『競馬で勝つ方法』の考察 noteにて発売中!

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察

「馬券ゲームの構造」に「買うべき馬の定義」、同じ予想力でも勝ちやすさに差が付く「ベット戦略」の話など、『競馬で勝つ方法』を徹底考察した記事をnoteにて公開しました。2万3000字オーバーの大作、価格は1500円です。「馬券で勝ちたい」「収支を改善したい」という方はぜひご覧ください。

内容一覧

はじめに

1.前提編

1-1◆95%の人が負ける「馬券」ゲームの厳しさ

1-2◆対戦相手は誰?

1-3◆期待値とオッズの基本

1-4◆我々が意思決定できることは4つ

1-5◆「投資の神様」ウォーレン・バフェットの教え

1-6◆本命党と穴党はどっちが有利か

1-7◆競馬予想・回顧に登場する評価軸(ベクトル)

2.実戦編

2-1◆「勝ちそうな馬」と「買うべき馬」は根本的に違う

2-2◆「買うべき馬」をどう探すか

2-3◆頻出の穴パターン「昔話」「負け強」「初物」

2-4◆競走馬の個性バリエーション

2-5◆コンセプトは大事だが、もっと大事なこと

2-6◆「点数は絞るべき」と主張するワケ

2-7◆買い方が決まれば参加するレースも決まる

2-8◆勝率を上げるベット戦略「4分類法」

2-9◆買わない勇気とブレないメンタル

3.補足編

3-1◆ユニークな「予想理論」の甘言に惑わされるな

3-2◆調教やパドックは無視なのか?

3-3◆便利なサブスクサービス、予想ツール

3-4◆targetを競馬新聞の代わりに使う方法

3-5◆「時間」という大事なリソース

3-6◆UMACAスマートで少しだけ得しよう

3-7◆AI予想の隆盛で人間は勝てなくなる?

おわりに

冒頭部の試し読み

「年間回収率100%を超えたい!」
「馬券の勝ちで生活していきたい!」

競馬好きなら1度はこんなことを考えたことがあるだろう。わたしは5万回考えた。「自分ならできる」という謎の自信も持っていた。

身の上話で恐縮だが、わたしは子どもの頃から勉強だけは得意な小賢しいクソガキだった。大学に入った頃は自分を才気煥発の切れ者だと思っていて「競馬なんかちょっと研究すれば簡単に勝てるだろう」と考えていた。

まあ残念ながらそんなことはなかった。

馬券はまるで当たらずPAT残高が直滑降で減っていくし、競艇や競輪をかじってみてもなおのこと手応えなし。ジャグラーは待てど暮らせどペカりもせず、麻雀(はギャンブルじゃないが)も仲間内で最弱。成人してすぐに自分には博才も天佑もないことを痛感したのである。

それから数年。他のギャンブルはやらなくなったが、しかし競馬だけはこうして続けている。

偏愛と諦めの悪さだけを頼りに、馬券で勝つための策を講じ、色々仮説を立てて試行錯誤してきた。その甲斐あって「常勝」の域に達した……とは言えないが、恒常的な馬券購入者として中~上位の腕前は身に着けたと思う。

本稿では2024年12月時点でのわたしが考える「博才ゼロから競馬で勝つ方法」についてアウトプットする。ギャンブルの神に愛されなかった者なりの最善の戦い方。それを言語化したい。

最初はまず「馬券ゲーム」の構造や統計などの大前提を整理する。続いて「どういう馬を買うべきか」という予想の根幹部を解説し、地味だが侮れないベット戦略や立ち回りにも触れる。最後に補足編として巷にあふれる予想ファクターについての見解や、実際に使っているツールの話などを書く。

有料記事に抵抗のある方向けに軽くセールストークを。仮に土日の東西メインレースを1000円ずつ毎週買うとすると、馬券購入額は年間で4000円×50週=20万円になる。もしこの記事を読んで回収率がわずか「1%」でも改善すれば、2000円は軽くペイする計算だ。そう考えると安いものだと思うが、いかがだろう?

前置きはこのくらいにして本題に移ろう。なお、内容の一部は過去に『競馬ナイト』や『競馬ナイト+(主に24年7月号)』で書いたものと重なります。購入前にご了承ください。また、馬券の購入とその結果はあくまでも自己責任、ノークレームでお願いします。

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続きはnoteで