京都8、東京8、京都9、東京9、京都10、新潟11、京都11、東京11
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
土曜は8打数1安打で負け。コブラの単勝とか、フルングニルが出遅れた時は「もらった!」と思ったんだけどなあ。
ファーヴェントはまた不利を受けとる。持ってないというかなんというか。勝ったジューンテイクはその事象も含めて全てが絶好で、正直ダービーでどうこうという感じはないかな。ダノンエアズロックはアイビーSと同じだけ走ればこのくらいはお手の物。軽度とはいえ骨折明けで、さすがに完調手前かと疑っていた。モレイラは本番コレかもね。
さて日曜はNHKマイルC。例年は外差しでとっていいレースだし、先週までは外差しっぽい馬場だったんだが……。土曜の芝を見て方針を改めました。難しいね。
◎シンヨモギネス
サンデーファンデーやエクセスリターンといった現OP馬の2着になってきた馬。後方一辺倒なぶん勝ち切れないが、能力的には明確に現級上位のものがある。
前走は2勝クラスの好走馬と下級で強い勝ち方をしてきた昇級馬が相まみえたハイレベル戦で、前も止まってくれず。差し有利コースの京都ダ1900mに替わって外枠ゲット。大幅に条件が好転する。
◯ディープリボーン
前走は中京ダートの16番という不利な枠から外3を回って2着。勝ったメイショウコガシラが次走3勝クラスでも2着に入った点を含めて、早々に現級へのメドを立てた
◎アヴニールドブリエ
このコースを使った4走前も2走前も出走馬のその後が目覚ましいハイレベル戦。相手が悪かっただけで、自身も速い時計と上がりをマークしている。
前走は中山芝1800mの最内枠で痛恨の出遅れ。前後半50.6-46.5で4.1秒後傾なので差せるわけがない。よく4着まで来ましたよ。東京替わりで少頭数ならさすがに連までは。
◯ハギノアルデバラン
3歳以降、馬券圏内を外したのは道悪だった2走前だけ。前走で33秒台前半の上がりも使えることが判明し、死角が消えた。東京芝2000mの最内枠で川田。ソツなく位置をとって持ってくるでしょう。馬連で。
人気を分け合うであろうソワドリヨンは中山や福島ばかり使われていて、好走時はレース上がり35秒台後半~36秒台。東京の少頭数だといかにもキレ負けしそう。ロードプレイヤーは脚質的にも鞍上的にも、のんびり後方に下げて大外一気狙い。先週までの芝ならそれでよかったと思うんだけど……。
◎シホノスペランツァ
2走前の関門橋Sは勝ち馬が次走でGⅡ・3着、3-4着馬が次走でワンツーを決めているハイレベル戦。前走は格上挑戦で展開も向かない中、後方から上がり33.8秒の脚を使って善戦してはいる。
自己条件に戻って直線の長い2400m戦はベストに近い条件。内目の枠を引けたのも好材料。
◯ケイアイサンデラ
2走前この条件で1000m通過58.2秒のハイペース大逃げを打って2着。その勝ち馬ゴールデンスナップはその後3勝クラス2着、阪神大賞典5着など活躍している。今回人気を分け合うジューンアヲニヨシも2度破っており、ハナさえ切れれば持ち前のしぶとさで残る。
◎ラケマーダ
未勝利勝ちが京都内回りのマイルで1:32.7を叩き出しての5馬身差V。2勝クラスは距離が若干長い1800mを能力で押し切った感じだった。
3走前は道悪が合わず、2走前は距離が適性外。前走は一見すると中山で逃げて3着に残った平凡なレースに見えるが、1-2着サイルーンとコントラポストは今後重賞でも好勝負していくであろう素質馬であり、勝ち時計は翌週のダービー卿CTと同じというものだった。今回は楽なペースの逃げか外2が叶いそうで展開利も見込める。
◯カナテープ
4走前にラスト10.9-10.9を計時するなど、ポテンシャルは高い。左回りの速い馬場ならすぐに勝ち上がれる。モレイラ起用で内枠。鬼に金棒。
◎スパークリシャール
2走前は2番手追走から楽な手応えで先頭に立ったが、その後はあからさまに頭を上げてヤメていた。着差以上に余裕はあった。ニュージーランドTは1~6着まで1~4枠の馬がごっそり占める内枠競馬であり、8枠15番からの凡走は仕方のないところ。一見して先行馬の多いレースだが、ベアポルックス以外はそこまで速くないので、意外と労せず好位を確保できそう。
◯オメガウインク
赤松賞では対ステレンボッシュ0.2秒差。春菜賞で破ったクランフォードはその後1勝クラスを圧勝している。フィリーズレビューは大外枠の不利があっての5着。相手緩和で枠もいい。
【予想の方向性】
内枠◇◇◇◆◇外枠
先行◇◇◇◆◇差し
スピ◇◇◇◆◇スタ
今開催の新潟芝はそもそも見た目が悪い。ちょっと馬場の状態がよろしくなさそう。実際に決着も外偏重で、外回りの2000mならシンプルに外枠有利でしょう。
◎マイネルクリソーラ
中山金杯はCコース初週で内有利の競馬だったが、15番枠から3着に善戦。ハンデGⅢなら十分戦える力を示した。
中山記念は2回開幕週の毎年恒例イン前競馬で13番枠から後方待機、直線は内から20車線目くらいを走る特大のロスが響いて5着まで。むしろ強い。条件戦時代に東京でも結果を出していて、ワンターンも左回りも別に悪くない。枠も展開も多少時計のかかる馬場もマッチする。
◯キングズパレス
条件戦時代にシュトルーヴェやチャックネイトと接戦しており、昇級しても能力は普通に足りる。前々走は外差し馬場で、結果的に動くのが早かった。2000mは【2-3-0-0】の得意距離。本質的には広いコースの方が競馬もしやすいタイプ。条件ヨシ。
ヨーホーレイクはぶっつけだった金鯱賞からいきなり好走。能力健在をまざまざと見せつけた。が、今回は59キロのハンデで再内枠。あまり条件としてよろしくない。
レーベンスティールはソールオリエンスに伍するくらいの力があって、香港ヴァーズは調整失敗によるものなので度外視可能。素直にこれを買ってもいいんだけど……。やはり現4歳牡馬どうなん、という話が拭えないので別の方策を探りました。
◎ジャスパージャック
かなり手薄なメンバー構成。1年半前のリステッド勝ちが最後の好走だが、ここに混じればチャンスもあるのでは。
前走はテン33.0秒の先行でペースが厳しかった。逆に今回は自分以外に(1200mの)先行馬がほぼいないので、おそらくハナが切れる。逃げれば変わるタイプの戦績だし、今の京都芝は高速で内が有利。楽逃げなら粘り込めていい。
◯サンライズオネスト
ゲートが不安定でアテにならないが、モルガナイトSは露骨なまでの内枠決着に大外追い込みでよく2着まで来た。もう少し前で運べれば安心だが、そうでなくても圏内確保はしてくれると思う。
【予想の方向性】
内枠◇◇◆◇◇外枠
先行◇◇◇◆◇差し
スピ◇◆◇◇◇スタ
例年なら外枠差しを買うレースだが、今年はどうも勝手が違うか。土曜の東京芝はイン優勢で、先週までのように外が伸びなかった。枠に関してはフラットに考えたい。
◎ディスペランツァ
2歳時は2000m路線を歩んでややパンチを欠いたが、1600mに転じて完全に覚醒。ここ2走も展開はむしろ不利で、スローを無理やり差し切る価値の高い勝利だった。
2走前の1:33.4、上がり33.1秒はジュエラーやハープスターの桜花賞みたいな数字だし、アーリントンCで見せた上がり32.4秒での勝利は「JRA重賞」「1600m以上」「新潟以外」という条件下だとラブリーデイ、ディアドラ、ダノンプレミアム、サートゥルナーリアとこの馬しか踏み入れていない領域。GⅠを勝つだけの資格は有している。
鮫島駿は初GⅠのチャンスが思わぬ形で巡ってきた。まさに人間万事塞翁が馬。ジャンタルマンタルを降ろされ、ボンドガールに乗れるはずだった桜花賞は除外。ここでその2頭を相手に有力馬で挑む。やれるぞ。
◯アスコリピチェーノ
桜花賞は4角でやや膨れ、そこをモレイラに上手く弾き出されてしまっての2着。阪神JFがレースレコードで1:32.6に対し、翌週同コースの朝日杯FSが1:33.8だから、オッズも枠も大差ないならジャンタルマンタルよりこちらを優先させるのが道理でしょう。
それにしても、今年は目移りするようないいメンバー。ジャンタルマンタルも2000mのハイペースを先行してからの短縮はどう考えてもいいし、ゴンバデカーブースも順調さこそ欠いたがサウジアラビアRCの時計と勝ちっぷりはなかなか偉い。ボンドガールは新馬戦が超S級。このあたりはどれも甲乙つけがたい。
例年通りの外偏重なら買おうと思っていたのがシュトラウス。ファルコンSは直線どん詰まっていたのでね。進路があれば勝ち負けに加わっていた。東スポ杯でモレイラがなんとか我慢させたのもあったし、個人的には世間で言われているほどアンコントローラブルではないと思っている。最初から抑えにかかればギリギリ耐えられるくらいの折り合い難。前が飛ばせば一発ある。
ロジリオンも前走は詰まった。チャンネルトンネルも前走は負けたとはいえタイム差なし、自身の上がり32.5秒と悪くない。買いたい馬がたくさんで困っちゃうね。