1月25日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は4打数1安打で微負け。ちょっと悔しいのは10レース。ハクサンオリヒメが出遅れ&アイカプチーノが思った以上に引き付けたことで、イン差しに出番がない展開になってしまった。それでも◎ベルフリップが3着まで0.2秒差。もうちょい流れればワイド刺さったと思うんだよな~。
脳みそを中央に切り替えて3場開催の土日へ。愛知杯改め小倉牝馬S、去年は◎タガノパッションと◯コスタボニータで厚めに的中した。せっかくなので穴を狙いたいレースですね。
◆中山8
【予想の方向性】
中山ダートは内外フラットとする。逃げ馬がいないメンバーで、アオイコウキがハナだろうか。スローペース想定。前を狙う。
◎キャストロペペ
左回りは不得意。右回りに限れば①⑤⑤④着と大敗はしていない。前走はやや内有利な馬場とハイペースが重なり、1-3着はいずれも道中インを立ち回っていた馬。外枠先行での0.5秒差4着はまずまずの好内容といえる。
◯タイセイアディクト
3戦連続2着。3走前にタイム差なしだったグロバーテソーロは現3勝クラスだし、2走前に対戦したキャネルも強い馬。前走は外からマクり気味に動く差しがポンポン決まる特殊コンディションが勝ち馬に向いた。現級卒業はもうすぐ。
◆中山9
【予想の方向性】
中山芝は先週の傾向が変わらなければやや内有利。最内からヤマニンガラッシア、外ラッジオの2頭が逃げ候補だが、全体的には前に行く馬が多くない。ややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ノーダブルディップ
中7週以上【0-0-0-8】と休み明けはダメ。逆に中6週以下で中山に出走した際は【1-2-3-8】、現級で3着が3回ある。3走前は東京の瞬発力勝負でキレ負け、2走前は直線詰まって何もできずノーカウント、前走は出遅れ。このところ不完全燃焼の負けが続いている。ゲートを決めてヤマニンの背後イン3がとれれば楽しみ。
◯ユキノロイヤル
中山では重賞3着を含む【2-1-1-1】。2走前は7ヶ月の休み明けかつ外伸び馬場でインに進路を取りながらの0.4秒差と、むしろ褒めたいくらい。前走も後続は2馬身離していた。現級では能力上位。
◆中山10
【予想の方向性】
これもこれで逃げ馬がいない。まだ砂被りをやっていないホウキボシが主張してハナと見る。ややスローペース想定。前を狙う。
◎サパテアール
最近は急かさずに運んでいるが、昨年3月には1000m通過59.2秒を先行したレースもあり、テンのスピードはある。内枠勢の顔ぶれを見るに、おそらくホウキボシの後ろのポジションはこの馬が確保すると思う。
2走前の走破時計1:51.7は同日3勝クラスでも3着相当だった。中山×良馬場×休み明け以外だと【0-2-6-0】複勝率100%。今回もその条件に当てはまる。
◯ホウキボシ
長期休養明け&初ダートの3走前を完勝。当時の2着、4着馬は次走で勝った。2走前は1000m通過62.4秒かつL5から12.4-12.3と刻まれる先行勢にはキツい展開で、ほぼ前が全滅する中で唯一粘った価値ある3着。前走も後続は5馬身離した。懸念は砂被り未経験で内枠に入ったことだけだが、このメンバーなら多分逃げる。まあキングには全幅の信頼を置いている。
◆小倉11 小倉牝馬S
【予想の方向性】
小倉芝は夏以来じっくり休養した開幕週。暫定的にやや内有利と想定しておく。ベリーヴィーナスが逃げ示唆だが、コンクシェルとアリスヴェリテも逃げを身上とする馬。特にアリスは58秒台のハイ逃げを決めたマーメイドSの再現を目論んでいるだろう。ハイペース想定。内枠の差し馬を狙う。
◎エンパイアウエスト
2勝クラス勝ちは1:58.2の好タイムでシランケド(現OP)を破った。続くパールSでは展開利があったとはいえシンティレーションを負かしている。この点から牝限のGⅢなら通用するはず。2走前はスタート後の不利が響いてせっかくの内枠から外々を回ってあえなく大敗。前走は上手く立ち回ったのでもうワンパンチ欲しかったといえばそうだが、対牡馬の重賞で0.4秒差なら及第点だろう。53キロも手ごろ。とにかくインベタでよろしく。
◯クイーンズウォーク
これまで連対を外したのはGⅠだけ。桜花賞は外伸び馬場のインを突いて0.6秒差8着、オークスはハイペースを先行して0.4秒差4着、秋華賞はスタートで躓くアクシデントがあって最後は無理をしなかった。陣営の特徴としてもこの馬の気性的にも間隔を空けた方がいい印象はある。55.5キロでも。
ほか、オーロラエックスは1勝クラス勝ちで出した時計とラップが強烈。強烈なのだが、昨年6月京都は馬場が超高速でイマイチ信用ならない部分もある。広いコース向きで、小回りの2000mっぽい馬ではない。
シンティレーションは前走直線不利。ただし2000mは気持ち長いか。フェアエールングはまたいい枠を引いたが、洋芝だったり福島終盤の荒れ馬場だったりが合う馬で、開幕週のキレイな馬場はどうか。アリスヴェリテはマーメイドSが50キロでしたからねえ。そんなに評価していない。
コスタボニータが内目の枠なら◎を打つつもりだったが、8枠16番はさすがに遠い。瞬発力勝負にさえならなければ強い馬なんだけど。
◆中京11
【予想の方向性】
中京ダートは内有利とする。カネトシブルームの単騎逃げで、それに続く先行馬もメイショウ2頭くらい。スローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎カネトシブルーム
シンプル逃げ切り所望。4走前は1000m通過60.4秒のハイペースを先行して6着、3走前はミスティックロア、ゴールドバランサー(→次走V)の3着、2走前は0.4秒差5着と現級でもまずまず戦えている。前走は内枠で揉まれたことに加え、歩様に違和感があってヤメたとのこと。着差は無視してよい。手の合う岩田騎手に戻ってすんなりハナなら残る。
◯テーオーパスワード
デビュー戦のラスト12.3-12.1が秀逸だった。新馬勝ち直後の2戦目で3歳ダートOPを勝てる馬はそういないし、ケンタッキーダービー5着も並大抵の馬にはできない。前走は長期休養明けで敗戦やむなし。2戦目の上積みで変わる。
◆中山11
【予想の方向性】
これまた逃げ馬がいない。内枠からエリダヌス、マイネルニコラス、コスモブッドレアのビッグレッド軍団が主導権を握ってスローペースに落とすか。中~内枠の先行馬を狙う。
◎マイネルニコラス
昨年4月の府中市市制施行70周年記念ではトーセンリョウ、ドクタードリトル、マイネルモーントら好メンバー相手に5着と善戦。このクラスでもノーチャンスではない。
前走は終始外目を回るロスがあっての0.5秒差。最近は押してもポジションが取れないので距離延長はいい。ハンデ戦でスローペースの好位につければしぶとく粘り込める。
◯コスモブッドレア
いかにも「コスモっぽい」馬で東京の切れ味勝負はまるで合わない。そんな中でも甲斐路Sでトーセンリョウ(中日新聞杯4着)、マイネルエンペラー(日経新春杯3着)に次ぐ3着と力のあるところを見せた。中山で反撃。
◆小倉12
【予想の方向性】
イリスレーンがハナ主張。オリーボーレンやフォルテフィオーレも逃げ経験はあるが、初角まで近い1800mなら枠なりにイリスの逃げだろう。ミドル~ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎イリスレーン
4走前は1000m通過57.6秒のハイペース逃げで3着に残った。スピードに任せた逃げを打って惰性での粘り込みを図るキャラで、開幕週小倉芝1800mの内枠という条件は絶好に近い。前走の高湯温泉特別で負けた相手も出てくるが、今回は鞍上替わらずに◇2キロ減が効く。勝負付けは終わっていない。
◯コスモレオナルド
4走前にはハヤテノフクノスケ(現3勝クラス)の2着、2走前にはホウオウムサシ(→先日3勝クラスで3着)の2着。前走の勝ち馬ナムラエイハブもその後2勝クラスを勝った。近走は強い馬に阻まれているだけ。順番。
◆中京12
【予想の方向性】
中京芝は内外フラットとする。逃げ馬不在でバガンが行きそうだが、これも逃げたのは2走前(1000m通過62.0秒)だけ。速い流れは考えにくい。スローペース想定。前を狙う。
◎プリズマジコ
新潟の上がり勝負だとキレ負けするキズナ牡馬。2走前は適性外でジリジリとしか伸びなかった。前走はスタートが決まって先行したはよかったが、スワンS当日の外有利馬場に泣いて0.4秒差5着。収穫はあった。同じことをすれば今回は足りる。なんならハナに行くつもりで乗ってほしい。
◯ローザサンリヴァル
未勝利の勝ち方、2走前の内容を見ても、切れないので自分からどんどん動いていく必要がある。逆に前走はイン後方で待たされて強みを出せずに終わった。いつでも動ける少頭数の外枠に替わるのは加点ポイント。