11月22日の中央競馬予想
金曜は3打数1安打でやや勝ち。◎ソウルストライク野畑J渾身の逃げに助けられた。それにしてもイン前一辺倒の開催だったな。無論それは承知でイン前を狙い続けたが、なかなか望み通りの形になるレースが少なかった。まあ次開催で上げ下げしたい馬がたくさん蓄積されたということで、また来月頑張りましょう。
今週は2場×3日間の変則開催。まず土曜だが、主場とローカルの2場開催は正直困る。ここから8個選ぶとなると絞りにくい(≒1点買いと相性が悪い)レースも多少混ざってきてしまう。押し引き丁寧に戦いましょう。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆福島11 福島記念
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:スロー
→極度に内枠有利のデータを示す重賞。過去10年で1~4枠が9勝に対し、5~8枠は1勝止まりで複回収率26%しかない。今年はBコース初週でもあり、意識して内枠を買いたい。
ゲートが決まればクリスマスパレードも主張するだろうが、おそらくバビットの逃げになる。先行馬はその2頭+せいぜいシリウスコルト、エコロヴァルツくらいしかおらず、スロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎5シリウスコルト
3歳下半期でスランプに突入しかけたが、田中勝春厩舎への転厩が功を奏して2着、1着、1着と浮上した。七夕賞は「蹄鉄が曲がった状態で走った」そうで参考外。毎日王冠はメンバーレベルが高かったのもあるし、レース上がり33秒台のキレ比べで適性外だった。福島≒中山の低速上がり1周競馬には実績があり、今回も好枠からヌルリとイン前で立ち回れる公算が高い。巻き返しに期待。
◯8エコロヴァルツ
2歳時からコスモス賞圧勝、朝日杯FSでジャンタルマンタルの2着など活躍してきた馬。以前は折り合いが難しくて1800mが上限かと思っていたが、前走の天皇賞(秋)はあのドスローでも我慢が効いた。今なら2000mまでこなす。
中山記念はタイム差なし2着でソウルラッシュに先着、大阪杯0.3秒差4着、安田記念は不利があって0.5秒差7着と、ハイレベルなレースでも健闘してきた。58.5キロは一応トップハンデタイだが、ローカルGⅢ・1勝馬のアラタやシリウスコルトと同斤量、クリスマスパレードと実質500グラム差ならむしろ恵まれた感すらある。
–
重賞なので他馬の評価も軽く。
ニシノティアモの前走は強かった。後半5F57.7秒、ラスト11.3-11.3と前も決して止まっていない展開を10番手から差し切って着差までつけた。2走前の白河特別もハイペースで前が総じて苦しいレースを好位からラスト11.7で突き抜けた。重賞でもやれそうな期待はある。ただ、ほかの有力どころが自分より内の枠。シンプルに外を回って差す形だと甘くない気もする。まあBコースでどういう馬場になっているかにもよる。
クリスマスパレードは近2走スタートが決まっていないが、本来は前々で運んでしぶとさを生かすタイプ。中山金杯を1000m通過58.7秒で逃げて4着だったように、牡馬相手のGⅢなら力は足りる。本命候補の1頭ではあった。ちょっと前走は出遅れを加味しても走らなすぎの感。
イングランドアイズは右にモタれる癖があり、右回りで内ラチ沿いに頼れた時は走る。内枠を引けたのはいい材料。ただ、その点とトラックバイアス含めて小倉記念で一度全てハマってしまった。そこからハンデが3キロ増え、あれ以上は望めない。重賞の上位人気で買うには能力的に心もとない。
大穴を挙げるならタイムトゥヘヴン。何度か書いてきたが「中山巧者は福島でも走る」という持論がある。大昔だが2000mの未勝利を勝って京成杯2着。ずっと後方からの競馬をしてきた今なら距離は大丈夫だと思う。
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