【オールカマー】上位人気想定6頭の分析動画

中央競馬予想

【オールカマー2025予想】能力以上に重要なファクターがあります。上位人気6頭のポイント解説

動画内容要約

レガレイラ

能力評価:S
得意:中山
苦手:道悪、ゲート

2歳時にホープフルSでシンエンペラー(ジャパンC2着馬)を破った実績がある。3歳シーズンは運のなさが目立った。皐月賞と日本ダービーは上がり最速も位置が後ろすぎ。ローズSも上がり33.1秒で前残りの展開に泣き、エリザベス女王杯は直線で接触する不利があった。

そのうっぷんを晴らすかのように、有馬記念で強豪撃破。シャフリヤール、ダノンデサイル、ベラジオオペラ、ジャスティンパレス、アーバンシックといったGⅠの中でもとりわけレベルの高い一戦を勝ったわけで、能力はもちろんトップ評価となる。

前走の宝塚記念では11着に大敗したが、骨折による半年休養明けが影響したし、道悪も合わなかった。悲観しなくていい。

懸念点はゲートがあまり速くないこと。Cコース替わりで内が有利になるであろう馬場、逃げ馬不在という今回の条件だと、また前残りに屈するリスクは考えておきたい。

ドゥラドーレス

能力評価:B
得意:ベストは東京?

レガレイラと兄妹対決。屈腱炎で長期休養明け、1年4か月ぶりだったオクトーバーSは参考外として、その後は3戦とも順当に好走。ただし、小倉日経賞は2着シルトホルン、3着ウインシュクランなどメンバーレベルが低調。エプソムCはHペースで展開が向いた。七夕賞は57.5キロで2着も、勝ち馬や3着馬が次のGⅢで大敗した点からしても、レースレベルはそこまで高くない。

近走の相手関係がリステッド〜GⅢレベルで、そこから今回はGⅠ馬レガレイラを筆頭に強力な相手との対戦となる。2番人気想定なら妙味は薄い。

ヨーホーレイク

能力評価:A
得意:内回り系コース
苦手:瞬発力勝負

2歳時から重賞で活躍。4歳時には屈腱炎を発症したが、そこから見事に復活して重賞2勝に大阪杯3着の実績を残した。牡馬GⅡ~GⅠ好走レベルの能力がある。使える上がりが33秒台中盤までで、内回り系の持続力勝負が得意なタイプ。昨秋の始動戦に選んだ毎日王冠よりはオールカマーの方が条件として合っている。

大阪杯は内有利な馬場でイン突きに成功しての3着。宝塚記念の敗因は不明だが、陣営のコメントから夏負けの兆候があった模様。さほど気にしなくていいだろう。1〜2番人気想定の2頭より多少位置を取れる強みもある。

コスモキュランダ

能力評価:A
得意:中山【1-4-1-1】
苦手:瞬発力

昨年の皐月賞2着馬。瞬発力はないが、ロングスパートでしぶとい。AJCCは残り1200mから11秒台のラップが刻まれる早仕掛けの展開を自ら動いて3着。好内容だった。

大阪杯は馬場が速すぎてスタミナが生きない競馬。0.6秒差なら悪くはない。ただ、札幌記念の大敗だけは不可解。消耗戦は好物のはずだが……。

1勝クラス以上での好走歴は全て中山。結局、中山専用機なのでは。スロー濃厚なので、マクリで他馬を出し抜ければ。

ホーエリート

能力評価:B
得意:持続力勝負

好走時の自身の上がりはいずれも34.8秒以上と持続力勝負に特化したタイプ。

昨年は秋華賞で10着など、同世代の牝馬でも目立つ存在ではなかった。ただ、今年に入って中山牝馬Sで2着。のちにVM3着、新潟記念勝ちのシランケドとアタマ差の接戦を演じた。福島牝馬Sは内有利な馬場の外々を回り、距離も若干忙しかった。

目黒記念はスローペースで前残りの展開が向いたのは事実だが、とはいえ3着には3馬身差をつけていた。1着アドマイヤテラ(菊花賞3着馬)、3着マイネルクリソーラ(→チャレンジC3着)、4着ディープモンスター(→小倉記念&新潟記念3着)と、メンバーレベルはまずまず高い。

能力は牡馬のGⅢ〜GⅡ級。なにより今回の条件とメンバー構成なら先行できる強みは大きい。距離も合っている。展開を味方に一発期待。

クロミナンス

能力評価:B

昨年はGⅡで4戦すべて好走した。ただ、今回は靭帯炎症による休養明け。状態面には不安がある。

2走前の目黒記念はスローペース。後方から差し切った勝ち馬シュトルーヴェは目立ったが、先行して2-3着のシュヴァリエローズとこの馬はそこまで評価していない。アルゼンチン共和国杯の2着もあるが、当時の出走馬はその後JRAで未勝利、好走も2回(ジャンカズマのダイヤモンドS、マイネルメモリーの函館記念)しかない。メンバーレベルがイマイチだった。故障明けの8歳馬。今回は静観が無難だろう。

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