11月1日の中央競馬予想
金曜は3打数ノーヒット。うーん。フラストレーションの溜まる開催だった。ジョートビーが痛恨出遅れで外3。ああなると本当にモロいね。で、最終のジューンサレンダー何卒と思ったらそれも出遅れ。今月はこういうのが多くてかなわん。
月が変わればツキも変わる。気持ちを新たに11月へ向かいましょう。そして、いよいよ本日0時からオンラインサロン「競馬ナイトmore」が始動します!
とりあえず今日と明日の予想はブログと「more」両方に出しますが、「more」では天皇賞(秋)の全頭評価記事も公開します。2025年11月に入会(初月無料)された方のみ、月額料金がずっと500円お得になるプランを用意したので、ぜひ初期メンバーとして支えていただけると幸いです!
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※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆京都1
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→京都は今夜まとまった雨量があるようで、おそらく水分を含んだダートで始まる。時計が出るぶん平時より内寄せか。
ゲートの速いカッタッパが先手で、リアルアルバやラッキーバックあたりが番手。外枠勢に競ってまで逃げ必須の馬はいない。中~内枠の先行馬を狙う。
◎カッタッパ
新馬戦は2番手からタカスタカスタカスを追うも、前後半36.5-36.9のスローで届かず。前走はネメスとの逃げ争いが長引いてしまい、12.0-10.8-12.1-12.1-12.5-12.8-13.1と序盤突っ込んでメリハリなく純減速するラップ。展開も厳しかったし距離も1ハロン長かった。1200mに戻って逃げてしまえば捕まらない。単勝で。
◆京都8
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:スロー
→逃げ候補はハッピーダンチャンとアーロンイメルだが、後者が「今回は番手から」とコメント。であればダンチャンがすんなり。他、直近走で先行してきたのもブレイゼストくらいでスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎アーロンイメル
良馬場【0-0-3-4】に対し稍重~不良【2-2-1-0】で、湿り気が残るダートは望むところ。2走前札幌での1勝クラス勝ちは少頭数とはいえ道中12.2-12.2-12.1-12.0と締める逃げで上がり最速、5馬身差の完勝。前走は外の馬とバチバチに先行争いをしてしまい、2F目10.6秒ではさすがに苦しかった。元々番手でも競馬はできるので、ダンチャンを行かせて楽なペースの外2なら好勝負。
◯ハッピーダンチャン
初勝利に6戦要したが連勝で1勝クラスは突破。マクリに抵抗して残り800mから一気にアクセルを踏まされたが、そのマクってきた馬を返り討ちにし、ついでに他の先行勢も潰し切っての3馬身半差。メンバーはともかく勝ち方は上々だった。出脚がさほど速くないので内枠が懸念だったが、アーロンが控えてくれるというコメントを信じて。
◆京都9
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(仮)
展開想定:ややスロー
→京都芝はBコース替わり。先週も菊花賞直前の大雨まではインが生きていたので寄せるなら内だろうが、雨の影響も読めないので暫定的にフラットとしておく。
バルティカ、キタサンハナビラ、エコロディノスらが逃げ候補だが、いずれも番手OKの馬。ハイペースでかっ飛ばす競馬をしてきたわけでもない。前目に付けられる馬を狙う。
◎エコロディノス
当コースの新馬戦で3馬身半差V、2走前に1勝クラスを6馬身差で勝ったように能力はある馬だが、いかんせん速い上がりが使えない。毎日杯はスローの2番手先行もキレ負け、前走の能勢特別も1000m通過63.3秒のスローを番手で抑えてしまいキレ負けした。使い込まれた馬場、雨が残るのは歓迎。前々で運べば巻き返せる。
◯トッピボーン
3走前の1勝クラス勝ちが1:57.9の好タイム、ラスト11.3で4馬身突き抜ける強烈な内容。それを受けて京都新聞杯では1番人気にも推されたが、スローで折り合いを激しく欠いてしまい、展開も向かず4着止まり。ダービーは後方待機に徹したが伸びなかった。一連の内容から距離は2000mが上限一杯。母チカノワールは道悪巧者だった。雨も歓迎。
◆東京10
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(仮)
展開想定:ややスロー
→東京芝も今週がBコース替わり。先週時点で各騎手だいぶ内を避けていたが、言うほどインが死んでいたかは微妙。こちらも読みにくく、暫定的にフラットとしておく。
最内枠を引いたサムハンターが再度逃げてパワーホールが外2。先行馬が手薄なうえに12頭中8頭が短縮ローテでペースは上がらない。前に行ける馬を狙う。
◎パワーホール
昨年の共同通信杯は展開に恵まれたとはいえ、ジャスティンミラノ&ジャンタルマンタルの3着と健闘。その後去勢を経て、2走前からブリンカーを着用。2着、5着と軌道に乗ってきた。特に前走は1000m通過56.8秒の超ハイペースを2番手で受けての0.4秒差。1ハロン短縮の今回は押し切れる。
◯カニキュル
昨年のフローラSで不利な8枠から3着に入るなど、東京では【3-1-1-1】。2走前は好位追走から上がり32.9秒で突き抜けて3馬身半差の強い勝ちっぷりだった。府中牝馬Sは52キロのハンデなら正直もっと走れると思ったが、道中かなり引っかかっていたのが影響した感じ。前進気勢が強すぎるので現状1600mの方が競馬はしやすい。
◆京都10
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→カネトシゴウトがハナ。ジュタロウは前走無理やり逃げるも大敗で、今回も行くか不透明。それ以外はこれといって逃げ候補が見当たらず、どちらかといえば遅めの想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎テーオーグランビル
昨年の春先に2回だけダートを使って3着→5着。伊丹Sはのちの重賞馬サンデーファンデーと0.5秒差、梅田Sはスローペースをイン中団追走したが、勝負所で前の馬が下がってきて身動きがとれず。盛大に仕掛け遅れて不完全燃焼だった。ダートなら立ち回りひとつで上位に食い込める。
◯カネトシゴウト
2-3走前はせっかくの好スタートから控えてしまったのが敗因。全3勝は逃げor2番手なわけだし、前走は格上挑戦でも2番手追走から2着した。やっぱり揉まれずに行ってこそ。テンも遅くないので内枠でも騎手に意識さえあれば出し切れる。とにかく逃げてほしい。
◆東京11
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ミドル~ややハイ
→今開催の東京ダートはイン有利が基調。ただ芝発走のマイルに関しては元来の外枠有利で相殺する。
内枠を引いたカズプレスト、オウギノカナメが逃げるつもりで先手主張。ポールセン、ユティタムも続く。まずまず流れる。差しに回せる馬を狙う。
◎アッシュルバニパル
東京ダ1600mでは【4-1-0-0】。昨年赤富士Sで破った2-4着馬サルヴァトーレ、タガノエスコート、シゲルショウグンはいずれも現OP馬であり、力のある馬を負かした経歴がある。近3走は1周競馬に対応できず。揉まれ弱いアロゲート産駒なので、ワンターンの大外枠は現状の理想。むしろこの条件でダメだと今後付き合いが難しい。
◯バトルクライ
かつては根岸Sでレモンポップ、ギルデッドミラーの3着に入ったほどの馬。色々な条件を使われてきたが、東京ダ1600m【3-0-2-0】で、なんだかんだここがベスト。前走はイン3→逃げで決着するレースを後方外追走からの4角大外回しであまり競馬になっていなかった。見直し。
◆京都11 ファンタジーS
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(仮)
展開想定:ややハイ
→何が何でも逃げという馬はいないが、このレースらしく1200mからの延長馬が5頭出走、前走時3番手以内だった先行馬も8頭いるメンバー構成。そこそこ流れるだろう。差しを狙う。
◎ポペット
新馬戦は札幌芝1500mの2歳戦で初となる上がり33秒台をマークし、ラスト11.3-11.3をぶちぬく強烈な内容。この馬自身のラスト1Fは11秒を切るかどうかという決め手だった。札幌2歳Sでも期待したのだが、序盤のスローで折り合いを欠き、中盤以降は逆に早仕掛けの消耗戦で体力負け。最悪のシナリオになってしまった。
400mの距離短縮はいいし、ワンターンで直線が長いコースもいい。ただ、よりによって最内枠を引いてしまったのがどうか。トラックバイアスを見ながら内が使える馬場ならたくさん買いたい。
◯フェスティバルヒル
新馬戦は数字的に微妙かなと思っていたのだが、後から見れば2着アルバンヌが既に2勝、3-4着馬も次走ですぐに勝ち上がった。前走の新潟2歳Sは前後半47.8-45.6のスローにもかかわらず馬群が縦長で、総じて後方勢はのんびり構えすぎ。ノーチャンスの位置から上がり32.5秒で追い込んだこの馬は強い。1400mになるのがプラスとは思わないが、牝限のこのメンバーなら能力でクリア可能。
重賞なので他馬の評価も軽く。
ブラックチャリスは新馬の勝ち方こそよかったが、函館2歳Sは逃げたエイシンディードとの差を詰められず、ちょっと首をかしげる結果。当時の3着以下馬がその後1勝クラスやOPで馬券に絡めていないのも気になるポイント。スピード型で、1ハロン延長はこなすにせよプラスではない。
メイショウハッケイはなかなかいい馬。新馬戦は出遅れから大外押し上げの粗い競馬で中身がある2着。2戦目はラスト11.4-11.0の加速ラップ勝ち、前走は道悪の前残りによく差してきた。印をつけるなら▲相当。
メイプルハッピーは新馬戦がドスロー逃げ粘り、2戦目は新馬戦で1:33.6が出ている日の1:34.6なので内容に疑問符。逃げしかやっていないのも減点。ベレーバスクの短縮はいい。ただ、サフラン賞のレースレベルはどうか。走破時計1:34.0だと前日2歳未勝利とほぼ変わらない。
◆東京12
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(仮)
展開想定:スロー
→ベストミーエヴァーとジーティーダーリンの2頭が逃げ候補だが、前者は前走が初の逃げでそれ以前は好位からのタイプだし、後者は600m短縮。この2頭以外は差し馬中心のメンバーでスロー想定。前を狙う。
◎ジーティーダーリン
2走前に2400m戦で初勝利を挙げたが、道中の挙動を見る限りちょっと長い。前走アザレア賞は力みのある2番手追走で1000m通過60.5秒。この時期の2400m戦としてはペースが速いし、さらに残り1200mから11.9-11.9ではキツかった。短縮で。
◯ベストミーエヴァー
なかなか1勝クラスを突破できないが、デビューから複勝率100%を継続中。負けた相手を見てもアドマイヤベル(重賞馬)、コガネノソラ(重賞馬)、ニシノティアモ(現OP)、アスクカムオンモア(現OP)、アンゴラブラック(アイルランドT2着)、デュアルウィルダー(青葉賞3着)などメンツが強い。前走は新潟記念当日の外差し馬場で1000m通過58.5秒のハイ逃げになって差されたもの。このクラスでは本来別格の能力がある。

