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【大井競馬】アングレカム特別と当日他レースの予想

1月17日の大井競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

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※買い目は基本的に◎-◯のワイド

木曜は4打数3安打で大勝利。左回り起用にずっと疑義を呈してきたティアラフォーカスをビシっとお金にできて気持ちよかった。いい日だね。過去走1レース単位の分析ではなく、マクロで個体を把握できているとこういう当たりがある。

開催プラスは確定し、あとはリードが縮まるか広がるかの最終日。頑張りましょう。

◆大井9

【予想の方向性】
馬場は内外フラット。逃げ候補はルーラーオブダートとルメビーンズくらいでややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。

◎アントレゾール
B3でクラスの壁に当たった形だが、3走前は内有利馬場でも4角大外から追い上げる脚が目立っていたし、前走も内有利馬場の外目先行で6着と絶望的な負け方ではない。降級で巻き返す。

◯フレイムソード
佐賀で7連勝ののち重賞3着。九州大賞典で先着した相手にはJRA1勝クラスで2着7回のクロスザルビコンや元南関A2のラストストーリーなどがいるわけで、低く見積もっても南関B級相当の力がある計算。C1に混ざれば格上。

ルーラーオブダートは前走がイン有利の馬場を利用した勝利。今回は下げる。

◆大井10

【予想の方向性】
逃げ候補はティーズアペックスとグンジンの2頭。それにコーゲンシルバー、シャルマンジャン、エスプリリチャードが続く。激しいハナ争いはないと思うが、ティーズはこの距離だと序盤突っ込み気味に入ってラスト甘くなる。差しも届く流れを作ってしまうと読む。

◎ブラックアピス
かつて浦和所属時にはB3で好走、道営ではA級で結果を残してきた。C1なら能力は足りる。キックバックを受けると進まない弱点を抱えており、(馬群に入れざるを得ない)内有利馬場の前走はどうしようもなかった。参考外。外回りの1400m替わりは好感で、外目の枠を引き、変なトラックバイアスもなく、何より少頭数なのが嬉しい。直線で大外に出せば伸びてくる。

◯エスプリリチャード
パワースポットやバンドオンザランの弟という良血。3歳4月のデビュー戦で既に同日B3より速い1:26.1を叩き出すなど当初から素質の高さを見せてきた。1400m【5-0-1-1】に対し、マイル以上は3戦して全て4着以下。現状はこの距離が上限らしい。短縮で。

◆大井11

【予想の方向性】
内からタルマファイトとアフロキングが先手主張。その2頭以外は特に逃げたい馬もいない。ややスローペース想定。前目につけられる馬を狙う。

◎ライヴクラッカー
B3で3度の馬券絡みがあり、C1降級で有利な力関係に替わる。追ってジリジリとしか伸びず、しぶとさを生かしたい馬で、内枠から出遅れた前走は全く強みを出せないまま終わった。ノーカウント。ゲートを決めて前でゴリゴリやってほしい。

◯コスモソンジュ
昨秋から成績が高値安定。前走は内有利馬場の外を回って0.4秒差3着とまずまずの内容で走った。昨年8月にはアフロキングに完敗しているが、当時よりポジションをとれるようになったし、今回はアフロが5ヶ月休明け。その点でこちらを上に評価した。

◆大井12

【予想の方向性】
内枠勢はほとんど差し追い込み型で、逃げ候補はバーストオブカラーとグロリアスライン。それに続くのもアチェロイス、アジアジェニファー、ベンハーくらい。全体的に前が手薄でややスロー想定。前に行ける馬を狙う。

◎アジアジェニファー
休養前に対戦したティーズエナジー、シスターアクトはその後B3で好走した。それをモノサシにすればC2はあっさり勝てても不思議ない。前走は休み明け-35キロと大きく馬体を減らしていた上に出遅れ。直線はジワジワ盛り返したところで前が塞がりブレーキをかける場面があった。大敗も仕方ない。

中1週の続戦で馬体が完全に戻るとは思わないし、100%のパフォーマンスが発揮できるかは何とも言えないが、ゲートさえ決まれば少なくとも前走よりは遥かにマシな結果が出ると思う。

◯クリティカルヒット
アメリカンファラオの外枠。転入初戦の2走前が4角で外からねじ伏せるように動いて着差以上の勝ちっぷりだった。前走も内有利の馬場で外々を回り、逃げてバイアス恩恵大の勝ち馬グロリアスラインと0.1秒差。能力が高い。12番枠なら揉まれる心配もない。存分に力任せの競馬をしてくれればOK。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。単勝&ワイド。攻めて勝つ。