『競馬ナイト+』11月号発売中!
東京8、東京9、東京10、京都10、福島11、東京11、京都11、京都12
※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド
土曜は8打数3安打でやや負け。ガロンヌ、サトミノキラリ、レッドシュヴェルトがみんな詰まった奥多摩Sは覚えておきたい。武蔵野Sはエンペラーワケアが想像以上に強かったな。延長でテン33.8秒を5番手追走して押し切っちゃうんだから。参りました。で、これが1:36.0ならウィンドフォール(1:36.3)もやっぱり強いと判断してよかろう。ナルカミ含め、色々今後につながる一日だったかな。
明日はエリザベス女王杯。京都芝は荒れてるんだけど、硬く作って内も全くダメではない状態に。難敵ですね。
【予想の方向性】
東京芝は内外ほぼフラット。逃げ馬がいないメンバーで、候補もタガノチュールかメタルスパークくらい。スローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎カニキュル
2走前三浦特別の勝ち時計1:45.3が優秀。東京芝1800mだと基本的に3勝クラス以上でしか見かけないタイムで、1勝クラスとしては史上最速だった。当時の3着馬は既に2勝クラスも勝ち、レースレベルの高さを裏付けている。ローズSはスローペースのイン中団で終始折り合いに苦労し、直線もいまひとつ弾け切れなかった。関東圏の1800mで見直す。
◯ヴァイザーブリック
芝1800mでは4戦全て連対。2走前は勝ち馬がアーリントンC3着のチャンネルトンネルだったので仕方ない。先行力という意味でこの相手なら計算が立つ。
【予想の方向性】
東京ダートはフラット~やや内有利。これも逃げ馬不在だが、揉まれたくないスプラウティングが内枠ならハナ主張か。続くのはエストレヤデベレン、コンクイスタくらいでスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎エストレヤデベレン
2走前の清里特別は外伸び馬場とハイペースが重なって差し有利な競馬になったが、2番手から押し切る強い勝ち方だった。前走は直線追い出すと左にモタれて不完全燃焼の負け。今回は片側チーク着用とのことで、改善されれば順当に浮上してくる。
◯スプラウティング
5走前には速めの流れを先行して対サンライズフレイムのタイム差なし2着があり、現級でも能力自体は通用する。が、いかんせん砂被り×で乗り難しく、近走は競馬になっていない。単騎で行ける形ならもっと走るはず。
【予想の方向性】
これまた逃げ馬がおらず、ニューステソーロかフェステスバントあたりがハナ候補。どちらも飛ばしていくタイプではなくスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎ロジシルバー
2走前の新潟日報賞は勝ち馬シンティレーションが府中牝馬S2着、ほか2,4,5,10,11着馬が次走Vという非常にレベルの高いメンバー構成であった。その3着には価値がある。前走は1000m通過62.8秒からレース上がり33.9秒の瞬発力勝負でキレ負けした。敗因は鞍上も分かってるはずなので、溜めすぎずに乗ってくれれば。
◯カナテープ
東京では【3-3-1-0】。特にtvk賞を勝った時のラスト11.2-10.9-10.9というレースラップが目を引く。3走前は前残りを捕まえきれず、2走前はハイレベル戦、前走は1400mのハイペースで対応に苦慮した。久々に本領発揮できる1800m。そろそろ。
【予想の方向性】
京都ダートは内外フラット。総じて先行馬が多く、チュウワハート、ラップスター、レアンダー、リューデスハイム、マーブルロックと逃げ候補もズラリ。ハイペース想定。差し馬を狙う。
◎オメガタキシード
前走時に書いたが、母パーティードレスは現役時代1400mがベストでギリギリ1600mまで守備範囲という馬。さすがに2100mはちょっと長かったと思う。得意距離に戻って。
◯ボールドゾーン
デビューから6戦全て馬券圏内をキープ。3走前は1年の長期休養明けで2着を確保し、2走前はハビレの2着。前走は素質馬アピーリングルックを3馬身差で完封し、走破時計1:34.6は同日古馬OPと0.4秒差だった。強い。昇級でも。
【予想の方向性】
福島芝はフラット~やや内有利。ベラジオソノダラブ、ウインシュクランの逃げ争いで、ほかにもエンパイアウエスト、フライライクバード、ギャラクシーナイト、ショウナンマグマ、シリウスコルトなど先行馬が多い。福島芝2000mは初角まで長いうえに、1コーナーを過ぎても若干の下り坂。それも含めややハイペースと想定する。中~内枠の差し馬を狙う。
◎ドクタードリトル
3走前はスローペースの完全なる前残りで参考外。2走前には現OPワイドエンペラーを3馬身差で破ってOP入りし、前走はやや内有利馬場の大外を回ってGⅡで0.3秒差の6着と健闘した。相手緩和で。
◯ダンディズム
レース上がりがかかればかかるほど嬉しい、典型的なタフ差しの馬。新潟大賞典と目黒記念はそもそも適性外、七夕賞はハイペースで前受けが裏目、前走は高速馬場のスローペースでやはりキレを問われてしまった。低速上がりになりやすい福島芝2000mはこの馬にとってほぼベストといっていいコース。巻き返す。
【予想の方向性】
逃げ候補はオーキッドロマンスとマスクオールウィンの2頭。ただマスクは番手でも大丈夫な馬で、枠なりにすぐ決着はつくだろう。ミドル~ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎オーキッドロマンス
左回りの1400mでは【1-2-1-1】で京王杯2歳S3着、クロッカスS2着、ファルコンS2着の実績がある。クロッカスSの勝ち馬ロジリオンは後に富士S3着、ファルコンSの勝ち馬ダノンマッキンリーもスワンSを勝つなど、戦ってきた相手も強い。2走前は距離不適、前走はハイペースが厳しかったもの。もう少し楽に逃げれば残る。
◯シャドウフューリー
条件戦時代は馬場や展開に逆行しながらも、地力でなんとか連まで来るレースが目立った。芝1400mで【3-3-1-1】とほぼ崩れていない。前走もラスト11.5-11.3の加速ラップを差し切っており、OPでも即通用する。
◎コスタボニータ
◯レガレイラ
予想の詳細、全頭評価はnoteに記載しました。久々にGⅠでここまでの大穴に◎打った。単はともかく、3着内は全然あると思うんだけどね。
【予想の方向性】
京都芝はやや外有利。最内のウルトラソニックはテンが速く、外からルーキー起用のフルメタルボディーが絡んでいけば余計に速くなる。ややハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎シンプリーオーサム
レース上がり34.7秒以下のレースで【0-0-3-3】に対し、同34.8秒以上で【2-2-0-1】という戦績。自分の使える上がりはせいぜい34秒台前半までで、それ以上のキレが問われるとツラい。そしてここ3走はレース上がり34.0秒、34.0秒、33.9秒と苦手なパターンが続く中で善戦してきた。前が飛ばしてくれそうなメンバーで変わり身に期待。
◯リチャードバローズ
デビューからしばらくマイル以上を使われて勝ち切れなかったが、初の1200mで即勝ち上がり。1400m以下【2-1-1-0】と短い距離では安定している。前走の勝ち馬ソンシは続く3勝クラスも楽勝した馬で、これは相手が強かった。こちらも現級では力が上。