10月13日の中央競馬予想
『競馬ナイト+』2025年10月号発売中 馬券の心得載ってます

日曜は8打数2安打でやや負け。勝負レースのひとつに据えた◎ウルスクロームでそこそこ獲ったが、単勝2着が2回など、土曜に続いてもうひと押しが効かず。あと今秋は(中央の)重賞で調子がよくない。スローを見越してアドマイヤマツリとセキトバイーストの前前馬券を買ったらスローすぎて両者ともキレ負けした。そもそも太かったかもしれない。
土日でほとんどプラマイなく、勝負は最終日へ。中央ではスワンS。あと南部杯もありますね。石川倭がついにJpnⅠを勝つかもしれない。楽しみ。気が向いたら予想をポストしておきます。Xで「100いいねついたら」とかにしようかな。まあなんでもいいけど。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆京都2
【予想の方向性】
京都芝は2週目にして早くもインの優位が薄れ始めた。内外フラットとする。前走逃げてきたのは前半3F36.8秒のスローだったメイプルハッピーだけ。フィラーエの前走は2000mのドスロー、ナムラオリガミも1800mのスロー先行から短縮となる。スロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎サンダーバード
新馬戦はポペット組。時計自体もまずまず優秀だし、2着レッドスティンガー、8着ウチュウノセカイが次走Vでレースレベルはそこそこ高かったと思われる。好位でレースを運んだが、4角でモタついて後退してしまい、直線盛り返し気味の3着。まだ競馬に対応しきれなかった。レースに慣れて上積みがあるだろうし、あの感じなら大箱に替わるのもいい。
◯アンディムジーク
デビュー戦はチュウワカーネギーのドスロー逃げ切りに上がり32.9秒で抵抗もむなしく5着。展開的にどうしようもなかった。2戦目も前後半3F36.9-33.4のドスロー逃げ切りに上がり33.2秒で追い込むも届かず。どちらも力負けではない。今度は順番。馬連で。
◆東京9
【予想の方向性】
東京芝は内外フラットの高速馬場。逃げ馬不在、先行馬も手薄なメンバー構成で、ルナルーチェットあたりが逃げてスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎ルパヴィヨン
左回りのマイル戦では【1-1-2-0】。3走前の東京マイルは上位2頭が強かったが、こちらも1:32.6の好タイムで走っている。前走は道中ゴチャつきっぱなし、直線も外からフタをされて幾分消化不良だった。実績のある舞台に戻ってスムーズに先行できれば。
◯ダノンセンチュリー
デビュー戦はドスロー逃げ切りとはいえ、ラスト2F11.0-11.0に才能の片鱗を見せた一戦。スプリングSは道悪のせいかさっぱりダメだったが、前走はアンパドゥの1:32.4、ラスト2F11.0-10.9というハイパフォーマンスにただ1頭食らいついて価値ある2着だった。あれができるなら1勝クラスでは能力が上。
◆京都9
【予想の方向性】
京都ダートはやや外有利。逃げ馬はおろか先行できる馬すら少なく、スーパージョック、ゴヴェルナーレリコ、タガノマカシヤあたりが先団を形成してスロー想定。外前を狙う。
◎タガノマカシヤ
2歳時から未勝利戦で3.3秒差勝ち、ハイペース差し決着のJBC2歳優駿を前受け3着など地力を示していた。砂被りNGで、わらび賞とレパードSはどちらも敗因がハッキリしている。前走2着は1000m通過61.3秒のややハイかつ向正面12.2-12.3と踏む早仕掛けのラップで、この馬以外の上位はほぼ差し馬。前で粘ったことには価値がある。待望の8枠。今回はきっちり勝つ。単勝。オッズによっては鬼単勝でもいい。
◆東京10
【予想の方向性】
ロードオールライトが逃げれば、わざわざそれに競りかける馬もいない。スロー想定。どちらかといえば前有利だと思うが、東京芝2400mの8頭立てなら能力重視でいいだろう。
◎デュアルウィルダー
昨年の青葉賞3着などここまで複勝率100%を継続中。前走の青嵐賞は日本ダービー当日に行われたレースで、2:23.8のレース後半5F59.5秒。ダービーが2:23.7の同59.5秒。ダービーの方は大逃げの馬がいたので厳密な比較はできないが、ほぼ同レベルの時計・ラップであった。しかも当時の3,4,6,7,8,9,10着馬はその後のレースでも馬券に絡んだ。文句なしのハイレベル戦。3勝クラスもすぐ突破できる。
◯シャイニングソード
こちらもデビューから全て3着以内をキープしている。烏丸Sではシェイクユアハート(小倉記念2着馬)に先着する2着。前走は3着止まりだが、1000m通過63.5秒、レース上がり33.9秒の流れを後方待機ではさすがに届かないし、ハンデ58キロもあった。そもそも器用さがないので阪神内回りも合っていない。東京に替わるのは大歓迎。これは馬連。
◆京都10
【予想の方向性】
ベントの逃げ。ほか特に競りかけるような馬もおらずスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎チェルノボーグ
近走はマイルを使われているが、1800~2000m【2-7‐2-1】で距離はこのくらいあっていい。4走前には現OP馬ファーヴェントと0.1秒差の2着がある。前走はスローペースの内枠でちょっと消極的だった感。動くに動けない8番手で上がり33.4秒を使うも届かず。能力負けではない。1ハロン延長と少頭数の大外で今回は前で粘る競馬ができる。
◯ローランドバローズ
芝で3戦して負けた相手はパラディレーヌとジョバンニ。重賞常連のジョバンニと(GⅠ前哨戦で仕上げの差はあれど)クビ差で走れるのだから、2勝クラスに上がっても能力はもちろん通用する。引き続き信頼。下限2倍を切るようなら馬連変更。
◆東京11
【予想の方向性】
これまた逃げ馬不在。ブラックシールドはいつも逃げをやっている馬ではないし、ボーンディスウェイ、オクタヴィアヌス、グランドカリナンあたりが枠なりに先行する程度か。前走で初角9番手以下だった馬が13頭もいる。スロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎ボーンディスウェイ
昨年の当レースを1:57.4の好タイム勝ち。その後の着順自体は振るわないが、重賞挑戦が続いていたし、2走前は前後半58.1-59.5のハイ先行負け、前走は道悪も合わなかった。悲観することはない。良馬場、リステッドへの相手緩和で今回はチャンス。
◯ラスカンブレス
直線の脚力は一級品だがとにかくコーナー加速が下手という個性持ちの馬。正直なところ小倉記念というレース選択はかなり疑問で、実際に3~4角はトラックバイアスに逆行する外々回しでモタつき勝負圏から脱落。ようやくエンジンがかかったラスト100mくらいの勢いが猛烈だった。小倉よりは東京の方が100倍いい。巻き返す。
◆京都11 スワンS
【予想の方向性】
ウインマーベルは1400mに混ざるとさほどテンが速い方ではなく、ワールズエンドも逃げにはこだわらない。アドマイヤズームも前走のことがある以上、序盤から折り合い重視で運ぶだろう。となるとアサカラキングがすんなり逃げてややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。
◎アドマイヤズーム
昨年の朝日杯FSは2番手先行から上がり最速で後続を突き放し完勝。皐月賞馬ミュージアムマイル、今回も出てくるチャーチルダウンズC勝ち馬ランンスオブカオスを封じた。落ち着いて走れば能力はこの世代のマイル路線でトップだし、古馬相手でも通用していい。
NZTはややハイペース、やや外伸びの馬場で差し決着になるなか、前受けで粘って僅差2着。NHKマイルCは落鉄もあったらしいが、前半3F33.4秒を引っかかりながら先行したら止まるのもやむなし。とにかく折り合い。その点、1ハロン短縮はポジティブな材料。
◯ウインマーベル
3歳までは1200mで活躍していたが、加齢に伴ってむしろ千二は忙しくなり、古馬になってから1400mの重賞を3勝している。昨年マイルCSは自分以外の先行馬が全滅する流れを3着に粘った好内容。1351ターフスプリントはアスコリピチェーノと僅差2着。安田記念も0.4秒差5着と善戦した。能力は準GⅠレベルのものがある。あくまで次を見据えた仕上げだとは思うが、地力を信頼して。
他馬の評価も軽く。
ただまあ人気どころにはそんなにケチもなくて、どれも軽視できないねといった感じ。ワールズエンドは前走のラスト10.9-10.9が出色。ただし新潟開幕週で馬場が速すぎたし、昇級の別定GⅡ挑戦で一気の相手強化となる割に前日1番人気は若干過剰な気もする。
ランスオブカオスもハイペースを前目で踏ん張ったNHKマイルCがいい内容。とはいえアドマイヤズームの自滅がなければ、そこの序列は朝日杯FS当時についた決定的な差と変わっていないのでは。
オフトレイルは直線平坦コースで【2-4-1-0】と崩れ知らず。折り合い面から距離も1400mがベストで、昨年は当舞台のスワンSと阪神Cどちらも33秒台前半の上がりで馬券に絡んだ。阪神Cのメンバーレベルを思えば、ここでも当然軽視はできない。印を打つなら▲相当。
穴なら京都巧者のソーダズリング、前残り要員でアサカラキングか。総じて上位人気馬の層が厚いので、突拍子もない荒れ方はしないと思うが。
◆京都12
【予想の方向性】
逃げ先行で結果を残してきた馬がズラリ。アーデルリーベ、ナムラモモ、ペイドラロワール、モンテディアーナ、ロードヴァルカン、ヴェントインコーダ、セールヴォラン、コーリンラズベリーあたりが行ってハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎ヴリトラハン
外差しとなるとコレしかいない。近2走が既にハイペースで展開が向いた上での着順だが、とはいえ前走に関しては2着ゴールデンカイト、3着ハクサンアイリス、6着エイプリルインパリが既に1勝クラスを突破していて、そもそものレースレベルが高い。外からズバっと。単勝で。