勝だったわけで、このあたりは紙一重だね。悲観しすぎず、明日に切り替えましょう。
【予想の方向性】
中京ダートは外有利。300-400m短縮の③④⑥を除くと先行タイプはサンダーバースとタガノミストの2頭だけ。スローペース想定。外枠の先行馬を狙う。
◎タガノミスト
2走前は内で揉まれて嫌気を出したか、3角で急減速して競馬にならなかった。前走は前後半34.3-38.2のハイ逃げを打ち、残り200mでは5馬身ほどのリード。最後は後方待機勢がごっそり飛んできて差されたが、すぐにでもこのクラスを勝てそうな内容だった。3-4着馬が次走で勝った点からレースレベルも低くない。今度は押し切る。
【予想の方向性】
中山芝はやや内有利。ユニヴェールの単騎逃げムードで、あえて競りかけそうな存在もいない。ミドル~ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ビジューブリランテ
あまり速い脚が使えず、東京だとキレ負けする。相対的に中山マイルの方がいい。3走前このコースで不利な16番枠から3着と善戦。前走はやや内有利の馬場で外を回されるロスがあり、また折り合い的に1800mは長かったが、それでも0.2秒差と頑張れている。距離短縮は大歓迎なので、③や④とのポジション争いに負けなければ。
【予想の方向性】
ボルタドマールは徹底逃げ。外枠からメタルスピードとコスモスプモーニもハナか2番手狙いで先行してくる。極端に競るとは思わないが、ミドル~ややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。
◎ペリファーニア
桜花賞を1:32.3で走って3着。3走前は直線どん詰まり、現3勝クラスのエンデミズムを急追するも脚を余してアタマ差2着。前走は強気に大外をぶん回し、対照的に内を縫ったサイルーン(現OP、エプソムC4着)にすくわれたクビ差負け。控えめに見積もってもOP級の能力があり、2勝クラスに留まる馬ではない。さすがに決めよう。
【予想の方向性】
中京芝はやや内有利。飛ばして逃げるタイプのメイショウエニシアが行って先頭は速くなるが、それに続く勢力があまりいない。2番手以下実質ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ミルトクレイモー
4走前に1-4着、6着が全て内で決まったレースを外から差して0.2秒差5着。3走前にはグランテスト(CBC賞3着)との0.1秒差もあり、現級での能力上位は明白である。2走前は距離長い、前走は千直らしい超外枠決着に3枠6番から食らいついての4着。1200mに戻して今度こそ。
【予想の方向性】
中山ダートはフラット~やや外有利。逃げ馬は去勢明けのグランサバナただ1頭で、先行馬もヨリノ、サノノとせいぜいホウオウカブキくらい。スローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎サノノエスポ
デビュー時422キロだった馬体を徐々に増やし、前走時で458キロ。増量に伴って戦績も向上してきた。2走前は好時計決着の2着で、ヒューゴ(次走V)に0.3秒差先着を果たした。前走はラスト12.4-12.2の加速ラップで2馬身差勝ち。牡馬混合の3勝クラスで相手は強くなるが、展開とハンデの利で太刀打ちできる。
【予想の方向性】
逃げはおそらくメイショウタバルだが、さすがに皐月賞の反省を踏まえて抑制的に入るはず。2600mからの短縮組を除くと先行型がバッデレイト、ウエストナウ、インテグレイトの3頭しかおらず、ミドル~ややスローと想定する。中~内枠の先行馬を狙う。
◎バッデレイト
2走前の木屋町特別はスローの先行押し切りで内容に特筆点はないが、2着、4-5着馬が次走で勝ち上がっていることは触れておきたい。前走の阿賀野川特別は1000m通過60.4秒、残り5Fから11.9-11.9と刻み始めるシビアな展開を先行して2着。3着サトノシュトラーセは世代屈指のハイレベル戦・京都2歳Sの3着馬であり、これに先着したことは評価に値する。状態もいいようなので楽しみ。
ほか、人気どころの評価は週中に書いておきました。
例年と決定的に異なる点は日本ダービーの上位馬がいないこと。ダービーひと桁着順の馬すらいないのは92年以来の珍事。一方の条件戦組には好内容で走ってきた馬が多い。既成勢力が上位を占めた先週のセントライト記念とは180度違う結果になるんじゃないでしょうか。
◎ステラヴェローチェ
予想の詳細と全頭評価はnoteで公開しています。
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【予想の方向性】
逃げはカイザーブリッツですんなり決まる。他馬は競ってまでハナにこだわる動機がなく、スローペース想定。外枠の先行馬を狙う。
◎ストリンジェンド
右回り【0-5-2-7】に対し、左回り【2-3-0-2】。右が全くダメなわけではないが左回りベター。前走は内有利馬場のハイペースを外目先行する不利な形で2着。この時の勝ち馬エランティスは3勝クラスでも2着、3着馬クリノアルバトロスが次走V、4着馬ヒビキがその後連勝でOP入りを決めており、レースレベルが高かった。