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【中央競馬】ジューンSと当日他レースの予想

参加予定レース

『競馬ナイト+』6月号発売中! 6月の競馬をひも解くデータあります

東京7、京都8、東京9、京都10、東京10、京都11、東京11、東京12

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

金曜もヒットが出ないまま終戦。メインの◎タイガーチャージ4番人気1着をまたも仕留め損ね、悪い流れを脱出できずに終わってしまった。あ~、無念。ど不調です。

辛抱の時間はもうちょっとだけ続くんじゃ、という感じで土曜中央へ。函館が始まりますね。初日は一旦触らず、馬場次第で日曜からログインします。まずは東京と京都に集中。

◆東京7

◎ハリケーンリッジ
先行馬がキトゥンズマーチとメイショウヨゾラの2頭しかおらず、前に行きそうな馬を重視したい。騎手も含めるとコレか。

2走前はスローペースをシンガリに構えて、直線そこそこ脚を使いながらも前が遠すぎた。前走もマイル戦で1000m通過62.6秒のドスロー前残り。展開が向かなかった。乗り難しさがあるようで、騎乗時【1-1-1-0】のルメール戻りは嬉しい材料。

◯ガルサブランカ
チューリップ賞は初の関西遠征で馬体重マイナス10キロ。8着と振るわなかったが、ある程度仕方のない部分はある。自己条件で東京戻り。スローならめっぽう切れるのはデビューから2戦で証明済み。反撃に期待。

◆京都8

◎プレッジ
10頭立てで先行馬ばかりのメンバー構成だが、今の京都ダートはハイペースになっても外差しには厳しく、イン溜め勢が台頭してくる印象。そこに沿う馬を。

前走は対牡馬で相手もそれなりに揃った2勝クラス。早め先頭から見せ場十分の6着なら悪くない。牝馬限定戦に替わって相手緩和。どちらかといえば叩き良化型の戦績をしており、使った上積みもあるはず。

◯テンカジョウ
前走はやや速めのペースで前が止まってくれたとはいえ、牡馬相手にキッチリ差し切り。勝ち時計1:52.2は同日最終の古馬2勝クラスより0.3秒速かった。昇級は問題にならない。

◆東京9

◎ヴルカーノ
これもこれで前が手薄。コスモスプモーニと2頭で先行してラクな展開になる。左回りの芝1600mでは【2-4-8-7】と好走率が高く、現級でも4度の馬券絡み。前走はスタート直後に躓いたのが全てで無視できる。ゲートが決まれば変わる。

◯ファビュラススター
新馬戦はマイルでダノンデサイルを破り、レースラップはラスト11.1-11.2を記録した。2戦目でコスモキュランダを破って好タイム勝ち。ただ、同時に右回り不安を露呈した。プリンシパルSは折り合いつかず。現状は左回りの1600mがベストで、この条件替わりは非常に楽しみ。

◆京都10

◎シゲルソロソロ
控える形での実績がない先行馬が外に揃った。自然にペースは流れ、この頭数なら差しが利きやすい競馬になる。

1400mでは5戦して全て上がり最速という典型的な追い込みタイプで、多頭数の最内枠だった前走に比べれば圧倒的に差しやすいレース条件となる。今回も自分の競馬に徹するだけ。

◯テイエムリステット
ダートで3戦2勝。前走はテン34.0秒のハイペースを先行し、カトレアS4着馬スターターンを4馬身離しての勝利。勝ち時計1:23.5は前日古馬2勝クラスより1.1秒も速いものだった。未勝利を勝った時はイン3から抜け出す形もクリアしており、内枠に不安がないのも大きなポイント。

◆東京10

◎ショウナンカブト
平時以上に外枠を重視したい今の東京ダ1600m。とはいえ逃げ候補も少なく、位置がとれない馬は厳しいか。

2走前はかなりペースが遅かったとはいえ、先日OPでも好走したタマモロックと0.2秒差。前走は出負け気味のスタートから押して逃げ、1000m通過61.2秒と苦しい展開になった。短縮ですんなり好位をとれれば。

◯グラウンドビート
初ダートとなったレースで8馬身差の圧勝。当時の2着馬クーアフュルストもその後1勝クラスを5馬身差で突破しており、地力は証明済み。

◆京都11

◎テンノメッセージ
京都芝は先週Cコース替わりながら普通に外が伸びた。ワンターンの外回りなら外枠を優先したい。また、逃げ候補が初芝のインヒズアイス、400m短縮のウイン、最近は差しに回しているハギノくらい。外前の競馬になりそう。

3走前はコントラポスト、サイルーンに次ぐ3着を確保し、前走はスローペースを上がり33.1秒の脚できっちり差し切った。ちなみに当地で1勝クラスを勝ったときは同日2勝クラス(ニホンピロキーフ)より0.4秒速い勝ち時計。京都適性も高い。

◯ジュンブロッサム
ワンターンのマイル、良馬場なら32秒台の脚が安定して使える馬。ポテンシャルは重賞級。前走は道悪不向き、トップハンデ、メンバーレベル高い一戦でも0.3秒差。この相手なら一枚上手。

◆東京11

◎エイカイマッケンロ
ハナは恐らくシーウィザードかと思うが、近2走は1000m通過63秒台という馬で、別に逃げにこだわるタイプでもない。スロー濃厚とみて前に寄せる。

東京芝2400mは三度使い、シルブロンの2着とワープスピードの2着がある。左回りの2200~2400mがベストで、距離延長は歓迎。ゲートがたまに怪しいのでそこだけ注意してほしい。

◯ハーツコンチェルト
青葉賞2着、日本ダービーはタイム差なし3着。いくら世代レベルがどうこうといっても3勝クラスなら力が上。前走は1000m通過63.3秒、ラスト4F45.3秒のドスローでシンプル前残りを差し損ねただけ。同じ轍は踏まない。

◆東京12

◎キタノソワレ
新馬戦で負かした2~4着馬はその後勝ち上がり。3着馬が既に2勝を挙げている。地力はある。ここ2走は単純に前が遠すぎた。古馬の混じる時期に替わって相手緩和。射程に入れながら運べれば。

◯アルジェンタージョ
3走前はエストレヤデベレンとカピリナ、2走前はヴァンドームと相手が悪すぎた。前走も進路を探しながら伸びて勝ちに等しいクビ+クビ+アタマ差の4着。順当に走れば。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。単勝&ワイド。攻めて勝つ。